変化はチャンス! CHANGE is a CHANCE!

変化をすることは、大きなエネルギーがかかります。
変化をすることは、今までの流れを打破しようとするため、
いろいろな問題や困難が発生するのはつきものです。

じゃあ、だからって、
諦めてやめますか?
足踏みして踏み出せないですか?

 

英語で「変化」は「CHANGE」という単語です。
さて、この「CHANGE」には “T” が隠れています。

そう、“G” アルファベットのなかにありますよね。

“T” は「TROUBLE」 トラブル、つまり問題や障害です。
“T” を取り除きましょう。
“T” はトラブル、つまり問題や障害を取り払うことができたら、

なんとっ!
そこには「CHANCE」という単語が現れます!

「CHANGE」(変化)という単語は、
「CHANCE」(チャンス)という単語に変わります。

そうっ!
CHANGEはCHANCEに・・・CHANGEはCHANCE・・・変化はチャンス!

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結構目からウロコな例えですし、インパクトありますよね。
昔海外著者のビジネス書で見た内容からの受け売りです。

ぜひ仕事のプレゼンテーションに!
ぜひ相談やアドバイスの空気を変える場面に!

実際、とても理解しやすい、大切な考え方だと思います。

こんなふうにホワイトボードや紙に書きながら披露すると、
より効果的です。

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ネタというよりも、
ほんと大切な考え方、背中をおしてくれる言葉、人生のテーマ、
そのくらいの価値あるものだと思います。

ビジネス名言のなかにも同じような言葉があります。

『生き残っていけるのは、強い者でも賢い者でもない。常に変化し続ける者である。』

 

折り返し点 turnaround point

1年 = 365日
365日 ÷ 2 = 182日 + 1日 + 182日

1月1日を始まりとすると、今日7月3日が折り返し点になります。

昨日7月2日は、往路が終わった182日目。
明日7月4日は、復路が始まる184日目。

そのどちらでもない、ちょうど折り返し地点に今立っている、
それが今日7月3日です。

そう思うと、ちょっとなにかしら感慨深いものがないですか?

今年からはじめたこのブログも、今日折り返し点に立ちました。

富士山で言うところの五合目ですね。
頂上まで登りきったとき、何が見えるか楽しみです。

そして明日からまた “毎日が人生の分岐点” です。
私にとっても、あなたにとっても、みなさんにとってそうでありますように。

I’m writing a blog every day.
Today is a turnaround point.
This is the 5th station in the sense of Mt. Fuji.
I will keep update every day.
I will continue to climb to the top.
So I want to see a sunrise viewed from the top.

This blog is
“Sketch notebook ~ the turning point from thirties ~”
” every day is a turning point in the life. ”

 

すでに起こった未来 by P.F.ドラッカー

以前にも触れたことのあるこの言葉、『すでに起こった未来』。

P.F.ドラッカーの同名著書の日本語題です。
昔読んだ本なので、内容の記憶はほとんど残ってなく・・。
世界経済論だったと思います大枠で。

政治・経済・社会・企業のトレンドについて、
激動と大転換の現代とその本質を知るためには、みたいな。
本の内容はうっすらながら、それでもこの言葉は強烈に残っています。

『すでに起こった未来』
いい響きです。

同時にすごく違和感があるからこそインパクトのある言葉。

なんで未来なのに“起こった”という過去形?
そこにこの言葉の核があるんですね。

 

過去は繰り返す、時代は繰り返す、なんて言葉がありますよね。
今起きてることはこの先にも起こり得る、こういう言葉もありますね。

言ってしまえば、そういうことなんです。

未来を創るため変えるためには、
また、動いている現在を捉えるためには、

過去から学ぶこと、今を本質的に知ること、
その普遍性を掴むことが大切。

 

仕事でもそうですよね。
今起きている問題は、過去にはなかったのか?
今起きている問題は、未来にどういう影響を及ぼすか?

例えば、それが初めての課題や問題かもしれません。

でもそれは「あなたにとって」であり、
「あなたがいる環境」に限定されたものです。

他人・他社・異業種など環境を広げて見渡してみたら、
同じような問題はないのか。

ということは。
あなたが今抱えている未来に起こり得る問題は、

違う場所では『すでに起こった過去』=過去の事実・現象 であり
今のあなたにとっての『すでに起こった未来』=未来の投影 となるわけです。

現象を
その時特有の状況(当事者・トレンド・流行)で狭く偏って捉えずに
俯瞰的・普遍的・客観的に本質を見抜く、その思考です。

深いですよね。

仕事だけじゃないです。
毎日の中でのいろいろな問題にも共通していることだと思います。

『すでに起こった未来』を自分の眼で確かめることで、
過去や現在から学んだそれは、全く同じことを繰り返さずに済む可能性があります。

 

ちょっとこんがらがってきますね。

要するに、
『すでに起こった未来』を自分のものにすることで、
『これから起こる未来』を新しく創っていける。
まさにこれが言いたかったのです。

妙に哲学的なくだりになってしまいました。

それだけとてもインパクトのある言葉であり、
印象的でずっと頭から離れない、
自分にとっては大きななにかを持っている言葉です。

 

ちなみに。
『すでに起こった未来 -変化を読む眼-』 P.F.ドラッカー

この書籍の原題は、
“THE ECOLOGICAL VISION – Reflections on the American Condition”
(社会生態学的な見通し―アメリカの条件を振り返る)

本の内容はこの原題そのものというわけですが、
この本の日本語タイトル考えた人、キャッチコピーの爆発力すごい。

ドラッカーは世界中で翻訳され
多くの人に読まれていまる名著がたくさんありますが、
そういえば・・・どの日本語題もセンスやインパクトがある。

このあたりの角度から「現代広告やキャッチフレーズ」なんかを
考察してみるのもおもしろいかもしれませんね。

 

脱線しました。

何か問題に直面したときには、
『これは “すでに起こった未来” 、必ず解決策はある!道は開ける!』

そういう気持ちで臨んでいこうと思います。

 

嗜み、深い味わい、そして・・・

嗜み、深い味わい。
コーヒーのキャッチフレーズじゃないですよ。

最近で言うとことの、
1920年代 スコット・フィッツジェラルド グレート・ギャツビー 堀辰雄 加藤周一

今気になってるキーワードたち。
いろんなものに触れてみたいという。
ひとつの入り口からどんどん広がっていってしまう感じですかね。

 

『1920年代』というキーワードからでも
第一次世界大戦後、移民を大量に受け入れて発展していったアメリカ。
そこから黒人音楽発祥のジャズが定着していきます。
1920年代が「ジャズ・エイジ」と呼ばれるのもこのためです。

ファッションだと、
ココ・シャネルが初の香水「No.5」「No.22」を発表したのもこの時代。

文学だと、推理作家のアガサ・クリスティ。
イギリス生まれのため、その舞台から当時のイギリス文化や時代背景に触れれます。

映画だと、チャールズ・チャップリンやバスター・キートンに代表されるサイレント映画。

インテリアだと、ミッドセンチュリー。
1940-60年代のイームズに代表される近代的・モダンデザイン革命。
その原型が確立されたのも1920年代。

その他、アンティーク雑貨や家具は?建築物は?絵画など芸術は?
などなど、多方面いろんな世界に広がるわけです。

こうやって知っていくこと、触れていくことで、
自分の趣味嗜好も変わっていくんだろうなあと思います。
まさにあくなき探究心!

好きなものの変化やバリエーションが増えていくことで
嗜みが増え、深い味わいを感じ、
そして・・・自分の知識や生活が豊かになる。
そんなことを思うようになりました。

ある種、仕事に全く関係ない、活かされないと思うかもしれませんが
全くそんなことはないんです。

多方面の気になることマインドマップから、いろんなフックがかかって、
調べてみたり、見つけてみたり、いろんな可能性が広がるんですね。

物を売るための商品や知識はもちろんですが、それ以外にも。

そうそう、このブログの説明にも書いているように、
「毎日が人生の分岐点。いつ、なにが、ターニングポイントに。」
まさにそんな感じです。

きっかけはなんでもいいし、なんでもあるなあと思います。
そのきっかけをキャッチできる心持ちが常にあることが大切です。

中途半端にかじるもの、深く掘り下げてみるもの、
いろいろあっていいと思うんですよね。

極端な話、人の生活の豊かさって、
「好奇心からくるインプットとアウトプットの連続」だと思ったりします。

日常生活の豊かさ、人生の豊かさ、経験や成長の豊かさ、すべてです。

学びや吸収によるインプットを、体感や体験によるアウトップット、
そのスパイラルアップ。

生涯勉強ともよく言われますが、
好奇心をもって学び続けた人は、
豊かな人生を送れる可能性は高いかもな、と
このことからも思ったりしています。

溢れんばかりの探究心を、かじる程度にしてもやっつけにならないよう、
かみしめながら味わっていきたいなと思う今日この頃です。