マニアックは紙一重

ウェブサイト、いわゆるホームページを持っている。

専門的な分野についての情報ページ。

 

好きな分野の情報を収拾して、集約して、
お手製のサイトに築き上げていく。

これって結構おもしろい。
好きだからできることでもある。

 

どんな分野やジャンルでも、
関連サイトは多数存在する。

別に自分が新しく始めなくても、
他の人がやっているし・・・

オフィシャルサイトも存在するし・・・

 

でも、

自分だけの集めたい情報や、魅せ方で表現できる。

オフィシャルサイトでは扱われないような小さな情報、
オフィシャルサイトでは扱えない関連情報も、

アン・オフィシャルなら気兼ねなく掲載することができる。

 

そうやって自分色のホームページを作っていくことで、
コンテンツを充実させていくことで、

かゆいことろに手が届く有益なサイトへと成長していく。

 

その通信簿は、
日々のアクセス数や訪問者として返ってくる。

どんな検索で、キーワードで、サイトを訪れたか、
どのページを見ているか、
そんな集計も簡単に見ることができる。

「やっぱり知りたかったんだ」
「やっぱり興味あったんだ」

探してるんだ、調べてるんだ、今ほしい情報なんだ。

それがわかる瞬間。

 

小さくてもいい。
ひとつの分野に絞り込んで、徹底的に掘り下げ広げる。

自分はマニアックだな、と思っていることは、
ほかの人からしてみたら、

「ありがたい情報」だったりする。
「価値のある情報」だったりする。

 

マニアックは紙一重。

ひとつの小さなマニアックも、
人と共感が集まれば、立派なコミュニティになる。

たとえ少数派であっても、ひとりじゃない、共同体。

もっともっと大きく育てていく。

 

誰しもなにかに精通している。
マニアックな知識や経験を持っている。

でも、そのマニアックさ、
あなただけのものとして閉まっておくのは、
実はすごくもったいない!かもしれない。

 

ネットでつながるスペシャリストに感謝感激!

運営しているサイトにちょっと前からバグが発生。
ランダムにフォントサイズが変更されて表示される。

作成時の文字の大きさと、
閲覧時の文字の大きさが変わってしまうという症状。

しかも毎回ではなく、閲覧時にランダムに発生。

ということは、
本文を書いていて、改行具合や文字間隔、
総じて見た目が変わってしまうというモヤモヤ感。

 

ネットでいろいろ調べるも、
同じような環境、症状がなかなか見当たらず。

するとひとつだけそのことについて言及しているサイトを発見。

バグが起こる環境・原因とその解決策が書いてった。

やってみるも、治らない。

 

ということで、そのサイト運営者の方に、
直接コンタクトをとって質問してみることにした。

まさに藁にでもすがる思い。

 

すると返答をいただいただけでなく、
新しく専用の解決策ページを立てていただけた。

バグ問題の原因に対しても再度調べられたようで、
問題の抽出と、環境ごとの解決策を3つご教授。

おかげで見事に解決!

 

ブラウザのGoogle Chromeのみで起こるバグ。
かつワードプレスのTwenty Twelveテーマ使用時のみ。
しかもWindows Vistaだけかもしれない。

というように、
上に書いた特定の要素が絡み合った環境でのみ
発生する問題なので、一概に大きなバグではない。

だからこそネットで解決策を探すのも苦労したということ。

 

紹介するとこんなわかりやすい解決手引だった。
画面をキャプチャして抜粋。

スペシャリスト1

~省略~

スペシャリスト2

~省略~

スペシャリスト3

~省略~

スペシャリスト4

~省略~

スペシャリスト5

~省略~

スペシャリスト6

~省略~

スペシャリスト7

 

最後には、
質問者のこちらへお礼をいただく始末。
こちらこそ!恐縮です。

原因特定、わかりやすい解説、図解、解決方法提示、
至れり尽くせりな内容だった。

これで解決しないはずがない、というもの。

 

 

すごい!

たった一人の、たった一つの小さな悩みに対して、
見事にスッキリ問題解決の糸口が見つかるのは、
ネットでつながる多くのスペシャリストさんのおかげ。

ひとりだと諦めてしまうことも、
その解決策を知っている人はたくさんいるということ。

それをネットという手段や媒体を使って、
同じように解決へと導いてくれる。

 

自分が困っていること、抱えている問題は、
誰かがすでに解決していること。

自分が困っていることは、他にも共感者がいること。

そんなシンプルな構図を改めて身をもって痛感した。

 

学問、資格、スポーツ、音楽、子育て、趣味、仕事 ・・・
当たり前だけどすべてそう。

初心者のつまずきは、すでに経験者が通った道。

 

あとは、ネットにある解決策やその糸口をどうやって探すか。
検索するキーワード。

このスキルを磨くこともまた重要かもしれない。

どんな言葉で調べたら、得たい情報に行き着くか。

せっかくある情報を探し当てることができなければ意味がない。

そんなこともまた考えた。

 

いろいろな立場(初心者・玄人・質問者・回答者)から
物事を俯瞰してみるとまたひとつ学ぶこともある。

解決して学んで感謝して。
一石三鳥の出来事だった。

 

つぶろぐ:「サラリーマンは塩男」 編集後記

たまたま観ていた世界紀行的TV番組。

ヨーロッパが舞台だったこともあり、
ナレーションで「サラリーとは塩という意味・・・」
という言葉が耳に入った。

「サラリー」???

「サラリーマン」と関係あったりする???

と連想してしまって、
きれいなヨーロッパの風景を横目にさっそく調べはじめた。

すっきり。

慣用句まで調べる始末。

結びよければすべてよし。
ひょんなきっかけから学ぶこともたくさんある。

そんな思う。

-結-

 

本稿:サラリーマンは塩男

サラリーマンは塩男

「サラリーマン」の語源の由来。

 

サラリーマンの語源は、
英語「salaried man」に由来し、
これが和製英語化してサラリーマンとなった。

サラリーマンの「サラリー(salary)」は、
「サラリウム(salarium)」という「塩」を意味する
ラテン語が由来である。

古代ローマ時代市民が給与で国に雇われていた。

当時は塩が貴重な物であったため、
兵士に給料として支払われていた。 

「salarium」の「sal」は「塩」を意味する
英語「salt(ソルト)」の語源ともなっている。

サラリーマンという語が使われ始めたのは大正時代頃からで、
事務労働の給料生活者をさすことが多かった。

 

サラリーマンとは、”お給料をもらう人”からきている。

知らなかった。
ちょっとした雑学になった。

 

ちなみに「アルバイト」という言葉は、
「Arbeit」という「仕事、強制労働、業績、研究の意」を意味する
ドイツ語が由来となっている。

英語で「アルバイト」をさす言葉は、”Part-time job”。

 

さらに掘り下げる。

「仕事はなんですか?」と聞かれて、
日本人の回答で最も多いのは、

  • サラリーマンです
  • ◯◯という会社で働いています

おそらくだいたいこんなところ。
そして名刺もふくめて肩書を重んじる。

 

一方、欧米では、
「仕事はなんですか?」と聞かれて、

  • デザイナーです
  • 営業マンです

自分が携わっている仕事内容や
技能、能力をふくめた「職業」を具体的に答える。

 

ひと言で言ってしまえば、文化の違いではあるけれど、
間違っても「会社名」を名乗る欧米人はほぼいない。

これって不思議。

 

面接でも人事でもコンパでも、
肩書や会社名を重んじる風習の蔓延した日本。

いかに会社という看板に守られている気質が
日本人の本能として培われていることか。

「サラリーマンです」と答えるということは、
「私は給料をもらっている人です」と言っているわけで。

 

もっと言えば
「◯◯という会社で◯◯(役職)をしています」なんて言う。

実際自分も言った経験はもちろんある。

その回答のどこにも「職業・具体的仕事内容」はなく、
聞いた人はわからない。

「具体的にはどんなことしてるの?」
というお決まりの流れ。

でも枕詞として、最初に肩書がいるのである。

 

そんな辛口はこのくらいにして。
サラリーマンを批判するつもりもないので。

 

さらに掘り下げる。

最後に、「塩」にまつわる慣用句を調べてみた。
たくさんある。

今回の話に関連しそうなものを選んでみる。

  • 味噌に入れた塩
  • 塩を踏む
  • 塩なめてこい

 

言葉だけを見ても、まったくその意味がわからない。

「味噌に入れた塩」
他人のために尽くせば必ず元に戻る、損はしない

「塩を踏む」
苦労して一人前になる

「塩なめてこい」
苦労して一人前になれ

 

昔の人は本当に良いことを言う。
サラリーの語源を知ってか知らずか。

 

《味噌に入れた塩》精神で、《塩踏んで》!《塩なめて》!
堂々と対価である「サラリー」をもらったらいい。

そんな思う。

 

ポトスでハンギング!

我が家にはたくさんのポトスがいる。
これはすでに書いた。

ポトスを格式高く!ヨーロッパな植え替え

 

今回登場するのは、
5号鉢で購入して約半年経過したポトス・ゴールデン。

しかも、冬の寒さもなんのその、
ベランダで育てていたので、その成長はめざましい。

ワイルド・ポトスになってしまった。

ポトス ハンギング 1

つるが1m近くまで伸びてしまった。

最近までベランダの室外機の上に、
のさばっていた。

室外機を隠すいいオブジェ的な役割もあり、
うまくまとまっていたのだけれど。

 

でもそれだと、エアコンが付けれない、
と気づいた。

室外機の温風をフィルター付近で、
直に浴びてしまう。

これはさすがにかわいそうだ。

いやポトスよりもむしろ
エアコンを付けられない冷房なしの生活。

これはさすがにかわいそうだ。

 

ポトス避難。

ベランダのいろんな場所に仮置きされ、
なんかしっくりこない、しっくりきていない。

 

そうだ!
この際、植え替え&株分け&ハンギング!

この3つの合わせ技でどうだっ!
と思いついた。

 

用意するのは、上のワイルド・ポトスと、
ハンギング・バスケット、ポットx2個。

ポトス ハンギング 2

 

これを使ってどう料理するかというと。

元のポトスをふたつにぶったぎって(株分け)、
緑のポットにそれぞれ入れる。

半分になった分、容器も小さめですむ。

バスケットにポットを設置して、ハンギング完了。

ハンギングとは、
吊るすという意味なので、

ポトスのつる性を活かして、
ベランダで吊って楽しむ。

 

案の定、これだけ野性的に育っていたポトスは、
大量の太い根っこだらけ。

ハサミで真ん中からぶった斬り!

そうして出来上がったのがこちら。

ポトス ハンギング 3

きれいに半分に。

それぞれサイドに偏っているけど、これはわざと。

ベランダの壁面にハンギングするので、
後ろ側はあまり葉がないように。

窮屈でかわいそうだし、
そんな状態だと成長も促進されないから。

だからすべてのボリューム感を前側にくるように。

 

バスケットに入れると、
完成イメージとしてはこんな感じ。

ポトス ハンギング 4

これをベランダに引っ掛けて吊るす。

 

ちょっとした緑のカーテンの出来上がりっ!

ベランダガーデニングもサマになってきた。
ボタニカル・ライフ、満喫している。

ポトス ハンギング ボタニカル