「ゼロから月収100万円! ネットの稼ぎ方入門」 平賀正彦
この本がすごくわかりやすく、おもしろい内容だったので、
勝手にマインドマップ的遊びをしてみる。
本のなかに、
地方の名産品は「商品」としてあつかう効果が高い、とあった。
なるほど。
友人の里が農業をしている。そういえば前に
「古米が余るので、インターネットとかでうまくさばけるようになれたら」とか言ってた。
ということで。
まずはメインサイトかブログを立ち上げる。
そこで種まきから収穫までの
「大切に育てたお米日記」を頻度よく掲載していく。
写真とか、たまには動画があってもよりリアルで信頼度がある。
種まきの様子や害虫や台風とかと戦いながら育てている風景など。
そういうのってあまり見る機会も少ない。
TVドキュメンタリー、ニュースなどでは見るにせよ、それは他人事。
それが自分が口にするお米だと思わない。
そいういう“商品ができるまで”のストーリーを提供できることは、
顧客満足度にはねかえる。
ほかにも、農家だけが知っているお米ができるまでの苦労話や、
お米をより美味しく食べるための炊き方・保管の仕方のコツとか。
新米から古米になるにかけて、炊くときの水の量が違うのは
一般的な知識かもしれないけど
若い人や都会の人にはなじみがない情報かもしれない。そういうこと。
あと豆知識というか「お米が立つとは?」みたいな。
どういうことを言うのかとか、
お米が立つためにどういうことをすればいいか、とか。
でもって。
その土地のお米以外の特産物を使った料理レシピなんかも公開して。
そしたら、お米だけじゃなく、周辺農家さんの作物も一緒に販売できる。
予約販売。
一度買ってくれて、リピーターになってくれれば、
来年もまたお米を買ってくれるかもしれない。
しかもその美味しさを一度口にしているので、
次の年は農家さんと一緒に、
サイトやブログでお米の成長記録を一緒に見守る。
一緒に育てていくイメージかなあ。
そしたら、その年のお米はさらに美味しさと増すだろう!
あとは贈答用。
地方の特産品は贈答用としても喜ばれるので。
ふるさと納税のお礼とかもそう。
贈答用だと法人との取引も可能性がでてくるので、
そこでまた安定とリピーターに。
お客さんの「美味しかった」の笑顔と声を、ページに増やしていけば、
あとはそのサイクルで継続して定着させていけばいい。
「このお米を食べて嫌いな野菜も一緒に食べてくれるようになりました」(お母さん)
「今年は身長が◯cmも一気に伸びたよー」(子供)
「スポーツをしている子供に健康で怪我や病気をしにくい体になってほしいなと」(お父さん)
みたいな。
ここまで勝手に妄想すると、少しコワイか。苦笑
とまあ、こんなことを直感で思いつくままに、つらつらと書いてみた。
すでに誰かがやっていることだろう、直感で思いつく程度のことだし。
でもそれはたいして重要じゃない。
大きくビジネスをしなくても、
「古米をさばきたい」という発想着眼点から
ここまで個人で、一家族で、小さくビジネスをすることはできる。
今の生活環境と、本にあったような今ある既存のツールやサービスをうまく組み合わせて。
「古米を救う!」どころか、
「新米早々完売!」も夢ではない空想になってしまった。
そういう、ネットをうまく使う手法が体系的にこの本に書いてあったので
10分間マインドマップ的頭の柔軟体操でした。