子テーマ、成る

ブログのリニューアルに向けて準備を進めているところ。

そして今まで手を出していなかった
「子テーマ」にいよいよ手をつけることに。

「子テーマ」とは、ワードプレスのなかのテンプレートテーマを独立させ、
wordpressのアップデートや更新のときに、
自分が追加修正したコードをリセットされないようにするためのもの。

これをしておくと、あとはどんだけいじくろうと安心。
やっとちょっとした壁を乗り越えた。

そして、
テーマの母体に影響されている細かいフォントサイズや行間も調整。

本文やサイドバーのテキスト文字、
エントリーサマリーで抽出されるカテゴリーや
アーカイブのときの本文表示まで。

見てくれが気になる質なので、気になったら止まらない。
子テーマを含め、そんな細かい修正には友人が助けてくれた。

仕事終わりのお疲れのなか、連日ほんとにありがとう!

あとは、旧ブログからの記事の引っ越しや細かい調整をしていくのみ。

なんとか11月のリニューアルOPENを目指している!

ウィスキーがお好きでしょ

昨日は友人と会食。
ワインの効き飲みができる料理店。
白ワインのイタリアが個人的にはぴったりハマった。

料理も美味しい。
串も提供しているけれど、そこは焼き鳥屋とはひと味ちがう。
味付けがイタリア料理風。

このイベリコ豚のスペアリブ串がやわらかさと甘みで美味しかった。
はさみでスイスイ切れる。

そしてbarへはしご。
友人の知り合いがしているお店。

なかなかbarとか敷居が高いし、行き慣れてなければドアも叩きづらい。
ちょうどいい機会になった。

雰囲気もよく、落ち着いた大人な嗜み。
こういう「自分だけのお店」を持っておくと、なにかと心強い。

そして会話のなかから
おすすめのカクテルを作ってもらえるのもまたいい。

そうやって「自分だけのカクテル」も見つかるかもしれない。

やっぱり、ウィスキーベースのさっぱり系が好みだったな。
至福の時間です。

bar arc

たまにはこういうリフレッシュ♪
友人とは会話もつきない。

仕事の話、自分が経験していない育児の話など、おもしろい。
そしてなによりも「未来の話」をして楽しめるのがいい。

料理、お酒、会話、いろんなところからいろんな刺激をもらえる
大切なライフワークです。

KYな好き心

「私、K介のお嫁さんになりたい」
ある日突然、まっすぐに言われた。

「うん、わかった」と二つ返事したK介。
Y子は目を大きくして喜んだ。

K介は結婚というものがどういうことなのか
わかっているんだろうか。
Y子のことは好きだし、好きな人同士が結婚するんだし、
じゃあいいかくらいにしか思っていない。

その日から妙にY子の目が鋭い。
他の子と話そうものなら、「何話してたの?」と執拗に聞いてくる。
他の子と遊ぼうものなら、もうもう顔をふくらませ憤慨している。
それが大人数のグループでの遊びであっても。

K介としては、みんな大切だし、みんな楽しい。
それをY子に言うと「だから何?」と一蹴されてしまう。
「私たち結婚の約束したよね?」といつものお札(ふだ)言葉がつづく。

こんなことならそんな契り交わさなければよかった、と
少し後悔しているK介。
でも好きな気持ちは変わらないんだけどなあ、ともK介。

そんな些細なケンカの絶えない二人に。
K介はY子に呼び出された。
「私やっぱりK介とは結婚しない」
ある日突然、これまたまっすぐに。

「うん、わかった」と言うしかないK介。
悲しいともうれしいともわからないこの感情。
あまりの簡単なそっけない即答に、ある意味心外だったのか、
Y子は顔をふくらませたまま走っていった。

一気にY子の後ろ姿は見えなくなる。
そしてK介だけが廊下に一人残された。

その時、チャイムが鳴った。
「下校の時間です。1-2年生はお友達と一緒にみんなで帰りましょう。」

帰り道。
同じ下校グループにK介とY子はいた。

Y子が突然K介のところに近寄ってきて、
帽子の上に葉っぱを乗せてきた。

指をさして笑っている。

K介も負けじと、
道端のありったけの葉っぱたちを小さい両手ですくって、
こぼれないように胸で抱え、駆けていき、ちょっと背伸びをして、
Y子の頭の上からめいっぱい降らせた。

赤や黄色のきれいな彩り、紅葉のシャワー。
二人ともけらけらと笑っている。

明日も明後日も、こんなふうに毎日が楽しかったらいいな。
K介は頭と半ズボンの下しか見えないくらいの、
大きなランドセルをリズミカルに揺らしながら、そう思っている。

Y子もきっとそう思っている。

KYな好き心、KYなお年頃、いつの世代も。

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終わりのスイッチ

「もう終わりにしよう」
ぽつりと彼は言った。

このスイッチを押してしまえばすべてが終わる。
これまでの苦しみからも解放され、重い荷物もなくなる。

すべてをやり直せる。
記憶もリセットされる。
思い残すことも思い出すことも思い苦しむことも、ない。

スリギリはそのスイッチを押した。
そこに迷いがあったのか、躊躇したのかは彼にしかわからない。

キトリアはそのスイッチを押さなかった。
散々悩んだあげく結局押さなかった。
手をぐっと握りしめたまま彼の腕は小刻みに震えている。

時は過ぎ。

スリギリは新しい日々が始まっていた。
あの苦しみからも重い荷物からも解き放たれた自由。
過去なんて振り返る必要もない満ち溢れた今。
こんなに充実した日々は人生初だ!と胸の鼓動を抑えられない。

キトリアは相変わらず苦しみ迷い重い日々が続いていた。
それでも歩き続けるしかない、と言い聞かせる。
あの時あのスイッチを押せばよかったかな、と後悔しているかどうか、
それは彼にしかわからない。

時はさらに過ぎ。

スリギリはスイッチを探していた。
そう、あの「終わりのスイッチ」を。
苦しんでいた、悩み疲れ果ててしまっている。
なんとかすべてを終わらせてリセットできないか。

あの時よりも状況はさらに悪いのではないか。
本人はそのことはわかっていない。
だって記憶もリセットされたのだから、あの時に。

キトリアはというと。
大きくは好転していない、一発逆転とまではいかない。
けれども、少しずつ苦しみも和らぎ、荷物も軽くなっている。
なによりも今ひとすじの光が射しこんでいるようにも感じている。

まだまだ道のりは長い。
それでも歩き続けるしかない、と言い聞かせる。
あの時と同じ台詞を口にしている。

同じ台詞を口にしながらも、あの時ほどその口調は重くない。
そこには秘めたる決意と爽やかさすら感じられる。
彼自身がそのことに気づいているかどうか、それはわからない。

苦しみもがきながらも、重い荷物を背負いながらも、
それでも歩き続けてきたことに意味があったのかもしれない。
過去を振り返ってみて彼は初めてそんな心境にもなる。
そして目の前をまた一歩一歩、歩いていく。

スリギリとキトリアは同じ時代を生きた。
けれども二人が出会うことはなかった。
「終わりのスイッチ」がある時代を生きながらも
それぞれの生き方を彼らは知らない。

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すいません。
しょうもない空想、架空の物語に付き合わせてしまいました。
物書きのまね事です。

まっ、、、そういうことだと思うんですよね。

この物語の登場人物はスリギリ キトリア。
逆から読むとアリトキ リギリス。

– 完 –

 

勝つことと勝ち続けることは違う part.final

いろいろとウンチクを言ったけれど、
おそらく今の自分もそうは出来ていない。

半分は結果を出し続けるためのやり方だけど、
半分は間違っているのではないかとも思っている。
ただ答えは今ないし、精一杯やってるところもある。

正解の一本道なんてないので、トライ&エラーでいい。
むしろトライ&エラーを習慣化することのほうが大切。

チャレンジして失敗して、そのくり返し。
失敗からしか学べないこともたくさんある。

失敗して喜びはしないけれど、
失敗を恐れない、免疫をつくることは大切。

それでも1ヶ月後を見据えているわけではなく
2-3年後を見据えて「今努力する内容や方法」をとっている。
積み木式ではなく、逆算式となるような目標と手段。

といっても、
今の自分から見えている2-3年後でしかないので
おそらく浅く狭い視点なのかもしれない。

でもでも!
なんだかんだ言っても「やる」「行動する」しかないのですよ、結論。

ただただ!
将来の自分から「頑張り方が違ってたね」と言われてしまわないように
『瞬間的な結果を出すことに執着することなく、結果を出し続ける自分を磨いていきなさい』

と自分へのエールを送ったところもあるわけで。 2013.秋 現在