秋の風物詩 鈴虫の今昔トリビア

鈴虫が鳴いている。
秋になろうかしている。

夜風も涼しい。

てか今年は夏があったのか!?
雨ばかりで太陽を見ていない。

ギラギラしていない夏。

 

【鈴虫トリビア】 -定番編-

『鈴虫の鳴き声は電話では聞こえない』

一般の電話・携帯電話・国際電話など全ての電話が通す音の周波数の範囲が300Hz~3400Hzであるのに対して鈴虫の鳴き声は4000Hzなので、鈴虫の鳴き声が電話の向こうの相手に聞こえることはない。

鈴虫のほかにもコオロギの鳴き声の周波数は5000Hz以上、キリギリスの鳴き声は9500Hz以上なので電話では聞こえません。さらにセミの鳴き声・風鈴の音・イルカの鳴き声なども電話では聞こえません。

 

【鈴虫トリビア】 -2014年版-

『鈴虫の鳴き声は電話で聞こえるようになる!?』

NTTドコモが5月に発表した新サービス「VoLTE(ヴォルテ)」。VoLTEとは、音声通話を高速データ回線であるLTEネットワークに流すというものだ。すでに韓国で商用サービスが始まっているが、日本でもNTTドコモが最初にサービスを開始することになる。

「音質が圧倒的に良くなる」。従来の3G回線による通話は、送受信できる周波数帯が300Hz~3.4KHzに限られているのに対し、VoLTEでは50Hzから7KHzと広くなっている。

韓国では「鈴虫の鳴き声まで聞こえる」というフレーズでアピールされているのだが、まさにクリアでこれまで聞き取れなかったような音域までもVoLTEでは伝えることができる。

 

秋の風物詩 鈴虫。

彼らにはまったく関係のないところで、
時代は様変わりしているということか。

そもそも電話で鈴虫の鳴き声を伝える必要なんて、ない。
じかに聞き耳を立ててその響きを味わうのが一番。

それが許されるのは、
京都を訪れた外国人観光客の国際電話くらいのもの。

日本人にはない、絵になる。

でもそこには、
周波数の問題のほかに音声の時差問題もあったりして!?

 

なにわともあれ、
秋夜の鈴虫 は風流なり。

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