昔、会社の会議で言われたこと。
課題に対して一同に「これをやるのは難しい」と口を揃えていたとき。
社長のひと言が一変させたんですね。
「おまえたちが難しいと思っているということは、
ライバルたちもそう思っている。
これは難しい、手間がかかる、と。
ということは、だから誰もやっていないということ。
ここにチャンスがある。
誰もやっていないことを先に実現できれば、それが強みになる。」
なるほど!捉え方と発想転換の問題だな、確かに。
と妙に納得したのを覚えています。
難しいと思ったときには、
『ということは、誰もやってない?だから誰もやらない?
だったらできたらすごい!』
とワンクッション思えるかどうかで可能性やチャンスは転がってくる、
ということ。
そういう打破しようとする空気を持つ組織やチームって
ほんとに強いと思いますよね。
本当に難しいこともあります。
でも難しいのニュアンスが、
手間がかかるからという苦労を想定していたら、
時間と情熱さえ費やせば、いつか実を結ぶ可能性が高い、
ということになります。
同じことを同じようにやっていても強みにはならない。
強みをつくり出すのは才能や能力だけじゃないですからね。
誰でもできるけどやらないことを遂行できるか、
そこに道が開けるとこもある。
ひたむきな努力と情熱で。
ムズカシイはチャンス。
ふと回想しながら、この言葉をもう一度かみしめてみた次第です。