ちきりんさんのChikirinの日記に
おもしろいことが書いてありました。
すごく共感!
すごく納得!
タイトルは
「バランスなんて、とる必要ないです」という投稿です。
簡単に言ってしまえば、
”何事も均等にまんべんなく”(バランス)ではなく、
”得意なこと好きなことに集中する”(とんがる)
という趣旨のことがわかりやすく書かれています。
具体的に一部紹介します。
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ゲームは一日一時間。その後は読書もするし、友達とも出かけるし、バランス良く遊ぶ
より、
ある時期はゲームにはまって引きこもり状態。寝ても覚めてもシムシティやってる。ある時期は友達と遊び歩いて、夜遅くまで家にも戻ってこない。もちろん本も読まない。でもある時期は本の虫となり、めちゃくちゃハマる。
みたいな感じの方が、圧倒的に楽しい。
ちきりんが、「バランスをとらないアプローチ」の方がいいと思う理由は、
1)“ハマる”という経験がとても大事だと思ってるから、と
2)短時間で異なることを複数こなすために、いちいちモードを切り替えるのは時間が無駄だから(生産性が低くなるから)、そして
3)ハマったほうが、自分が本当にやりたいことがわかりやすいから
です。
そもそも何にせよ、「常にすべてをバランスよく手がけてます!」って人で、おもしろい人に会ったことがない。
「この人すげえ! めっちゃおもしろい!!」って思う人は、たいてい大きくバランスが崩れてる。何かにのめり込み、偏ってて、「よくまあ、そんなことに、そんな時間を投入してますね」って感じの人ばっかりだ。
だから他の人も、もっとバランスを崩した方がいいと思ってる。バランスなんてとってると、すんごいツマンナイ人になる可能性が高い。
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この紹介箇所だけでも十分に引き込まれますが、
原文の半分も抜粋しきれていません。
ぜひ上の文章を読んで興味が湧いたら、
原文をのぞいてみてください。
こちら ⇒ 2014-06-04 バランスなんて、とる必要ないです
そういえば、昔上司に、
「要領がいいね」と言われたことが。
これ悪い意味として。
補足で、
「要領がいいから、何でもまんべんなくこなしてしまう」
「そうじゃくて、長所やとんがりを伸ばしたほうがいい」と。
ひとりだけの人生や時間じゃないから、
すべてにおいて偏ったりとんがるのは難しいかもしれない。
でも、これはっ!と思うもの、
好きな食べ物、好きな本、好きなゲーム、
いろいろな好きな ”コト” “モノ” ”ヒト”
そこには大きく傾くくらい偏ったエネルギーを
注いでもいいんじゃないか、とも思います。
なぜ偏ること、ハマることが大切なのか。
ちきりんさんの後半部分がまさに核心です。
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何でも一日中、もしくは、何日も何ヶ月も続けてひとつのことをやってると、自分がそれを本当に好きなのか、人生の中心にそれを据えたいと思えるほど好きなのか、が、わかってくる。
旅行に限らず、どんな趣味でも、そして、どんな仕事でも、細切れにやってると、「結局、俺って何が好きなんだっけ??」ってのがよくわからないままになっちゃうんだよね。
でも、一時期集中してそれをやれば、「あっ、こんなの疲れるだけだ」とか「ずっと憧れてたけど、やってみたら別にそんなに好きじゃなかった」、みたいなことはすぐわかる。
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一生ひとつのことにハマるとも限らない。
今の3年、5年かもしれない。
人生80年のなかの、
その3年、5年は時間軸では4-6%程度しかない。
だったら、だからこそ!
今好きなこと、今集中したいことには、
とことんハマって、とんがりまくって、
そんな抜きん出た自分の長所や経験をつくったほうがいい。
誰しも子供の頃は何かにハマったものです。
時間も忘れて。
「なんでこんなにハマってるんだろう?」
「なにでこんなに好きなんだろう?」
と周りに首をかしげられてもお構いなしに。
そうやって、いろんなことにハマってきて、
今の自分がかたちづくられているわけです。
大人になったら、なんにもハマらないのは、
もったいないですよね。
もったいないどころか、子供の頃と比較して、
成長を止めてしまっていることになります。
なにかにとことん打ち込む!
前のめりなくらいに走る!
やるなら全力!真剣勝負!
「ハマることで、自分が本当に何がしたいのかがわかる」 by ちきりん
まさにそのとおりだな、と心から共感した内容でした。
めざせ!自分のなかのエキスパート!!