読書:「成功者3000人の言葉」 上阪徹

ちょっとした頭の体操に、ストレッチにと思って、
軽い気持ちで手にとった本だったのですが。

思った以上に共感できることが多く、やっぱそうだよな、と思うこと多く、
一気に読みきってしまいました。

3000個の名言が載っているわけではなく、
著者がこれまでに出会ってきた各界で成功している3000人以上から、

共通してみんな同じことを言っている大切なこと、
それを99項目挙げています。

項目ごとに見開き2ページで収まっていて読みやすいですし、
どの項目もウンチクや概念だけでなく、
実例やシチュエーションもふまえてなので
読みながらイメージしやすく、すっと頭にも心にも入ってきます。

 

紹介しだすとキリがないので、目次からチョイスすると、

  • そもそも世の中は理不尽で不平等である
  • あえて逆を行く人が、未来の王道を行く
  • 勝負は日常が決める
  • 誰にも見られていない時間こそ人生
  • 誰かの役に立つことを、仕事と言う
  • 夢と志は違う
  • アイデアは会話から生まれる
  • できるかできないか、ではなく、やるかやらないか
  • 人と戦うな、自分と戦え
  • 向き不向きなんて、ない
  • すぐには役に立たないことを大切にする
  • 実力1割、運9割
  • 世界は自分の意識が作っている
  • 下積みは楽しい
  • 人生のリターンは、取ったリスクに比例する
  • 不安はなくならない
  • 悲観的に準備し、楽観的に対処する
  • 思い通りにならない、を楽しむ
  • 文系と理系を分けない
  • 幸せはプロセスにある ・・・etc

 

ちょっとだけチョイスするつもりが意外に列挙しましたね。
そのくらい共感する内容が多かったです。

おそらく。

この本の内容に共感する人は、
とても親近感がわくというか、お近づきになれます。 笑

そのくらい、いつも自分も思っていること、言っていることもあり、
それを活字で整理されたものを読むことで、
より一層自分のなかで吸収されていったような気がします。

もし上の目次からの抜粋で、気になる項目が10個以上あった人は、
きっと読んで損はないと思います。

堅苦しいビジネス書でも、成功者の美談でも、一流の経営書でもなく、
仕事でも日常でも活かせる指南書だと思います。

読書:「ワーク・シフト孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉 」 リンダ・グラットン

なかなか日常生活では、考えないような質問に、ふと立ち止まって。

“セルフイメージ”
自分が思ったとおりの人生、になる。

裏を返せば、
自分が思ったとおりの人生、にしかならない。

しょうがないよな、と思えばそんな人生。
まあこんなもんか、と思えばそんな人生。
こうなる、なりたい、と思えばそんな人生。

核心だな、と思うわけで。

ポッセをさがせ。

 

(以下、抜粋)
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2025年に、
私と私の友達、私の子供たちは、どのような人生を送っているのか?
朝の10時にはどういう仕事をしているのか?
ランチは、誰と一緒に食べるのか?
どのような業務を行っているのか?
どのようなスキルが高く評価されるようになるのか?
私たちは、どこに住んでいるのか?
家族や友人と過ごす時間と仕事との関係はどうなるのか?
私たちは、誰から仕事の報酬を受け取るのか?
私たちは、いつ仕事を退くのか?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

そのときになって過去を振り返り、はっと気づくのではなく、
今から未来を思い描いておく。

そしてそこからの逆算で「今を生きる」。
とても大切なことだと思います。

読書:「「個」を見つめるダイアローグ」 村上龍×伊藤穰一

うーん、重い。。考えさせられる。

自分はたぶんそうならない、なんとかなる、なんとかしてくれる。

国が?会社が?家族が?誰が?
人ごとではない、と思う。

当たり前と思い込んでいる安全や安心は、実はすでになく、
企業も会社も、国も個人も、突然死する時代。

決して極論ではなく。

現に、今も、世界中見渡せば、
国・企業・会社・個人の突然死は日常的に起きている。
もちろん日本でも。
気づいてないだけ?気づかないふりをしてるだけ?

 

これを受け止めて、自分自身が覚悟を決めた時、
そこに希望が生まれると思う。

まずは自分が希望をもち、一歩を踏み出さないと、
その先にある、大切な人は守れない。

だから、今、それに向けて、準備、動いているのかもしれない。

あきらめる前に、夢や希望をもつ。
あきらめる前に、やれる可能性を探る。
あきらめる前に、挑戦してみる。

やりたいことを、おもしろおかしく、やったもん勝ち!(^O^)/

大きい小さいじゃない、誰と比べるものでもない、
自分にしか成し得ない幸せのかたちがきっとあるはず。

間違いなく未来は今よりもおもしろい自分になっている。

実は、すでに、そんな時代になっている。
近い未来の話じゃない、今のお話。

専門書:「海外ネットオークションでプチ副業! eBayではじめる個人輸入&輸出ビジネス」 BUCH+ 佐藤尚規 レビュー

ヤフオクのグローバル版ともいえるebay(イーベイ)です。
ここを基盤に輸出入を実践している方も多いです。

世界中から売りたい人、買いたい人が集まるわけですから、
国も人種も取り扱う商品も多岐にわたります。

そんなプラットフォームが存在すること自体
よく考えたらすごいことですが、

そして同時にどんな文化であれ、共通ルールのなかで、
購買が毎日何百万件と成立していることは
現代IT社会ならではかもしれません。

まさに国境を超えたボーダレス。

 

「海外ネットオークションでプチ副業! eBayではじめる個人輸入&輸出ビジネス」

本著はまさにそんなebayの最新情報をおさえた専門書となっています。

まったく個人輸入や個人輸出を知らない人には最適な本です。
ebayで購入する手順、売る手順などが紹介されています。

実際のebay画面コピーにコメントなどが書かれているため、
このとおり実践すれば登録から購入販売までひと通りはできるでしょう。

経験者の実践編というよりは、入門書・手引書・知識書になります。
なので、具体的な手法やコツに関しては触れられてはいません。

 

それでも冒頭に書いたように、ebayの最新ルール、最新情報をもとに、
きれいに整書されています。

目次から紹介しますと

  • イーベイのアカウント取得手順
  • ペイパルのアカウント取得手順
  • 入札から商品を受け取りまでの流れ
  • 入札におけるトラブルと対処法
  • 通関手続きと関税の基礎知識
  • イーベイへの出品で販路は世界に広がる
  • 出品から代金受け取り、商品発送までの流れ
  • 出品におけるトラブルと対処法  etc…

その他、最新情報をもとにした

  • 利用手数料 送料 関税 輸入禁止商品 規制商品
  • ネットオークションで副業を行う際の注意点(事業者手続 確定申告)

など、ほぼ必要な情報は網羅されています。

深くではない項目もありますが、
知っておいたほうがいい情報はわかります。

 

唯一最新情報ではないのが、ヤフーに関する項目です。

本著の出版は2012年夏なのでebayに関しては最新情報ですが、
その後ヤフーの「eコマース革命」が2013年秋にありましたので、
そこは変わっています。

ebayで買った商品をヤフオク・Amazon・ネットショップで売る
という項目があるのですが、そこが該当箇所になります。

ただ本の構成上たいした問題ではありません。

 

もしebay系の本を読みたいなら現在一番適書かなと思います。

一生懸命web検索でパズルのピースのように情報を探す効率や、
下手な情報教材で高額を払って・・・な程度の内容よりも、
一番最適で良書だと思います。

これからebayの世界に入る方や、
わからなくて二の足を踏んでいる方には、
心強い手引きになってくれます。

読書:「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。」 高橋歩

不安に押し潰されそうになる。

得体のしれない暗く深い不安に。

こんな時は、

人のせいにして、なにかのせいにして、
自分じゃどうしようもないんだ、という
自己暗示をかけてしまう。

そんなときは誰でもある。
でも、そこで止まる人とそこから進む人は分かれる。

不安に押しつぶされるときって
つまりは「自分の無力さ」に気づいてしまうとき。

ということは?
無力さを知るということは、そこが底辺なんだから
スタート地点に立ったということ。
前に進みだせばいい。
走ってもいいし、歩いてもいいから。

周りができることは、背中を押してあげることくらい。
地に足つけて、前を見すえて、進み出せるのは本人だけ。

まずやる!とにかくやる!!できるまでやる!!!
これが自分自身ができる不安解消の特効薬。

 

『夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。』/高橋歩

ポジティブな言葉がならぶ。
おそらくその人のその時のコンディションによっては
プラスに響く人、エネルギーをもらえる人もいれば
一方で、ポジティブな言葉が眩しすぎて自分には・・・
となってしまう人もいると思う。

そういう今の自分の感度、コンディションを知るにも。
そういう本の使い方もあるんじゃないかな。

 

昔読んで今手元にないんだけど一番好きだった言葉は
【覚悟は一人で。やるのは仲間で。】
たしかこの本だったような‥。

不安を共有するより
不安を打破する仲間がいい。

半分以上自分に言い聞かせてます、はい。(^^ゞ