ドラセナが元気すぎる。
観葉植物には珍しく花もしっかり咲かせて、
葉もどんどん生い茂り、濃い緑。
元気だなー、と思っていたら・・・元気すぎた。
もともとは2本立ちの状態で買ったドラセナ。
太い幹が根元から2本左右に伸びている。
でも地面付近からなんか出てきている。
もっとズーム。
新芽があちらこちらから。
実は数ヶ月前には気づいていた。
最初は小さな芽がかわいくポツポツ出ていたので、
「なんだ、雑草でもまぎれたか」くらいに思っていた。
すると2ヶ月程で、ここまで伸びてきた。
子どもたちの成長は早い。
植え替えしてあげないとなー、と思いながらも放置。
それには理由がある。
面倒臭かったわけではない。
ドラセナなんて、写真のように上に茂っていくもの、
まさか下から新しく生えてくるとは思ってもいなかった。
白い鉢に植えたときも、ほぼジャストサイズのものを選んだ。
しかも楕円形というか流線型というか、
壺みたいなかたちをしている。
だからスッポリと土から取り出しにくい。
これが失敗だった。
そうこうしているあいだにも、どんどん成長している。
朝の通勤ラッシュ状態、おしくらまんじゅう。
しかも白い壁は開くことはない。
やれやれ。
これはもう救出するしかない。
トンカチ片手に割るしかない。
「これからドラセナの緊急オペを開始する!」
「トンカチ!」
想像以上に症状は進んでいた。
根が太い、まるでもやしのよう。
そして白い鉢から解放されたその姿は、
きれいな流線型のフォルムを残したまま。
どの程度根を切っていいかわからない。
どれが古根かもわからない。
「切除をあやまったら命取りになるぞ!」
「このまま縫合しよう!」
ということで、ほぼこのままの状態で、
スッポリとひと回り大きな鉢に植え替え。
大丈夫かな?
大丈夫でしょう、元気だったし。
あまりにみ元気すぎる根たちが地面から顔をのぞかせている。
大丈夫でしょう。
スペース的にはだいぶん余裕もあるし。
もっと大きく広がってくれても大丈夫。
ガーデンショップの人に、
「花がらつんだら、またそこから枝分かれする可能性ありますよ」
「もっと大きくなりますね」
なんて言われて。
いや、適度にでいいのだけれど。
そしてだいたい店員さんや植物通の人に、
元気に育っている植物たちの話をすると、
決まって・・・
「環境がいいんですね」
とは言ってくれるけれど、
決して・・・
「育て方がいいんですね」
とは言ってくれない。
あれなんでだろう。
まあいい、それもまた事実。
今日も元気にひなたぼっこ中。
ポトスやサボテンたちと一緒に。