成長期と成功期

成長曲線とは?
一般的にはグラフで右肩あがりな曲線もしくは直線で表される。

でもその線をよーく見てみると。
直線と思ったその線は、階段上のギザギザな線になっている。

つまりスムーズな直線や曲線で上昇しているのではなく
紆余曲折を経て、一つ一つ階段を登っているようなもの。

これが実態としての成長曲線。

 

成長期と成功期。
成長期とはインプットやアウトプットをしながら、学ぶ期間、つまり成果。
成功期とはその過程やプロセスが花開く期間、つまり結果。

だからひとりひとりの成長曲線は違う。

人によっては、急な段差の階段をかけ上げる人もいる。
人によっては、小さな歩幅で一歩一歩確実に登る人もいる。
人によっては、勢いで2段上がりする人もいるかもしれない。

長い階段には踊り場がつきもの。

人によっては、途中の踊り場が広い、
つまり踊り場の期間が長い人がいる。

この平らな面こそが、休息期でもあるが、次の成功期への成長期。
成功への学びの蓄積期間であるということ。

楽器やスポーツでも、練習を繰り返して、
ある日突然そこをクリアすることがある。

練習を繰り返している期間が成長期、
できるようになって発揮している期間が成功期。

この成長曲線の話と成長期・成功期という考え方を本で知った時は
なんか背中を押された気分というか、大丈夫だよ、と言ってもらえた気分だった。

だから、誰しも成功期よりも成長期のほうが、
確実に時間は長いのです。

たとえ停滞していても、止まっていて、そこの踊り場が長くても、
その分だけ助走をつけて次の一歩を大きく踏み出せる場所、
ということ。

成長も成功もくすぶっているな、という感情に陥ったときには、
このように、「成長」と「成功」を分けて考えてみてください。

なにか自分のなかに手応えや自分への承認
次へのエネルギーが芽生えるかもしれません。

成長曲線とは、一直線な軌道ではなく、実は階段状だった。

成長期と成功期