孤独がわかる人

誰しも孤独な瞬間、孤独な時期がある。
結論、それとうまく付き合っていくしかない。

身近にいつも会う人、見る人、話す人。
「この人今孤独な時期かもしれない」と思う時がある。

ただそんな時に自分は何ができたかな、手を差し伸べれたかなと
反省することがある。

反省するということは、自分が同じ気持ちを味わうことになった時
はじめて抱ける感情なのかもしれない。

 

孤独をわかってくれる人がいる。

もっと具体的にいうと
その時に支えてくれる、見守っていてくれることはもちろん、
「この人にはこれから先孤独に襲われることが待ち構えているだろう」
ということまでも今の時点から、先に予めわかってくれているということ。

「だったらやめればいいのに」とも言わない。
遠くから見守る、そっと寄り添う、ひっくるめて応援する。
ぐっと言いたいことを飲み込んで。

なかなかこういう思慮深い人というか慮れる人っていないと思う。
頭があがらない。

だからこそ、これまで自分が周りにできてこなかったことの
反省と無力さを改めて感じたりする。

誰しも精神的に不安定で、無条件に甘えたいときもある。
本人が甘えたいと自覚していなくて無意識にそうなるときもある。

受け入れてくれる人って本当に大切。
助けられることも、救われることも、支えられることもたくさんある。

逆に自分で飲み込む、解決する、乗り越える。
これも大切なことだけど、こればかりしていると、もしかしたら、
甘えられない人、甘えることが苦手な人になってしまうのかもしれない。

 

もしこの「孤独がわかる人」がいてくれるならば、
たまには無条件に甘えてみる、胸に飛び込んで心を解放する。
これができるだけでも幸せな関係だと思う。

こういうことに自分と向き合う、心と向き合う、
1日のなかのほんの10分、15分でも、大切だったりします。

あえて言うならば今自分が孤独真っ最中です!ではなく
穏やかな心の反省と感謝かもしれない。

 

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