最悪の状態を知っておく

なにかトラブルにあったとき。
思いもよらぬハプニングが起こったとき。

そして悪い状態から抜け出せないとき。

 

これまでの人生で一番最悪だった時のこと。
二度と戻りたくない、繰り返したくない、と心底思うこと。

そういう
「自分の人生のなかで最悪の状態」だった
過去のことをしっかりと知っておく。

 

そうすると、どうだろう。

今最悪だと思っている「今を取り巻くもの」が、
本当に自分のなかで最悪なのか?

ということが客観的に見えてくる。

 

あの時のWORSTに比べたら今なんて・・・・

あの時のWORSTも乗り越えられたじゃないか・・・・

 

そんな心のなかの
自分で自分を励ます声が聞こえてくる。

 

過去の辛い経験を生かすということは、
こういったメンタル面でのセフルコントロール

精神安定剤というか、今の状況を客観的に見据える
自分のなかのバロメーター的役割も果たす。

 

人生最大の崖っぷちなんて、
そうそうあるもんじゃない。

ということは今の崖はまだまだ浅いのかも。

 

一気に光が射しこんでくる。
一気に視界が開けてくる。

うなだれた頭が上がる。
下を見ていた点が、まっすぐ先まで続く線に。

「まだまだやれる!」と。

 

こんなことを書きながら、
自分のなかの一番辛かった時期はいつだろう?

と思い返してみる。

・・・・・

うん、今の自分はまだまだへこたれちゃいかんな。