人それぞれ

最近の口ぐせでもあり
最近の思考ぐせでもある。

「人それぞれ」

本当にそうだし
そうとしか言えない。

前提条件として
世界は不平等、不公平、不均等である。

だからこそ

「人それぞれ」

 

他人と比較して
うらやんでも、妬んでも、
それは意味がない。

なんで私だけ・・・・

そもそも
不平等という前提条件を入れていない。

 

良いことも悪いことも、
いつか、どこかで、人それぞれに起こる。

他人と比較している人は、
その運の波形が自分と他人が、
イコールでないといけないと、
無茶なことを言っているようなもの。

同じ波で良い悪いが起こることはない。

 

他者と比べることも
自分の及ばない範囲を比べることも
エネルギーの浪費。

比べるのは過去の自分しかいない。

 

逆に聞きたいと思うときがある。

5年前にXさんと比較して、
すごくうらやみ、妬みすらあったとする。

じゃあその思いは
今現在もそのまま続いているのですか?と。

Xさんが状況変化したかもしれない。
自分が新たに得たこともあるかもしれない。

今という瞬間だけで、
○☓をつけたり評価したり、
一喜一憂するのはとてももったいない。

 

他者の生き方を知ることはすごく大切。
その人の人生における良いときも悪いときも。

それを自分に置き換えて
我が事のように喜怒哀楽できたり
自分の糧にしていったり。

結局は、
自分の胸に手をあててみることでしか
納得する解決はない。

自分の立ち位置は今どこなのか、と。

 

人の喜びも、人の哀しみも、
人の痛みも、人の怒りも。

わかる人でありたい。

でも人生がだぶることはない。
自分の人生、他者の人生。

 

「人それぞれ」と思えるからこそ。

より心が豊かになったり、
より他者をわかろうとしたり、
より自分を戒め切磋琢磨したり。

「人それぞれ」「他人の人生」として
認めるからこそ尊重するからこそ

「自分の人生」との
いいつき合い方ができる。

 

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