[ブログ道] 読者に自分を覚えてもらう工夫

検索エンジンなどで見つけてもらった人に、
ブログ名や自分の名前(ペンネーム)などを覚えてもらう。

名前を覚えてもらうことができれば、
興味をもってリピートしてもらえる、
ファンになってもらえるかもしれない。

 

例えば、記事の最初や最後に自分の名前を入れる。

「こんにちは、◯◯です。」
「以上、◯◯でした。」

これだけでも随分印象に残る度合いは変わってくる。

 

本文中でも、

「私は~こう思った。」よりも、
「◯◯は~こう思った。」と名前を入れたほうが、
記憶には残りやすい。

そして名前という固有名詞を入れることで、
特定のその人という想定ができるので、
結果的に「キャラが立った」サイトへとなる。

 

ブログのテーマやカラーにもよるので、
無機質に淡々とした文章、情報を掲載したほうがいいか、
フランクに親しみやすく語りかけるような文章がいいか、

それによっても、
名前を入れる入れないの効果は変わってくると思う。

 

もうひとつの効果として、
名前を入れることは、自分に対する責任意識も変わってくる。

「私はこう思う」よりも、
「◯◯はこう思う」と自分を名乗った場合、

下手なことは書けないというか、
自分の発言に責任がおびてくる。

すると中途半端なことや無責任なことは書けなくなるし、
吟味して誠意ある内容を伝えようと自制する効果もある。

 

「みんなが言っている」というお決まりの言葉、
みんなって誰?
あなたの意見じゃないの?

それと同じである。

考えや発言の責任の所在を、どこに置くか。

 

自信のある意見ほど、名前を名乗ることは、
読者からも信頼を得る、信ぴょう性のある情報である、

という価値を獲得できることにもなる。

 

[ブログ道] タイトルや本文には正式名称や固有名詞を書く

記事のタイトルや記事内容、本文には、
正式名称や固有名詞を正確に書く。

例えば、
「新しいデジカメを買った」

「キャノンのデジタルカメラ『◯◯』を買った」

こちらのほうが、
メーカー名や製品名で検索をする人に、
見つけてもらいやすくなる。

もちろんタイトルはSEO対策的には、
一番大事な部分になるので、
本文よりも気をつけたいところ。

 

そのほか、
「マクドで仲間とモンハンした」

「マクドナルドでニンテンドー3DS用ゲーム『モンスターハンター3G』の協力プレイを楽しんだ」

こちらも、
正式名称や固有名詞を入れるか入れないかで
ここまで情報量が変わってくる。

 

さまざまなキーワードツールを使って、
どのような言葉が検索上位にきているか、
どのような言葉が検索にひっかかりやすいかなども、
調べると効果的になる。

「iphone」を題材とした場合、
「iphone」「アイフォン」「アイフォーン」「アイホン」・・・

「アキバ」を題材とした場合、
「アキバ」「秋葉原」・・・

どの言葉が一般的に多く検索に使われているか。

せっかく書いた内容でも、
検索されなければ、見つけれもらえなければ、もったいない。

 

[ブログ道] まとめ記事を書く

あるテーマについていくつかの記事を書いたのち、
その「まとめ」記事を書く。

例えば旅行ブログであれば、
1日目、2日目などと日別になることもあれば、
観光スポット別、お店や宿泊地点別など、
それぞれその都度旬な記事をアップすることがある。

そういった大きなテーマについて書いたものに対して、
最後にまとめる記事を書く。

 

あるいは
「1年間を振り返って」という視点などで、
長期間のまとめも有効。

1年間の振り返りであれば、
さまざまなテーマについて書いてきたことの総括にもなる。

・もっとも読まれた~
・もっとも役に立った~
・もっとも思い出に残った~

などいろいろな切り口でまとめ振り返ることができる。

 

読んでくれている人は、
自分が書いたすべてを、公開された時系列ごとに、
読んでくれているわけではない。

 

なじみのファンであっても、新しい読み手であっても、

まとめ記事は、
これから読んでくれる人にはわかりやすい手引きになり、
すでに読んでくれた人には総括を提供できる。

いろいろな層の読み手に対して効果的である。

 

またまとめ記事を書くということは、
その記事のページビューが増えるだけでなく、

まとめた元記事にもしっかりとリンクを張ることで、
見てくれるページ数も増える。

よってSEO効果も期待できる。

 

[ブログ道] 読まれている内容の関連記事を書く

よく読まれているもの、
公開してからずっと継続的に読まれているもの。

それはニーズがあり人気があるという証拠なので、
関連記事を書いてみる。

ブログのテーマやカラーにもプラスになり、
読む人もさらに多くの情報が得られる。

 

関連記事を書いたら、
読まれている記事と新しく書いた記事に、
それぞれリンクを張る。

このことにより、読み手からも見つけやすくなり、
さらに読みすすめることができる。

またSEOの観点からも、効果がある。

類似性の高い記事が互いにリンクしていることで、
その記事の専門性が高いと判断させる。

結果検索エンジンからの評価も高まり、
検索結果の上位に表示されやすくなる。

 

あらゆる点において、
関連記事を書き広げる、書き深めるということは、
効果があり価値を高める。

 

注意。

ブログパーツ、プラグインなどでの
関連記事のリンクおよび自動表示は、

JavaScriptで生成されるため、
検索エンジンには評価されない。

なので手動で記事内にきちんとリンクを張ることが重要。

 

関連記事を書いたときに、
既存の記事のなかから探してリンクを張る。

「site: (ブログのURL)」でサイトを限定した検索ができることを利用して、
「site: (ブログのURL) ◯◯」のように検索すると、

自分のブログ内での◯◯(キーワード)に関連したページが
簡単に見つけることができる。

ブログにサイト内検索機能がある場合は、それを利用しても可能。

 

よく読まれている記事の関連記事を増やすこと。

「興味のある記事が多い、情報が豊富なブログだ」という
印象を与えることができる。

関連記事同士をリンクしていくことで、
検索エンジンからの評価が高くなり、
ページビューの増加につながる。

という2つの大きな効果。

 

[ブログ道] トラブルや困っていることを書く

先に書いた、

[ブログ道] トラブルが解決したら解決方法を書く

ここでは自分のトラブル解決方法を書くことで、
他者に対して役に立つ情報になる、

ということを書いた。

 

そしてその内容を書きながら、もうひとつ心あたったこと。

それはトラブルや困っていることに対して、
自らもまだ解決していないのだけれど、
自らもまだ困っている最中なのだけれど、

その「トラブル進行中」をブログに書く
ということである。

 

このメリットは明確で、

同じことで悩んでいる最中の人が集まってくる。

これはキズのなめ合いを歓迎しているわけではなく、
そこから生まれる共感やコミュニケーションもあるということ。

解決方法を教えれるほどはないけれど、

「自分はこんなやり方で緩和しています」
「こんな応急処置で乗りきりました」

などなど。

いろんな情報や知恵が集まってくるきっかけになる。

 

ふたつめに、

解決方法を知っている人の目についてくれたら、
親切にノックしてくれて、解決方法を教えてくれることもある。

Yahoo!知恵袋 のような状況を想像するとわかりやすい。

 

実は自分も昔、
こんなことで四苦八苦した、困った事象を、
ブログに書いていたことがある。

もちろんそのときは、
なんとか自分なりに解決したのでそのことも書いた。

おそらく自信なさげに、
おそらくまだトラブル完治ではないという雰囲気で、

書いていたのかもしれない。

すると、それを見つけてくれた方が、

「こんな解決方法もあるよ」
とわざわざコメントをくれた。

そんなこともあるんだ!と
とても感謝し感動したのを覚えている。

 

悩みは公にしたくない。
できれば自分だけでひそかに解決したい。

それもそう。

でも共有できるトラブルや悩みなら、
いっそ自分からその扉をあけてみると、

そこにはいろんな人たちと分かち合えたり、
手招きして導いてくれる人がいるかもしれない。

そのきっかけを自らつくること、
それが「トラブルや困ったことをブログに書く」ということ。

 

最後に。

これまた「解決方法を書く」項と同じく、
自分のためになる。

時が経つと人間都合の悪いことは忘れる。

なんであの時あのことで困っていたんだろう?
具体的にどこにつまずいていたんだろう?

と他人事のように忘れてしまう。

するとその感覚がわからなくなるということなので、
同じ悩みの人との共感が薄れてしまうこともあるかもしれない。

トラブルが解決して成長した自分の姿はいいこととして、
困ったことを抱えている人を前にして、

困っている人の気持ちがわかるかわからないかで、
その導き方や手順、伝え方も変わってくるのではないか。

スポーツでも音楽でも英語でも、
教える人と教わる人の共感度と共有度、

このあたりが結果と成果に差が出るのかもしれない。