才能は練習量には勝てない

仕事でもスポーツでも、結果を出せていない人は
圧倒的に向き合っている時間が足りていない。

そんな文章を見つけた。
たしかにその通りかもなあ、と思う。

スポーツでも若い頃は才能で抜きん出ることはできても、
ある一定からは練習量がものをいう。
圧倒的な練習量がじわじわと結果大きな差をもたらす。

そんな経験ないですか?
自分のことでも、周りの人を見ても。

「才能は練習量には勝てない」という言葉に、
妙に納得してしまいました。

ビジネスの世界でもちょっと同じことが起きてるんですよね。
・もっとスマートにできないか
・もっと効率よく短時間に最大限の効果をあげれないか

効率を求めることはもちろん大切なことなんですけど、
最初から効率を求めても・・・となってしまうのはしごく当たり前のこと。
だって型も経験値もまだ未熟ななかで、ジャンプステップばかり
しようとしていることになりますからね。

気持ちだけがはやるのはわかりますけれども、
そこは忍耐・ガマンという地道な継続も必要です。

『1日2時間だけ働いて月収100万円』なんてフレコミが
本でもありますが、半分は正しいです。

実際にそういう人もいるでしょうし、できないことではない、と思います。

ただ、最初からそれができる、すぐにそこに行ける、
と勘違いしてしまう、間違った夢を見てしまう人が多いんじゃないかと。

そんな自分も昔はそうでした。
わかりやすく書いてあるし、こんだけできてる人がいるなら、
自分にもできないはずはない!と。

そしてやればやるほど、いろんな壁が立ちふさがり、
それを少しずつ乗り越えるのが精一杯で、
なかなかそんな夢物語に近づかない。

なんでこんなに簡単にできてるのに、
自分はできないんだろうと。

答えは簡単。
圧倒的な練習量が足りないからですね。

例えば、「1日2時間だけ」という言葉だけを鵜呑みにして
1日2時間だけやってたってそこへ到達するはずもないわけです。

結果論の1日2時間だけ、であって、
そこへ到達するまでには、1日10時間、1日16時間、その繰り返し、
そんな地道で泥臭いことをしながら圧倒的な練習量を積んでいく。

その先にしか、思い描く未来に近づくことはないわけです。

書いていて当たり前だのことだよな、と自分でも思うんですけど、
それでもこの当たり前のことがわかっていない時期があるんです。

気持ちだけが焦ってしまったり、うまくいかないことの連続が起こると、
どうしても客観的に冷静に判断できなくなるというか。

なので、自分のためにも書き記しておくことにしまいした。
「才能は練習量には勝てない」

 

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