[ブログ道] 記事本文でも大切なキーワードは最初に

タイトルの先頭に大切なキーワードを
書く重要性は書いた。

こちら ⇒ [ブログ道] タイトルの先頭にもっとも大事なキーワードを書く

 

同様に記事の本文でも同じことが言える。

それはSEO効果から見ても、
高く評価される傾向があるから。

Googleは検索したユーザーが、
少しでも早く求めている情報にたどり着けるようにと、
早く先に表示されているキーワードをひろう傾向がある。

 

これはSEO対策から見た観点だけではない。

見ている人が、
ここに自分の必要な情報があるかも、と読み進める。

それなのに結果ほしかった情報がない、
結局なに言っているのかよくわからない内容だった、

なんてこともよくある。

読み進めている途中で離脱する、
もういっかと読むのをやめて別の情報源を探す。

なんてこともよくある。

 

つまり
「まずは結論から書いてしまう」ということ。

この効果は利便性や心理的要素からしても大切。

結論が書いてあれば、
安心して読み進めることができる。

読んだあとに「?」となることがないわけだから。

なので、自分の求めている情報に対して、
安心してじっくりと読んでもらうことができる。

 

答えを先に提示しているようでイヤだ、
読み進める楽しみをうばってしまう。

そんなことを思うのは書き手だけ。

それは自己満足でありエゴというわけ。

 

そもそも書いている人が誰か知らない場合が多い。
リアルな面識がないという意味でも。

友人や知人であれば、
話の起承転結やその流れもふくめて、
楽しく聞けたり、読み進めることができるかもしれない。

そうではない。

だからこそシンプルに紳士的に、
最初に結論を書いてあげることのほうが親切。

 

これは仕事のなかでも言われる。

会議やミーティング、上司へのホウレンソウ(報連相)。

まずは結論から伝えることの大切さ。

時間の短縮、伝達度の正確さ、円滑なコミュニケーション。

いろいろ話したけれど、
いろいろ話を聞いたけれど、

で結局何が言いたかったんだろう?

とお互いが陥ることも多い。
ゴールのない会話。

 

それも大切なコミュニケーション。
でもここでは不特定多数へのコミュニケーション。

キャッチボールにならず、
書き手の一方通行も多いからこそ、

なおさらに「結論から伝えることの大切さ」がある。

それで? と相づちを打ってくれる対面ではないのだから。

 

結論を先出ししたとしても、
その後の起承転結がしっかりしていれば、

読み手の満足感は高い。

結論を出さずに、
起承転結で引きこむ力があるのは、
プロの物書きや小説家など。

その差は歴然、腕が違う。

だったら「プロではない自分」を認識して、
親切な物書きになったほうがファンにもなってくれるのではないか。

 

[ブログ道] タイトルの先頭にもっとも大事なキーワードを書く

検索エンジンの検索結果一覧の上位に表示され、
クリックされすやくすることを目指すのがSEO対策。

そしてもっともSEOの優先順位としても重要なのが、
タイトルの先頭キーワード。

また検索結果の一覧に表示される
Webページのタイトル数は30文字前後。

Googleは、記事のタイトルのなかでも、
前の方にあるキーワードほど重要視するとされている。

もちろんユーザーが検索結果を閲覧するときにも、
前の方の文字から注目して見る習慣がある。

 

たとえば、
「お得な買い物のコツ(MacBook Rpo編)」よりも、
「MacBook Proをお得に買うコツ」のほうが、

SEO対策としても効果的であり、
ユーザーにもインパクトを持って伝わりやすい。

 

前者では「お得」「買い物」というキーワードが、
「MacBook Pro」よりも重要なキーワードとみなされてしまう。

後者では「MacBook Pro」が重要キーワードであると評価されるので、
キーワードで検索したときにも上位に表示されやすい。

 

過去の記事を編集して
タイトルのキーワードの順番を入れ替えただけで、
検索結果の順位があがったという実例もある。

 

すべてがGoogle対策、SEO対策を意識する必要はないが、
それよりも検索するユーザーがどのような情報を求めているか、

よりわかりやすいタイトル、見つけてもらいやすいタイトル、
興味をひくタイトルはなにか、

そこを意識して気をつけるだけでもだいぶん変わってくる。

 

ちなみにこのSEOの方式は、
Webに情報を公開する全般に対して同じである。

ネットショッピングを例にとっても、
Amazon 楽天 ヤフー etc…

商品ページの一番最初に来るキーワードは、
重要な製品名、メーカー名であることが多い。

 

極端な話、よく「楽天」や「ヤフー」で目にする、
ユーザーに気づかせようとして明記している
「☆◇☆■」

このような絵文字を先頭にもってきているのは、
ある意味でもったいないというか、
逆効果になっている場合もある。

もちろん表示タイトルとSEOタイトルを区別して
入念に作っているなら別だが。

検索結果に表示されるタイトルは、
表示用と検索用に分けてつくることができるので。

たとえば、

「☆★☆SONY デジカメ ~ ☆★☆」と表示タイトルはあり、
システム内の(運営側、裏側と言ったらいいか)タイトルには、
「ソニー デジカメ ~」などとできる。

ユーザーに後者は表示されないが、
SEO対策としては効果的になるので、
あえてふたつのタイトルをつくっているというところか。

見えるタイトルと見えないタイトル。

いろいろとあるものだ。

 

たまに自分が検索したキーワードとは、
一見違うようなものが検索一覧に紛れていることがある。

それはこういったことが要因である。

もちろん表示用・検索用の二重タイトルは
連動していることが大切だが、

それを悪用するとステマのようになってくるというわけ。

関係ない ランダムな言葉を羅列して、
ただただ検索になんでもかんでもひっかかりやすくする。

その対策もGoogleは常に改善しているようではある。

 

読書:「多眼思考~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~」 ちきりん レビューVol.4

つづき。そして最後。

前回までは、こちら。

読書:「多眼思考~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~」 ちきりん レビューVol.1

読書:「多眼思考~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~」 ちきりん レビューVol.2

読書:「多眼思考~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~」 ちきりん レビューVol.3

 

8. 自立&未来へ

45歳にもなって、組織を離れたら食べていけないとか最悪。20年も働いてきて、何を学んでるの? って感じです。

世界が変わるのを待つより、自分が変わったほうが早いですよ。

自分一人が解雇されるのと、会社倒産で全員解雇だったら後者のほうがいいっていう人が多そうだよね。実際には自分一人が解雇されたほうが、退職金もきちんとでるし、転職市場の需給も崩れないし、絶対いいはずなのに。

去年、100万円の貯金が増えたと喜んでいる人は、「もしかしたて自分は100万円分の貴重な経験をとりにがしたのではないか?」と真剣に振り返ってみたほうがいい。

「アイツは破壊者だ!壊すだけで他は何もしない!」と批判する人の大半は、「管理するだけで他は何もしない人」か、もしくは「文句を言うだけで全く何もしていない人」のどちらか、ってところが痛いよね。

人工知能付きのロボットを買うのって、ペットを飼うこと以上に覚悟が求められるよね。壊れたら捨てていいのか?とか、飽きたら捨てていいのか?とか問われそうで。

私たちが日々ネットに書き込んでいるこの発言も、ビッグデータのひとつとなって、AI(人工知能)を育てていくのだとしたら、こうやって呟くことこそ自体が、未来を作るという共同作業になっている。

まさか教育関係者まで、パソコンが使えなくてもスマホが使えれば良いと思ってるんじゃないでしょうね? 情報の消費端末と、情報産業を創っていくマシンの違いがわかってないようではお話にならないのだけれど。

限られたリソースは、それをもっとも効果的に活用できる人(組織)に集まるべき。お金は政府より民間に、優秀な人は現状維持を是とする組織より未来を変える企業に、技術は特許で儲けたい企業ではなく、それを実際に使いたい企業へ。

早めに引退したい人が心がけるべきことは、1無駄なものを買わない(家とか保険とか)、2生産性を上げる(効率よく稼ぐ)ことです。

時代が変わる時って、予想の範囲を大きく超えて変わるよね。江戸末期に明治の世が、戦前に戦後の日本が、焼野原で今の東京が想像できていたとは思えない。未来は、今の予想を遥かに超えてると思ったほうがいい。

自立するって、ほんとすべての第一歩だよね。自立してない間って、自分の人生は始まってないも同然だもん。

「働き方を変えるなんて不可能」と思っている人にとっては、たしかにそれは不可能なんだよね。でも「できるかも?」と思う人には、可能かもしれない。さらに、「きっと変えられる!」と本気で思う人の多くが、未来の働き方を手に入れられる。

使命が明確になり、それに向けて動き始めると、人生のピークは過去ではなく、未来にあるとわかる。

 

多眼思考

読書:「多眼思考~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~」 ちきりん レビューVol.3

つづき。

前回までは、こちら。

読書:「多眼思考~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~」 ちきりん レビューVol.1

読書:「多眼思考~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~」 ちきりん レビューVol.2

 

6. ビジネス

「最近の若者はダメだ」と言っている中高年やシニアは、「自分が、最近のイケてる若者に相手にされていないだけ」ということに気がつかない。

「まともな学生が応募してこない」とか言ってる企業も同じ。まともな学生は、あなたの会社を選ばなくなってるだけです。

日本の根本的な問題は、富裕層への税率が高いことではなく、お金を稼ぐということへのリスペクトのなさだよ。

アマゾンが好きなのは、同じドライヤーでも色によって値段が違うことだよ。最初は驚いたけど、売れる色のが高く、売れない色を安くするのはマーケットとして当然。今まで、不人気色も人気色も同じ値段で売ってたほうが変だったのだと、あれで気がついた。

Twitterは圧倒的に「市場的」だよね。つまんなコト言うと誰も返事してこない。おもしろいこと言うと、RTが殺到する。FBだと何言っても反応のレベルはそんなに変わらない。反応数は、言った内容より友達の多さに左右されるから。

孫さんも三木谷さんも南場さんも、一代でプロ野球球団を保有できるレベルの会社を作りあげた。すばらしいよね。そして、今の日本はそういうことが可能な国であり時代であり環境なのだということも忘れちゃいけない、と思う。

この間、新聞社のお偉いさんに「最近は、ちきりんさんのような人から、”既存メディア”などと呼ばれている」と恨み節を聞かされた。その時初めて、「そうか、既存メディアって呼ばれるのは屈辱なんだ」と気がついた。

反対に、ブロガーとかにとっては「既存メディア」って呼ばれるのは、夢(てか、目標)なのかもしれないとか思ったり。

みんな「どうやって価格を下げるか」ばかり考えすぎ。考えるべきは「どうやったら高くても売れるか」だよ。コスト削減ばっかりやってて楽しいかな。

マーケティング、というか、「売る工夫」は大好きだけど、同時に「そんなもんどーでもいい」とも思ってる。価値のないものが工夫で売れたりはしない。

買い物って女性にとってはストレス発散手段として秀逸なんだけど、「解消できるストレスの量」って、「買ったモノの総額」ではなく「買ったモノの総数」に比例するんだよね。そこが100均の圧倒的に有利な点。

ちきりんの考えるブラック企業とは、優秀な若者を抱え込んで30年後には市場でまったく評価されない中高年のおっさんにしてしまう企業ですかね。

市場で評価され、誰かがあなたの作りだしたものに対して、自分の財布から、必死で稼いだ貴重なお金を払ってくれるということの意義を、みんなが実感すれば、組織も国も立ち直れる。「価値を出せばお金につながる」というサイクルをみんなが実感することが大事なんだよ。

 

7. ぐろーばりぜーしょん

個別の日本人で、世界で活躍できる人はいくらでも現れる。でも、日本企業が世界で勝つとか、日本が世界でトップとか、そういう概念はもう忘れたほうがいい。多国籍化しない企業がグローバルに勝てることはないし、生産者人口の減る国の国力が上がることはない。

自分の子供や孫を働かせたい!と思えるような職場が、日本に増えるように考える、というのが基本だと思うんだよね。

「人件費の安い国の人にサービスを提供してもらう」ことを「搾取だ」とか言う人って、日本の人件費が安い時代に、繊維製品や組み立て工業品をバンバン作って世界に輸出し、そうやって生活したり豊かになったことを、「あれは欧米に搾取されてた。ひどかった」とか思ってんのかしらね。

日本の大学も、少子化で生徒確保に必死だけど、これからは(留学生獲得とかだけじゃなくて)、アジアに付属校を作るとか、もっと海外にどんどん出ればいいんだよね。

あたしは、日本の専門学校もアジアで営業したらすごい人気なんじゃないのと思ってるんだよね。公文式だけじゃなく、日本の実務系の教育機関ってハイレベルだもん。現地化してコストさえ安くすればブランドも使えそうだし。

中国から日本に来た観光客って、常にお土産品を裏返して「メイドインチャイナ」って書いてないかどうか確認してるよね。

世界は才能を取り合ってるけど、日本は突出した才能のある人を逮捕したり、妬んで叩いたり、バカにしたりばっかしてるからなー。

ハーバード大の教授18人が日本を訪問していろんな企業(&起業家)を取材した感想、(1)思ったより起業家が育っている、(2)日本人は復興が得意、(3)組織の中にいる人で、活用されてない人がまだまだ多い、(4)グローバリゼーションが大きな課題。全部同意。一目見ればわかるってことなのね。

アマゾンやグーグルなどが租税回避をして税金を払ってないと怒る人が多いけど、彼らがそのお金を自社内で次の画期的な商品やサービスの開発に回すほうが、税金として政府に差し出して無駄に使われるより、よほど人類の未来のためになる。

自分の命が惜しくない人への対策は存在しない。彼らが希望のない世界(=命が惜しくない世界)から脱出できない限り、定期的にテロが起こる。

北朝鮮の崩壊を中国は全力で阻止しにくるだろう。鴨緑江沿いのあんな長い国境を接しているんだよ。泳いで渡れるほどの川の向こうが韓国になり、そこに在韓米軍が基地を造ってミサイルを並べることになるのは、中国にとって悪夢以外のなにものでもない。

ロシアが北方領土を返さないのも全く同じ理由。ロシアはあんな小さな島にたいして関心はない(資源なんて他でいくらでもでてます)。でも日本に返したら、翌年にはそこに米軍基地が造られ、ミサイルが配置される。それがヤだから絶対返さない。

世界は「都市間競争」に入ってるんです。国じゃなくて。

日本の競争力なんかより、メトロポリタン・トーキョーの競争力のほうが圧倒的に高い。日本が勝てなくても、東京は勝てる可能性が十分ある。

「日本の未来が暗い、絶望的だ」とか言ってる人って、いったいどこの国の未来が、日本の未来より明るいと思ってんのかな・・・。

「問題の量>実行力ある志」の場合、世界の問題は増え続け、「問題の量<実行力ある志」の場合、世界の問題は少しずつ改善します。今まで、人類の歴史はずっと後者だった。だから未来は明るいと思ってる。

 

多眼思考

読書:「多眼思考~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~」 ちきりん レビューVol.2

つづき。

前回のは、こちら。

読書:「多眼思考~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~」 ちきりん レビューVol.1

 

4. 少子化と恒例化と男と女

テレビ局はそろそろ女性識者が出てきたときに「◯◯さんは二児の母親でもあります」って紹介するのを止めた方がいい。どうしても子供の有無が大事な報道内容だと思うなら、男性についても「◯◯さんは二児の父親でもあります」って言うべき。

原発問題や財政問題(将来の子供に負担)についての討論でも、すぐに女性は「母親としてどう思いますか?」って聞かれる。男性にも「父親としてどうか?」って聞けよって感じ。

テレビ番組って、女性識者や女性社長を「二児の母である」って紹介し、男性についてはそう紹介しないことが、「子育ては女性がするもの」というプロパガンダに加担することと同義であるって、理解できてないレベルの人が作ってるんだよね。

出産年齢が遅くなるのは女性が仕事と出産を両立できないから云々とよく言われるけど、それだけじゃない。女性が20代に出産しようと思えば、男性の多くにも「20代でパパになる覚悟」を固めてもらわないといけない。こっちの問題も結構ハードル高いのでは?

共働き子育てお母さんが「あたしが何も言わなくても家事を手伝ってくれるのは自動お掃除ロボだけ」ってコメントしてて、心から納得した。ここでは、自動お掃除ロボと並べられているのは何(誰)なのかというのがミソ。

ルンバが教えてくれたのは、あたしたちは使いやすい家電が欲しいんじゃなくて、家事をやってくれる人を求めているんだなってことだよ。

アントニオ猪木氏や塚原光男氏の立候補に対して「誰があんなのに投票するんんだ?」と思っている若者の中にも、30年後に本田圭佑氏や北島康介氏が立候補してたら一票を投じる人はたくさんいる。

「老後破綻したかわいそうな高齢者」をとりあげ、「福祉の充実が必要」って方向に世論を引っ張るより、「やたらとお金を貯め込んでる高齢者」をとりあげ、「なんか制度が変じゃないすかね?」って方向にもっていくほうが、よほど社会的意義のある報道だとはいえないだろうか?

オレオレ詐欺で2000万円だまし取られた高齢者が、いったい全部でいくらの資産をもっているのか、そーゆーのを特集した番組を作って欲しいもんだよ。

そして、いったいこの人達は、どーやってそんな多額な資産を、70代、80代まで減らさずに維持できるのか、その辺もぜひつっこんでほしい。

2000万円をオレオレ詐欺でだまし取られたAさん(78才)は、資産が6千万あるのですが、医療費も介護費用も一割負担のため、毎月の年金25万円のうち、5万円が貯金として蓄積され、まったくお金が減らさいそうです。みたいなナレーションで。

(1)日本の65才以上の人口は約3000万人、北朝鮮の全人口は2400万人。(2)日本の74才以上人口は1609万人で、オランダの全人口とほぼ同じ。(3)スウェーデンの全人口930万人より、日本の78才以上人口(1085万人)のほうが多い。すごいな。

2010年から2050年までの40年で、日本の人口って3000万人(23%)減るんだよね。3000万人って、今の「東京都、神奈川県、埼玉県」の3つを合わせた人口と同じなのよ。もしくは九州全部と東北地方全部と北海道全部を合わせたよりも多いんですけど。

未だに配偶者控除で3800億円も(専業主婦家庭の)税金が免除されてるなんて意味不明。これってつまり、女性にはバリバリ働いてほしくない、という国の意思表示だよね。

なんでこんな制度(配偶者控除)が廃止できないかというと、投票率の高い世代(50代、60代、70代)の家庭においては、今でも妻は専業主婦という比率が高いからです。

すべての政策は、投票率の高い世代のために作られるという民主主義の基本が生きてるだけ。

配偶者控除や国民年金の第3号ステイタスなどは、「フルタイムで働く女性から専業主婦」への利益移転であると同時に、働く女性の多い若い世代から、専業主婦が多い高齢者世代への利益移転でもあります。日本のほとんどの問題は「世代間問題」。

 

5. ゆるく考えよう

全員が「世の中をよくしよう!」とか考えなくていいってば。「自分が楽しく生きたい!」を貫けばいい。そしたら世の中よくなるって。全員が楽しく生きてる世の中ってサイコーでしょ?

大事なのは「個」なのよ。「全体」ではないんです。

あたしはほとんどのことに「答え」なんて求めてない。ただただ考えることが好きなだけ。

なぜなら、世の中の大事なことの大半には、そんな簡単な答えなんて存在しないから。簡単な答えが存在するのは、どーでもいいことだけ。

「人生はあと10年!」(と思って生きる)と決めてから、つまんないこと、ウザイこと、つらいことは何もできなくなってしまいました。ごめんよ、神様。

勝ちたいなら、自分の欲しいモノを手に入れたいなら、「頑張る」のではなく、「勝てる分野」を選び、「勝つ方法」や「手に入れるための工夫」について考えるべき。むやみに頑張るのは人生の無駄。

大丈夫。人生はなにかを成し遂げるためにあるんじゃなくて、楽しむためにあるんだから。

 

多眼思考