毎日が人生の分岐点

人生は、毎日の選択の結果。
今日また、何を選択するかで、未来が変わっていく。
目指すことを変えれば、選ぶ基準が変わり、
そのときから、それまでとは違う人生がはじまる。
いつでも新しい人生をはじめることができる。
今日も分岐点。
さて、何を目指そうか。

 

この言葉たちの印象がずっと鮮明に残っていた。

ターニングポイントという言葉もある。
「人生のターニングポイント」

それは進学、就職、結婚などなど、
人生における一大イベントのようなもの。
もちろんそれも大きな選択だし、分岐点。

毎日が選択の連続だとすると、毎日が分岐点、になる。
そのニュアンスがとても気に入っている。

 

たとえば、日常生活でも、
今日のランチはなににしようか? でもいい。
いつもと同じ近くのコンビニで買い物するか? 何を買うか?
これも選択のひとつ。

同じコンビニでも、自分の定番ランチを買うときもあれば、
ちょっと違うたまたま見つけた新商品を試してみる選択もある。
そしたら、その話題でどこかでの会話が弾むかもしれない。
その商品を選んでいなければ、なかった会話と共有が。

そういう意味で、毎日が人生の分岐点。
大なり小なり、意識的であれ無意識的であれ、
みんないつも選択の連続。

自分が無意識にせよ選んでいる選択が、
その人の人生をつくりあげている。
それによって、新しい発見、新しい出会い、新しい視点、その連続。

強引な言い方をすれば、必然的に、自覚症状がないにしても、
みんな自分の手で未来をつくっていると言っていい。
どんな未来かはその人次第。

 

毎日、大通りでも路地裏でも、
何十回何百回と交差点の前に立っていると思うとわかりやすい。

さて、ここを右に曲がるか、左か、真っ直ぐか、それとも引き返すか。
自ら選択して進んでいる。
ゴールは同じ場所のときもあるけど、その行き方、過程はたくさんある。

毎日が人生の分岐点。
最後の言葉もいい。
「今日も分岐点。さて何を目指そうか。」

ブログ101回目にして、
新しいスタート地点、いや分岐点という気持ちで。

 

希望に目覚め、愉快に働き、感謝に眠る。

青空を背景に、本の1ページに書かれていた一文。
『希望に目覚め、愉快に働き、感謝に眠る』
昔手帳にはさんでいた。

こういう一日一日でありたい。
こういう一生でありたい。

おだやかな春が近づき、青空が増えたこの頃思い出した。
そして新年度でもあるこの季節に。

ここに『希望に目覚め、愉快に働き、感謝に眠る』という一文だけが
書かれている本と、そのページがあった。
なんかいいなあ、と思って、それを手帳にはさんでいた。

忙しい毎日に、ストレスがたまる毎日に、時間に追われる毎日に、
ふと立ち止まってひと息入れたくて、はさんで眺めていたのかなあ。

毎日新しい一日を希望に目覚める。
そして楽しく愉快に仕事をする。
一日のいろんなことに感謝して眠る。

どのフレーズもとても気に入っている。

「風林火山」 孫子と信玄と仕事

『風林火山』
武田信玄の軍旗でも有名なこの言葉。
もともとは「孫子の兵法」の孫子の言葉。

武田信玄
疾(ト)きこと風の如く、静かなること林の如く、侵略すること火の如く、動かざること山の如く。

これを仕事に置き換えたら。

情報を風のように素早く集め
分析を林のように静かに落ち着いて行い
機動力を火のように激しく勢い保ち
信念は山のようにどっしり構えて動じない

なかなかうまいこと言うなと思った。
なんかに書いてあってその解釈と表現が気に入った。

一歩先を照らし、二歩先を語り、三歩先を見つめる

経営者論、リーダー論。

一歩先を照らし ~ みんなが進む道をしっかりと歩けるように
二歩先を語り ~ 進んでいく先になにがあるのかをイメージさせて、希望をもたせ
三歩先を見つめる ~ 自分はもっと先をしっかりと見つめている

 

おそらくそういうことだと思う。
先頭を歩く人、みんなを引っ張って導く人、新しい道を開拓する人
そういうリーダー論を説いたもの。

今を照らし、今を語り、今を見つめる。
これとは大きな違い。

これでは、
いつ突然壁にぶつかっても、障害物があろうとも、道がなくなろうとも
何が起こってもおかしくない。

一歩先を照らし、二歩先を語り、三歩先を見つめる。
これには、“進む道”を明確に見据えているリーダー論がある。
顔をあげて、真っ直ぐ先を眺めることから、はじめよう。

 

虫の目、鳥の目、魚の目。

一般的なビジネス思考のお話。

虫の目とは、物事を小さく細部まで見る目。
虫は目の前の葉っぱが、石ころが、まるで人間が顕微鏡で見たような世界。
着実に業務を遂行したり、今に集中する、問題や原因を追究していくときはこの視点。

鳥の目とは、「木を見ず、森を見よ」と言われる、全体像を見る目。
目の間に1本の木があった。
少し離れて見たら、それはたくさんの木々がある林だった。
もっと視点を高く、広く、空から眺めたら、それは森だった。
小さく見すぎて全体像がつかめない、全体を把握するときはこの視点。

魚の目とは、まさに潮をよむ魚、時流をよむ目。
世の中や市場の流れを見る、つかむ、先をよむ目。

どの目も大切。
今の環境や立場、仕事内容によって、
今は虫の目、鳥の目、魚の目のどの目を使うか?養うか?