点滴岩を穿つ

「点滴岩を穿(ウガ)つ」
わずかな水のしずくも、絶えず落ちていけば、岩にも穴を開ける。

つまり、絶え間なく努力を続ければ、必ず成功への道は開ける、
という例え。
これを仕事やチームに置き換えると。
一滴一滴落ちてくる水であっても、一点にエネルギーを集中することで、
岩に穴をあけるほどの力を出す。

ブレイクスルーのためには、エネルギーを分散させてはならない。
皆のパワーを一つに束ねる。それがブレイクスルーの始まり。

いい言葉だな、と思う。

もっと関連したことを記すと。
「すべてやります」では何もできない。重点テーマを3つに絞れ。

スピードでライバルに差をつけろ。
完璧を求める100点よりも、すばしっこい80点で勝つ。

こういう考え方を前職で学ばせてもらったなと。
ふとこういう言葉や考え方を思い出す時がある。

時間が経っても、自分のなかで風化させてはいけない。

また前の職場で、前の仲間たちと一緒に仕事をするということは
おそらくこれから先ないだろうけれど、
学んだことは自分のなかで実践しつづける、
自分のなかで継承していく。

そうしている先に、また新しい何かが起こるかもしれない。