どんな未来をイメージしていますか?
と聞かれたとして。
人それぞれどんな回答なんだろう。
個人的には
「5年ごと」のイメージしかしていない。
今だったら
『40歳のときにこうなっていたい』という
未来へのイメージがあって
それに向かって進んでいるだけである。
もちろん
こんな人生でありたいとか
こんな悠々とした晩年を過ごしたいとか
人生をとおしての
夢やイメージもあるかもしれない。
それはおぼろげにあったとしても
やはり「5年ごと」しか考えない。
なぜなら
「3-5年」というスパンが
一番現実味のある尺度だから。
1-2年はあっという間に過ぎるし
その間で何かを成し得るには難しいこともある。
3-5年というのがちょうどいい。
逆にあまりに長期にみても
意味がない場合が多々出てくる。
どうしても一個人の想像の範囲なんて
たかが知れている。
10年前にスマホが手放せない現状を
15年前に本屋がネット通販に脅かされることを
20年前に世界とネットで繋がることを
予測できた人がいるか、という話に近い。
10年もあれば、社会も生活も、
大きく様変わりする。
だから現実にそくした目標や夢を
イメージするには無謀すぎるとも言える。
3-5年であれば、
自分の及ぶ範囲での思考が可能になる。
そんなこんなで
かれこれ1年前であれ3年前であれ
「40歳のときの自分」しかイメージしていない。
40歳までに
なにを DO / HAVE / BE しているか。
Do ~なにをしているか
Have ~なにを得ているか
Be ~どうありたいか
この未来イメージがあると
なかなか強い。
日々時折襲ってくる
障害や問題にもめげなくなる。
一喜一憂しなくなるともいっていい。
大丈夫大丈夫
いろいろあるさ
今は大変だけどそれはしょうがない
40歳でこうなっとけばいいんだから
今の状態はたいした問題ではない
そんなふうに思えてくるから
なかなか強い。
たまたま最近読んだビジネス書にも
「5年ごとをイメージしよう」なんて書いてあった。
やっぱり。
経営者視点としても
中期スパンが大切とも言える。
テレビに出てくるような
有名な経営者や社長たちですら
一流のプロや成功者ですら
「せいぜい3-5年くらいしか私には予測できない」
「5年すら今の社会では難しいかもしれない」
そんなことも耳にすることがある。
大きな志や夢とはまた別のところでの。
日々目標に向かって歩いていくための道標、
それが5年ごとの未来イメージ。