ヤフオク [ルール改定] 送料の明記と算出

いろいろな現状の問題から。

たとえば、
1円で落札されて、
送料をかなり高く落札者に請求する。
結果送料で利益をあげていることになる。

たとえば、
出品者への落札手数料は
落札商品価格に対してのロイヤリティ徴収で、
送料は含まれない。

よって冒頭のような悪知恵が働く元凶にもなっている。

 

3月からヤフオクルールが一部改定される。

公式案内 → ご利用にあたっての注意改定のお知らせ

 

フェアな取引を増やすために
落札代金や送料以外に、
梱包料や手数料など別途請求を禁止。

送料に関しても
「運賃相当額を上回らない金額」での請求がルール付け。

送料についてヤフオク側から送料の証明を示す書類の提出を
求められる事もあるという。

商品ページに送料を明記すること。
宅配便であればエリアごとの送料など。

 

まっとうにやっていればいいのだ。
ある意味新規利用者も増えているということなのか?
この手のトラブルが増えているのか?

いろんな現状を考慮して対策に乗り出したのだろう。

 

以下、ヤフオクルール改定の全文およびQ&Aを貼付。

 

ご利用にあたっての注意改定のお知らせ

いつもヤフオク!をご利用いただき誠にありがとうございます。

過日お知らせいたしておりました、送料のフェアな表示・請求を目指すことをはじめとした「ご利用にあたっての注意」の改定内容および改定日につきまして、以下のとおり決定いたしましたので、ご案内申し上げます。

ヤフオク!の全てのお客様により安心してご利用いただけるよう、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

■「ご利用にあたっての注意」の改定日
2015年3月3日(火)
※ 当初の改定予定から変更しております

■「ご利用にあたっての注意」の改定内容
出品にあたっての禁止行為を以下のとおり改訂いたします。

—————————————-
【現行ルール】
● 商品の販売、落札価格に加えて輸送料や手数料などの名目で、社会通念上不適切な金額を追加費用として落札者に求めることを禁止します。

【改定ルール】
● 以下の料金以外の料金(システム利用料、消費税、梱包料、手数料、その他等の名目を問いません)を落札者に求めることを禁止します。
(1) 落札代金
(2) 送料
(3) 返品・交換する際の送料および返金手数料
(4) 不動産および二輪を含む自動車車体のみ、取得にかかる諸費用および税などの法定費用
落札代金以外の上記の料金は、商品説明に明記してください。

● 送料について、以下に反する行為を禁止します。
・ 落札者に対して落札価格とは別に送料を請求する場合は、あらかじめ商品説明で送料の額を明示してください。商品を運送業者等へ持ち込むまで実際の送料が判明しない場合は、その旨と運送業者等の運賃表等を参考に目安となる送料の額を示してください。

・ 送料を請求する場合は、以下の範囲内の金額としてください。
(1) 運送業者に委託する場合、運賃および代金引換手数料、速達、書留、冷凍、冷蔵等の運送業者に支払うオプションサービスの手数料の実費のみ。代金引換手数料や、運送業者に支払うオプションサービスの手数料を送料に含む場合は、その旨と含まれる料金の名目および内訳の金額を商品説明に明記してください。
(2) 自らお客様の元へ配送する場合および物流代行業者等に業務委託する場合、運送業者に委託した場合の運賃相当額を上回らない金額

・ 運送業者に委託する場合、送料が運送業者等へ支払う運賃等の実費額以内であることが確認できるよう、利用予定の運送業者名や配送サービス名等を明示してください。

・ 落札者が、商品説明であらかじめ明示した配送方法や梱包方法以外の方法を希望する場合は、上記の限りではありません。

・ 送料について当社が要求する場合、配送伝票や領収書、または運送業者や物流代行業者等との契約書の写し等、送料の表示が本ルールに基いて適切あることを客観的に説明できる資料を遅滞なく提出してください。
—————————————-
※「レンタルの出品に関するルール」の「送料について」も同趣旨の規定を追加いたします。

以上

改定に関するQ&A

Q
落札者が、贈答用など通常に用意している梱包方法とは別の梱包方法を要望した場合でも、別途徴収してはならないのでしょうか?
A
出品者が瑕疵のない標準の梱包方法を用意していて、落札者が贈答用など標準の梱包方法以外の梱包方法を要望される場合は、別途それにかかる梱包費用を徴収しても問題ありません。

Q
落札者が、あらかじめ商品説明等に記載していた配送方法以外の配送方法を要望された場合、突発的な作業が発生するなど送料実費以外に費用がかかりますが、別途徴収してもよいでしょうか?
A
落札者が個別に希望される場合は問題ありません。

Q
現在、梱包の資材費を別途請求していますが、問題ありませんか?
A
別途徴収することは禁止となります。商品を梱包する資材費用はあらかじめ必要となる費用であり、落札価格に含むようにして出品してください。

Q
別のオークションで落札された商品を同梱する場合に手数料がかかりますが、別途徴収しても問題ありませんか?
A
落札者が条件を了承の上で同梱を希望される場合は問題ありません。

Q
送料は一律で設定していますが、問題ありませんか?
A
一律で設定している送料が、個別のオークション毎にかかる実際の送料額以内でなければなりません。

Q
送料は一律で設定しています。出品者が損をする場合もあれば得になる場合もありますが、全体では送料で利益がでるわけではありません。問題ないでしょうか?
A
いいえ、違反になります。
落札者にとっては、出品者側の全体のバランスは個別のオークションおよび取引においては無関係なことから、オークション毎にかかる実際の送料額以内である必要があります。

Q
佐川急便のeコレクトの手数料は送料に含めてよいですか?
A
はい、問題ありません。

Q
自宅では重さを量れないため、運送業者に持ち込むまで実際の送料がわかりません。
A
商品を運送業者等へ持ち込むまで実際の送料が判明しない場合は、商品説明にその旨を明記してください。また、利用予定の運送業者等の運賃表等を参考に目安となる送料の額を表示してください。

Q
物流代行、配送代行業者への委託費用は全て送料とみなして表示、請求して問題ないでしょうか?
A
運送業者に委託した場合の運賃相当額を上回らない額としてください。それ以外の費用は落札金額に含むように出品してください。

Q
送料以外は出品者が負担しなければならないのですか?
A
いいえ、落札金額に含まれるようにあらかじめ出品価格を設定いただくことは可能です。

Q
配送業者に持ち込む際に、持ち込むまでのガソリン代などの費用がかかりますが、その分は送料として問題ありませんか?
A
いいえ、配送業者に持ち込むまでにかかる費用は運送業者に支払う費用ではなく、またあらかじめ必要となる費用ですから、必要な場合はその分を落札価格に含むように出品してください。

Q
同一のオークションで複数個を同じ落札者が落札した場合、送料実費とは別に同梱する手数料を請求しても問題ないでしょうか?
A
同一のオークション内で複数個出品する場合はあらかじめ複数個落札される場合も想定されることから、別に手数料等を請求することはできません。

Q
同一のオークションで複数個を同じ落札者が落札した場合、同梱して発送すると表示していた送料よりも安くなりますが、問題ないでしょうか?
A
落札者に不利益は生じないため問題ありません。