やりたいこと、やるべきことがあっても、
なぜかなかなか行動しない。
最近読んだ書籍におもしろいものがあった。
「行動しない理由」を分類した9タイプ
①言い訳系
「時間がないから今はできない」「お金がないからできない」「自信がないからできない」「やったことがないからできない」「準備が整ってないからできない」「能力がないからできない」「意志が弱いからできない」など、「~だから(理由づけ)できない」を見つけて行動しないタイプ。
②心配系
「失敗したらどうしよう」「続かなかったらどうしよう」「これが原因で失業してしまったらどうしよう」「家族に迷惑をかけてしまうかもしれない」「もし何の成果も出せなかったらどうしよう」など、うまくいかないイメージが先行して足が止まってしまうタイプ。
③あきらめ系
「この歳で今さら始めるなんて」「昔とは体力が違うんだから」「あと10年早かったらよかったのに」など、もう遅いという理由で行動しないタイプ。
④学び足りない系
「実践するにはまだ学びが足りない」「アレは学んだけど、まだコレは学んでいない」「もっと技術を身につけてからのほうがいい」と言って、「実戦」には挑まず、ずっと学び続けるタイプ。
⑤アレもコレも系
「やりたいことがたくさんある」と言いながらも、何からどう手をつければいいのかわからず、どれに対しても行動が起こせずにいるタイプ。「やりたいことがたくさんある」という状態に満足していたりする。
⑥すぐやめちゃう系
1回やってみてうまくいかないと、「自分にはこれは向いていないんだ。他にもっと楽にうまくできることがあるはず」と思い、すぐにあきらめてしまうタイプ。常に「もっと楽にうまくいくことはないか?」とアンテナを張っていて、初動は早いけれど、あきらめるのも早い。
⑦本気を出せばできる系
チャレンジがうまくいかないこと、初心者であることに耐えられないタイプ。「本気を出せばできる。でも本気でやらないからできていないだけ」という考え方をする。
⑧依存系
「Aさんに言われたから始めてみたんだけど、Bさんに聞いたらそんなの必要ないと言われたから」など、人に言われて始め、人に言われてやめるタイプ。何かを始めてしっくりこないことがあると、「やらなくていい」と言ってくれそうな別の人のところに相談にいって、やめてしまう。
⑨人の目が気になる系
失敗して人前で恥をかきたくない。「こんなことをしたら、バカにされないだろうか」、「◯◯さんから、やっぱりダメな奴だと思われたくない」など、他人からどう思われるかが気になって行動が起こせずにいるタイプ。
(行動イノベーション / 大平信孝 著 より)
読みながら思わず「あるある」と心で相槌を打ちながら、
他人事のように笑いながら見入ってしまった。
他人事ではないのだけれど・・・。
自分はどのタイプか、、、複数系。
どのタイプにも当てはまるし、負の共感を覚えてしまったから。
もう一度読み返しながら、俯瞰的に見ていたら、
共通のキーワードは「不安」かなと思った。
未知への不安
未体験への不安
無知ゆえの不安
そんなところだろうか。
”自分への自信”と言い換えてもいいかもしれない。
なにが足りないのか、何が軸としてないのか、という意味で。
最初は誰でも何でも1年生。
「不安を取りのぞく唯一の方法は行動すること」
どこかで聞いた名言を思い出した。
「プロも一流も、最初はみんな初心者」
こんな言葉もある。
補足すると、
この本ではこのことをふまえて、
「行動しない理由」という原因を掘り下げるよりも、
「どうすれば前に進めるか?」を考えることが重要と、
その項を結んでいる。
いわば原因追及型から解決追求型というところか。
PS.
この記事を書くにあたってみつけた写真も気に入っている。
”言うだけ、行動しない” 耳が痛い。