ドラセナ救出!

ドラセナが元気すぎる。

観葉植物には珍しく花もしっかり咲かせて、
葉もどんどん生い茂り、濃い緑。

元気だなー、と思っていたら・・・元気すぎた。

 

ドラセナ1

ドラセナ2

もともとは2本立ちの状態で買ったドラセナ。
太い幹が根元から2本左右に伸びている。

 

でも地面付近からなんか出てきている。

ドラセナ3

もっとズーム。

ドラセナ4

 

新芽があちらこちらから。

実は数ヶ月前には気づいていた。

最初は小さな芽がかわいくポツポツ出ていたので、
「なんだ、雑草でもまぎれたか」くらいに思っていた。

すると2ヶ月程で、ここまで伸びてきた。
子どもたちの成長は早い。

 

植え替えしてあげないとなー、と思いながらも放置。

それには理由がある。
面倒臭かったわけではない。

ドラセナなんて、写真のように上に茂っていくもの、
まさか下から新しく生えてくるとは思ってもいなかった。

白い鉢に植えたときも、ほぼジャストサイズのものを選んだ。

しかも楕円形というか流線型というか、
壺みたいなかたちをしている。

だからスッポリと土から取り出しにくい。
これが失敗だった。

 

そうこうしているあいだにも、どんどん成長している。

朝の通勤ラッシュ状態、おしくらまんじゅう。
しかも白い壁は開くことはない。

 

やれやれ。
これはもう救出するしかない。

トンカチ片手に割るしかない。

 

「これからドラセナの緊急オペを開始する!」

「トンカチ!」

ドラセナ5

想像以上に症状は進んでいた。
根が太い、まるでもやしのよう。

そして白い鉢から解放されたその姿は、
きれいな流線型のフォルムを残したまま。

 

どの程度根を切っていいかわからない。
どれが古根かもわからない。

 

「切除をあやまったら命取りになるぞ!」

「このまま縫合しよう!」

 

ということで、ほぼこのままの状態で、
スッポリとひと回り大きな鉢に植え替え。

大丈夫かな?
大丈夫でしょう、元気だったし。

ドラセナ1

ドラセナ2

 

あまりにみ元気すぎる根たちが地面から顔をのぞかせている。
大丈夫でしょう。

スペース的にはだいぶん余裕もあるし。
もっと大きく広がってくれても大丈夫。

ドラセナ3

 

ガーデンショップの人に、
「花がらつんだら、またそこから枝分かれする可能性ありますよ」
「もっと大きくなりますね」

なんて言われて。

いや、適度にでいいのだけれど。

 

そしてだいたい店員さんや植物通の人に、
元気に育っている植物たちの話をすると、

決まって・・・
「環境がいいんですね」

とは言ってくれるけれど、

決して・・・
「育て方がいいんですね」

とは言ってくれない。

あれなんでだろう。

まあいい、それもまた事実。

 

今日も元気にひなたぼっこ中。
ポトスやサボテンたちと一緒に。

ドラセナ4

ドラセナ5