[ブログ道] トラブルや困っていることを書く

先に書いた、

[ブログ道] トラブルが解決したら解決方法を書く

ここでは自分のトラブル解決方法を書くことで、
他者に対して役に立つ情報になる、

ということを書いた。

 

そしてその内容を書きながら、もうひとつ心あたったこと。

それはトラブルや困っていることに対して、
自らもまだ解決していないのだけれど、
自らもまだ困っている最中なのだけれど、

その「トラブル進行中」をブログに書く
ということである。

 

このメリットは明確で、

同じことで悩んでいる最中の人が集まってくる。

これはキズのなめ合いを歓迎しているわけではなく、
そこから生まれる共感やコミュニケーションもあるということ。

解決方法を教えれるほどはないけれど、

「自分はこんなやり方で緩和しています」
「こんな応急処置で乗りきりました」

などなど。

いろんな情報や知恵が集まってくるきっかけになる。

 

ふたつめに、

解決方法を知っている人の目についてくれたら、
親切にノックしてくれて、解決方法を教えてくれることもある。

Yahoo!知恵袋 のような状況を想像するとわかりやすい。

 

実は自分も昔、
こんなことで四苦八苦した、困った事象を、
ブログに書いていたことがある。

もちろんそのときは、
なんとか自分なりに解決したのでそのことも書いた。

おそらく自信なさげに、
おそらくまだトラブル完治ではないという雰囲気で、

書いていたのかもしれない。

すると、それを見つけてくれた方が、

「こんな解決方法もあるよ」
とわざわざコメントをくれた。

そんなこともあるんだ!と
とても感謝し感動したのを覚えている。

 

悩みは公にしたくない。
できれば自分だけでひそかに解決したい。

それもそう。

でも共有できるトラブルや悩みなら、
いっそ自分からその扉をあけてみると、

そこにはいろんな人たちと分かち合えたり、
手招きして導いてくれる人がいるかもしれない。

そのきっかけを自らつくること、
それが「トラブルや困ったことをブログに書く」ということ。

 

最後に。

これまた「解決方法を書く」項と同じく、
自分のためになる。

時が経つと人間都合の悪いことは忘れる。

なんであの時あのことで困っていたんだろう?
具体的にどこにつまずいていたんだろう?

と他人事のように忘れてしまう。

するとその感覚がわからなくなるということなので、
同じ悩みの人との共感が薄れてしまうこともあるかもしれない。

トラブルが解決して成長した自分の姿はいいこととして、
困ったことを抱えている人を前にして、

困っている人の気持ちがわかるかわからないかで、
その導き方や手順、伝え方も変わってくるのではないか。

スポーツでも音楽でも英語でも、
教える人と教わる人の共感度と共有度、

このあたりが結果と成果に差が出るのかもしれない。