早めの経験は (ビジネス発想源より)

「ビジネス発想源」の
メルマガを読んでいた。

説明不要、まさにである。

そして、
こうやってロジカルに
わかりやすく説ける人は
尊敬してしまう。

これが、
いざ自分が口頭ででも
人に語ろう・伝えようとすると
なかなかうまくいかない。

だからこそ
何回も読んで
咀嚼して噛み砕いて
吸収していくことが大切。

 

以下、原文を転載させていただきます。

 

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【第4104回】早めの経験は
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「やりたいと思ったことはすぐにやる」、
「行きたいと思った場所はすぐに行く」、
「会いたいと思った人はすぐに会う」、
「欲しいと思った物はすぐに手に入れる」
「参加したいと思った場にはすぐに参加する」。

そのように、すぐに行動する人は得をします。

なぜならば、すぐに経験が手に入るから、
すぐに情報が手に入るからです。

でも、それは恐らく誰にでも分かっているのですが、
問題は、この逆の人です。
「やりたいと思ったことは、いつかやる」、
「行きたいと思った場所は、いつか行く」、
「会いたいと思った人は、いつか会う」
「欲しいと思った物はすぐに手に入れる」
「参加したいと思った場には、いつか参加する」。

そのように、行動を先送りにしている人は、
「損をしている」とは思っていません。

なぜならば、経験が手に入る、情報が手に入るのが
早いか遅いかは別に関係ないと思っているからです。

だから、今経験できることに対して、
5年後に経験できたとしても、
損得は同じ、という考えを持っています。

損得は全然同じじゃありません。

例えば、海外旅行に行ったことがある人と
海外旅行に行ったことがない人を考えましょう。

「ヨーロッパには行ってみたいと思っていたので、
先月にさっそく行ってみたんですよ」

「ヨーロッパには行ってみたいと思っているので、
老後にゆっくりできたら行こうと思うんですよ」

という両者がいたとします。

老後に行こうと考えている人は、
「今行っても、老後に行っても、得るものは同じ」
と思っています。

しかし、実際はどうかというと、
今すぐに行った人は、現地のイメージが湧くから、
その後に同じ場所に行った人の話も、
同じ場所を紹介している旅番組も、
その国で生産された食品や芸術など、
様々な情報がどんどん関連づいて身についていきます。

つまり、「初めて行った」という次の段階の情報が、
どんどん入ってくるわけです。

行ったことがない人は、イメージが湧かないから、
いつまでも「初めて行った」の手前側の情報しか
自分の中に入ってこないのです。

そして、一度もそれを目にしないうちに、
その建造物がなくなった、その人が亡くなってしまった、
それは経験できなくなった、ということも出てきて、
その情報が入る機会が失われることもあります。

そうなると、そんな情報も、
後から行く人にはどうでもいい情報になって、
もう全く身に入らなくなってしまいます。
「早くやっておけばよかった」
と後悔することではなくても、
早くやらないことで損をしていることは、
ものすごくたくさんあるのです。

自分が後回し後回しにしている間に、
どんどんいろんなことが、
自分の前を過ぎ去って行ってしまうのです。

それを考えると、
経験をすぐに行った人と後回しにした人には、
圧倒的な差が生まれることになります。

これは、投資と同じことで、
「今から投資をします」という人と
「いつか投資をしたいです」という人とでは、
後回しの人が始める頃には圧倒的差がついている、
ということです。

やりたいことをやっておく、
行きたい場所に行っておく、
会いたい人に会っておく、
欲しいものは買っておく、
参加したい場には参加しておく、

という早め早めの行動は、
結局は投資と同じで、
早いからこそ自分にとってすごくプラスであり、
後回しにすればするほど損をするのです。
あなたは、2月中に、
どんなことを早めにやっておきますか?

(ビジネス発想源 より)

 

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