専門書:「プロが選ぶ WordPress優良プラグイン事典」 レビュー

安心・多機能・使いやすいプラグインを
目的別に厳選して紹介しています。

「こんな機能があったらいいのに」をプラグインで解決してくれます。

プラグインを活用してWordPressの機能をどんどん拡張すれば、
更新時の作業効率は格段に向上しますし、
画像ギャラリーを作成したり、
ECサイト機能をもたせることも可能です。

公式ディレクトリに登録されているプラグインだけでも
23,000以上だそうです。

そんななかからひとつひとつを試すこともできませんし、
どのプラグインが最適・最良なのかも判断が難しいところです。

 

そんな悩みを一気に効率的に解決してくれるのが本書です。

定番のものから、現場の細やかなニーズに沿ったものまで、
実用的なプラグインを幅広く掲載しています。

 

WordPressコミュニティの第一線で活躍する
エキスパートな執筆陣によって厳選されたプラグイン集です。

詳細紹介が46本、簡単紹介が33本、
計79個のプラグインを紹介しています。

ある意味定番ものが多いのも
初心者や導入部としては助かると思います。

なかなか「こういうのがあったらいいな」的な
プラグインをWeb検索しても、お目当てのものが見つかりません。

ちょっと違う 類似プラグインが多くてどれがいいかわからない ・・・。

そもそもキーワードなどで検索をかけますので、
自分の検索方法・検索ワードが間違っていれば、
得たい情報がヒットしない、ということも起こってしまします。

 

そういうことを考えても、
時間短縮や効率的にプラグイン選びができると思います。

むやみにプラグインを増やすのも
動作や容量上あまりよくはありません。

厳選された目的にあったものが探せると思います。

●どんなプラグインを入れたらいいのかわからない入門編
●どんなプラグインがあるかもあまり知らない入門編
●こんなプラグイン知らなかった中級編

いろいろな対象の方に参考になると思います。
私もほとんどこの本を参考にしてプラグインを10-20個試してみました。

Webサイトなどでも検索をしますと
「ワードプレスに入れておきたい厳選プラグイン15個」などが
たくさんヒットします。

そのほとんどは定番ものですが、
そのほとんどがこの本でも紹介されています。

 

目次から紹介しますと

■Introduciton WordPressプラグインを活用するために知っておきたいこと
WordPressとは/WordPressのしくみ/WordPressプラグインの利用方法……etc

■CHAPTER01 デザイン&UI
Background Manager/Image Widget/NextGEN Gallery……etc

■CHPATER02 ビジネスサイト機能
WP SiteManager/WP Total Hacks/Google XML Sitemaps……etc

■CHAPTER03 エディタ支援
Duplicate Post/wp-flickr-press/TablePress……etc

■CHAPTER04 多デバイス対応
Multi Device Switcher/Ktai Style/Wptouch

■CHAPTER05 ソーシャル系
Feedback Champuru/Facebook/WP Social Bookmarking Light……etc

■CHAPTER06 サイト管理・運用
Broken Link Checker/WP Multibyte Patch/Head Cleaner……etc

■CHAPTER07 ユーティリティ
Auto Post Thumbnail/Yet Another Related Posts Plugin/Search Everything……etc

 

知らない人にはわからない英語ばかりですが、
ある程度ワードプレス実践者には、
おなじみの名前、有名なプラグインが並んでいます。

別書プラグイン紹介書籍「WordPressプラグイン100選」もあります。
プラグイン本としては、本書と上記別書の2冊くらいになると思います。

Amazonレビューや、実際に手にとって内容確認、
どちらか1冊を選べばOKだと思います。

 

専門書:「本格ビジネスサイトを作りながら学ぶ WordPressの教科書」 レビュー

WordPress導入から運用まで、入門から応用まで、
本格的に使いたい人へ、愛読者も多い定番書です。

教科書という名のとおり、手順通りにサンプルサイトを作りながら、
Wordpressをマスターしていくための本です。

本気で本格的に腰を据えて勉強するつもりの方ならば、
いろんな本に手を出すよりも、この本を最初から最後まで実践し、
マスターするほうが、身につくことも多いと思います。

たしか最近「教科書2」も発売されていると思います。

 

ただしHTML5 CSS PHP の知識がない人にはかなり難しい本です。
上級者向きです。

あまりにも紹介されることの多い良書ではありますが、
一度購入前に実際に手にとって内容を確認することをおすすめします。

またAmazonレビューなどで購入者の意見が多く寄せられています。
初心者から上級者の方まで、いろんなレベルの方の意見ですので、
自分のレベルに当てはめながら参考にできると思います。

 

ほんと目次を見るだけでも、初心者向けでないことだけはよくわかります。

第1部 基礎編

  • CHAPTER1 まずは表示させてみよう
  • CHAPTER2 基本サイトの構築
  • CHAPTER3 ユーザビリティ向上

第2部 発展編

  • CHAPTER4 SEO対策
  • CHAPTER5 コミュニケーション
  • CHAPTER6 アクセス解析
  • CHAPTER7 SLLによるセキュリティ

第3部 応用編

  • CHAPTER8 発展的な機能を使う
  • CHAPTER9 プラグインを作成する
  • CHAPTER10 ハイパフォーマンス化

 

専門書:「ガンガン集客したい人のかんたんWordPress入門」 レビュー

本書タイトルとは裏腹に、ゼロからワードプレスを勉強できる良書です。
初心者にはうれしいインストールの流れから丁寧に紹介されています。

WordPressは難しいという先入観や固定概念、
一度トライしたけどすぐに挫折してしまった、
食わず嫌いでなかなかワードプレスに手が出せない・・・

そんな方たちの悩みをすぐにやさしく解説、解決してくれる本です。

全体像がきれいに整理されていて、
ひとつひとつ順を追って手順が紹介されています。

 

例えば、いざワードプレスをはじめようと思ったとして、
ひとつひとつの難関が待ち構えているわけです。

サーバーって? (レンタルサーバーの契約方法)
ドメインって? (独自ドメインの取得方法)
インストールって? (クイックインストール手順)

これをそれぞれWeb検索したりすると
膨大に時間もかかってしまいますし、
なにより初心者には見る情報すべてがちんぷんかんぷんです。

また行き着いたページによっていろいろと違いがあります。
書かれていること、手順、おすすめ、などなど。

さて、どの情報をチョイスして、
なにを手引きに実践していったらいいものかと。

 

そういった初心者ならでは、ゼロからはじめる人ならではの悩みを、
本書は一気にスッキリ解決してくれます。

おそらく時間短縮にもなりますし、
効率的・効果的にWordpressを始めることができると同時に、
変な先入観や挫折感を味わうこともつまずくこともなくなります。

これから始める人は右も左もわかりません。
ワードプレスの有益な情報源も、ワードプレスの数ある専門書から、
どれを選んでいいものかも。

間違いなく本書はそんな方に役立つ良書だと思います。

 

Amazonレビューなどでも好評価でした。

早い方で2時間、ゆっくりやっても1-2日で、
簡単にWordpressデビューできています。

しかもレビューしているほとんどの方がゼロからです。

 

また、FacebookやTwitterの連携、SEO対策への機能導入など、
かゆいところに手が届くような内容も有り、
一気にサイト構築ができます。

これからワードプレスを挑戦したい方、まったく知識がなくても大丈夫、
理解度も深まり、実践的です。

 

あえてクギをさすならば・・・
タイトルにある「ガンガン集客~」はやや誇張ですね。
(未来への明るい展望か)

この箇所に関する実践的なことや手法、
SEO対策に関しては述べられていません。
(そもそもそれは対象が中~上級者になります)

それを差し引いても、良書であることは間違いありません。

 

Kindleで効率的に情報を集める

最近Kindle(キンドル)デビューしました。
Amazonの電子書籍ですね。

以前は、Kindle端末がないと購読できないと思っていたのですが
最近、専用の無料アプリを入れればスマホでも読めることがわかり。

気になっていた本がどうしてもKindleでしか販売されていなかったので
これを機会に始めてみました。

 

Kindleと言えば
当初は書籍で販売されているものの電子版というイメージですが
今ではKindleでしか販売されていないものも多くあります。

これには理由があって、
・安価に出版できること
・出版社などを介さずに自主出版として容易にできること
・安価に提供できること
・出版までのスピード(製本)が早いこと

このあたりが要因ではないかと個人的には思っています。

 

こういった背景があってか、今ではKindleだけの書籍も増え、
最近では一個人の人も著者として出版されています。

一昔前でいうと、「情報商材」として販売していたり「メルマガ登録」で
読者を確保していたり。

そういった情報系が多くKindleとして出回っているように思います。

実際そういったKindle書籍は販売価格が100円程度ですので、
新たな新規顧客開拓や過去発信してきた情報の整理本として、
うまく活用されているのだと思います。

 

これからもっと個人でKindleを出版してくる人は増えてくるのではと
思っています。

そういえば、
私がWordpress関連情報でお世話になっていたウェブサイト。

とても丁寧に親切に解説されているサイトだったのですが、
その方のKindle書籍も発見しました。

なるほどなー、と感心してしまいました。

サイトにも掲載していた内容を精査して、
テーマごとに書籍化しているんですね。

 

これってこれからますます発展性があるかもしれません。

たとえば、
長年ブログを運営している方も、蓄積した自分の情報源のなかから、
あるテーマやカテゴリーを抜粋精査して、Kindle化することが可能です。

そうすることで、
新しい読者が広がり、ブログやサイトへの相乗効果になります。

 

専門的なジャンルでもいいですよね。
例えば、釣りブログをしている人ならそのハウツーを、
例えば、スノボやサーフィンなどスポーツ系ならそのハウツーを。

これまでに自分で書き残してきたブログを、
改めてまとめてKindle化する。

これって資産の二次利用と言いますか、発展型になります。

 

実際に私も、
過去数年ブログやメルマガを購読している発信者の方がいて、
そういった方がKindle化してまとめたものなら買うかなと思います。

なかなかブログやメルマガは保存したりいつでも見れるとしても、
改めてメールボックスをひっくり返したりして探したりはしないですよね。
多くなればなるほど。

それをちょっとした小冊子にまとめてくれるのであれば、
復習もかねてもう一度読みたい、手元に持っておきたいと思うでしょう。
しかも書籍よりも安価ならばなおさら。

 

スマホの画面でも遜色なく読めますし、
もちろん画面サイズがもう少し大きければさらによいです。

個人的には書籍/Kindleと両方あるものは、なるべく書籍を使います。
これは個人差もあるでしょうが、やはり紙のようが読みやすいので。

あとKindle書籍はそういったものも考慮していてページ数も
100-200ページ以内です。

しかもスマホなどの端末で見れる程度の文字数ですので、
ほんとうに文字数としては多くないです。

もしハードカーバーの1ページをKindle化したとするなら、
Kindleでは2ページ以上はさかないといけない場合もあり、
やはり小説やビジネス書など分厚いものはページ数が増えるのではと。

このあたりは個人の趣味の範囲ですね。
Kindleで買えば書籍よりも安価に買えるのも事実です。

 

さて、一気に2-3つほど購入してみましたが、
読み切りサイズとしてもよかったです。

どちも100-200ページ以内でしたし、
どこまで読んだかも記憶してくれるので。

もしかしかたら、
これから私のこのブログサイトや運営しているウェブサイトも、
情報を精査してKindle化できる日がくるかもしれません。

これって結構おもしろいですよね。

ブログをされている方は、定期的な更新もなかなか大変ですけれども、
こういった将来の明るい展望や可能性も感じながら、
今のブログ運営をしっかり軸をもって継続していけたらいいですね。

 

専門書:「プロ・ブロガーの 必ず結果が出るアクセスアップ テクニック100」 レビュー

すでに紹介しました
「必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意」
著者による最新刊です。

タイトルは、「プロ・ブロガーの 必ず結果が出るアクセスアップ テクニック100 ファンにも検索エンジンにも好かれるブログ運営の極意」と正式名称は長いです。
※こちらを赤本(赤い表紙なので)として紹介しています

 

前回からの新しいノウハウももちろんありますが、
どちらを先に読むという順番はないかもしれません。

どちらかというと、
本著のほうがGoogle+も含めたSNSとの連携項目や、
HTMLの知識もふまえたコツが多いように思います。

そういった意味でも、白本赤本、内容のダブリは多少ありますが、
それは基本的に知っておいたほうがいいやり方や考え方で、
どちらも実践できることはつまっていると思います。

 

目次から紹介しますと

[02]数値目標として、今後半年間に書くブログの記事数を考える
[12]トラブルや困ったことが解決したら、解決方法をブログに書く
[32]記事のタイトルの先頭に、もっとも大事なキーワードを書く
[33]記事本文でも、大事なキーワードは最初の方に書く
[36]強調タグ(STRONG)を使うのは特に重要な言葉だけに絞る
[38]画像タグ(IMG)には必ずALT属性を入力する
[60]ブログのFacebookページを作り、「インサイト」を見る
[61]Google+ページを作り、「HootSuite」で新着記事を自動投稿する
[67]「Feedly」に対応したフィード登録ボタンを設置する
[90]記事に動画を挿入して、ブログの滞在時間を延ばす
[95]ソーシャルメディアでコメントを受け取り、質問などには次の記事で答える etc…

 

2冊とも関連して言えることですが、

「結局1冊読んだけど、自分に取り入れられることはなかった」
「結局なにが言いたかったの?著者の武勇伝、自慢話が多い」
「あなたはできるかもしれないけど、私はその環境にない」
といった不満感はないと思います。

そのくらい誰でも使えるツールや環境のなかで、
あとは自分が何を取り入れて、どう実践するか、ですね。

ほんとにいろんな知識や情報として参考になりました。

一気には、すべてはできないかもしれないですけど、
間違いなくブログを書きつづけることの可能性を感じれる本です。

いや、ブログだけでなく、ウェブサイトや情報発信など、
webを使って何かを伝えたい人、
売りたい人すべてに役に立つと思います。

関連記事:
専門書:「必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意」 レビュー