コウモリランの一種だと思う。
その変わり種なインパクトで、
オブジェ的な存在感でインテリアとして、
部屋に飾って育てようと、購入したもの。
案の定、なんかジャマになってきて、
ベランダへ移動してから早2年。
おそらく冬越できない観葉植物なのだけれど、
枯れることなく元気に成長しつづけてる。
どころか、
結構なポジションを陣どっている。
こんなワイルドなコウモリラン、
幹や枝をもたない植物。
ヘゴ仕立てといって、
木片や板に固定させて根づかせる。
だから板につっくけて、
そのまま額のように壁に飾ったりとかもある。
まあ、わかりやすく言えば、
寄生樹といったところか。
そんな寄生的な容姿のたくましさが
好きだったのだけれど。
2年もすれば、ここまで大きくなるんだ、
というくらいにどんどん新しい芽が出ている。
おそらく買ったときは2株くらいの数だったはず。
今や上の写真を見ても、四方から飛び出ている。
そして、この植物のおもしろいのが、
根元というのかな、そこが茶色くなると成熟期。
決して茶色=枯れたということではなく、
茶色の状態がまあ健全な安定期ということ。
それでも、新しく成長していくためには、
新しい胞子?緑色で覆い出してくる。
年輪を重ねるというか、
皮膚が幾重にもあるように。
そんな感じなのだろうか。
最初の写真も、
その新しいものが出始めた頃だったけど、
この写真はそれから2週間後くらい、
かなり茶色の部分が減ってきているのがわかる。
どんどん覆われ出している最中。
これが360度ぐるっと
ミドリのもので包んでしまうのである。
おそらく冬を迎える前に。
あと数週間もすれば。
ということで、
今年もこのワイルドなコウモリランは、
屋外で越冬してくれるだろうことが確定。
植物ってほんと不思議。