読書:「愛しあおう。旅にでよう。」 高橋歩

自由人、高橋歩。

この人の本を読むと、自然とエネルギーが湧いてくる。
世界を旅する写真も魅力的。
シンプルな短い言葉に、ものすごいパワーを感じる。
当たり前な言葉の直球勝負で勇気をもらえる。

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すべては、今、ここにある。
今、何をするかで、過去の意味も変えていける。
今、何をするかで、未来のカタチも創っていける。
すべては、今、ここにある。

人生に必要なものは、そんなに多くない。
食って、寝て、愛する。
人間という哺乳類は、それだけで幸せになれるように出来ている。
それを思い出したとき。
俺の中に、捨てる勇気が湧いてくるんだ。

夢を追うのはギャンブルじゃない。
あきらめなければ、必ず勝てるゲームだ。
うまくいくか、いかないか、じゃない。
うまくいくまでやれば、必ずうまくいく。
ただ、それだけのことだ。

これは、絶対に途中でやめない。
必ず、最後までやり抜く。
そう決めたら、肩の力が抜けて楽になった。
そして、肩の力を抜けば抜くほど、高く飛べるようになった。
いくら大変でも、ボロボロになっても。
好きなことを必死にやり続けていると、背中に翼が生えてくるんだ。

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タイムスケジュールの振り返り

ちょうど1週間前くらいに、タイムスケジュールを見直すことに。
それから実行してみて1週間後の振り返り。

簡素に簡潔に紙に書いて
毎日、項目ごとに、◯×をつけていったもの。

紙に書き出すことって大切。
記録を残すことって大切。
見えるようにすることって大切。

自分の励みにも戒めにもなるから。
「今日はがんばったな」 「やばい、明日は取り返そう」
「1週間早かったけど意外にいろいろやれてるじゃん」
そんな感じ。

こういう小さな積み重ねがいつか花開くはず。
こういう小さな自信が大きな達成をもたらすはず。
そんな思う。

こんなことをやってていいのかな、このままこれを続けてていいのかな、
そんなことを思うこともあるかもしれないけれど
不安を取り払うのは、行動すること動くことでしか、ない。

仕事でも趣味でも、なにかを継続することって力になる。
毎日は難しいことでも、◯日に◯回でもいいので、続けることが大切。

3日に1回で年間122回、1週間に1回で年間52回、月1回で年間12回。
1年間のなかで、行動する回数としては、122回、52回、12回、どれも難しくない。

そして、どんなにがんばったて1日・1週間で、その回数は無理。
まさに、継続は力なり。

昔、会社の社長に言われた言葉を思い出す。
「紙1枚は0.1mm。すぐに簡単に破けてしまう。
でも、100枚重ねれば1cmの厚さになる。そう簡単には破れない。」

ほんとだーっ!て思った瞬間だった。

 

おいあくま

人にはみんな悪魔が住んでいる。
たまに自分のなかの悪魔が顔を出す。
そんな話。

邪心とか煩悩とかマイナス感情とか。
そういうときは「おいあくま」という呪文を唱えましょう。
そんな話。

「おいあくま」
おこるな いばるな あせるな くさるな まけるな

この頭文字を合わせた人生五訓です。

うまくいかないなと思った時、ドツボにはまった時、落ち込んだ時、抜け出せない時、平常心を失いそうな時、投げ出したい時、他人を傷つけそうな時、、、etc

深呼吸して、そっとつぶやく。言い聞かせる。大声で言ってみる。
そんな言葉。

いろんな場面でよく紹介される言葉で、
そっか節分かあ、と思い出した。

過去、仕事でパンクしそうになった時、うまくいかず無性にイライラしていた時、
上司に怒られているその瞬間!? この言葉を唱えておりました。

滝に打たれた気持ちになります。
座禅を組んでお坊さんに警策(けいさく)で叩かれてる感じです。

心を清めてくれるおまじないです。

 

決意とは、「できるまでやると決めること」

決意とは、
「できるまでやる」と決めること。

決意は、どのような立場・環境でもできる。
決意は、すべてを受け入れることからはじまる。
決意は、常識に左右されない姿勢をうむ。
決意は、他人の意見をアドバイスに変える。
決意は、迷いと不安を消し去る。
決意は、一人でもやり抜く勇気を与える。
決意は、他人を同じ行動にかり立てる。
決意は、毎日確認するもの。

決意をした人は、どんなに努力しても疲れない。
そうやって決意をすると、自分らしく自然になる。

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たまたま昔のノートをひもといてたら出てきた。
なんの本に載ってたかは書き留めてなかったみたい。

たぶん、その当時の仕事に置き換えてというか、
仕事の環境、内容における問題をどう切り抜けるかの
励みになる言葉だ、と思って残していたのかなあ。

今改めて見ても、いい言葉たちだなと思う。
よくよく見てたら、これって仕事の問題に直面している人もそうだけど
それだけじゃない、プライベートや私生活でも使えるなと。
なにかを変えたい人、はじめたい人、やめたい人。

 

正範語録 ~詠み人知らず~

『正範語録』

実力の差は努力の差
実績の差は責任感の差
人格の差は苦労の差
判断力の差は情報の差

真剣だと知恵が出る
中途半端だと愚痴が出る
いい加減だと言い訳ばかり

本気でするから大抵のことはできる
本気でするから何でも面白い
本気でしているから誰かが助けてくれる

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人が懸命に生き、懸命に働くことの大切さを説いたもので
生活にも、仕事にも、人生にも通じる。
わかりやすい言葉で、心にしみ入ってくる。

そんな「正範語録」、実は詠み人知らず。
誰が言ったのか、いつ言ったのか、どこで言ったのか、どんな状況で。
推測や噂がまわっているだけで、正確なことはわかっていないという。

そこもまた魅力的だと思う。
詠み人の人格や時代に左右されず、受け手にすべてを委ねられる。
すべて自分の受け止め方、すっと自分のなかに入ってくる、ということだから。

身につまる思いもあれば、清々しい凛とした思いにもなる。
研ぎ澄まされた言葉。
シンプルであり、深い。