継続して続けていくと、
「もうこのネタはほかの人が書いているから」
と扱うのをあきらめることがある。
それでも、
自分のブログ読者が、その他のブログも、
同様にチェックしているとは限らない。
自分が「かぶる」情報を載せないことで、
その読み手に届かないという機会ロスにもなりうる。
ブログやネタは、旬や鮮度が優先されるところもあるが、
それでも、この人はどう書くだろうという、
読み手やファンの期待もある。
また同じ内容をたくさん検索している人が、
自分の記事も見つけてくれて、
ほかとは取り上げ方が違う、掘り下げ方が違う、
視点や考え方に共感できる、
なんてこともあればよりファンになってもらえる。
そうやって、
ひとつの同じ話題を多くの人が扱うブログなどでは、
先を越された! といった速効性ではなく、
丁寧さ、広さ、深さ、自分らしさ、を追究していく。
するとそれが独自の切り口となり、
ブログやキャラクターの個性となっていく。
昔を思い出してみてもそう。
小学校で「作文」の宿題があったとする。
あるテーマについてや、読書感想文かもしれない。
でもみんなが書き上げた作文はどれも同じものはない。
個性もあるし、ユーモアな作文もたくさんある。
そこに着目したんだ!
そんなことを思ったんだ!
だからみんな手を挙げて、自分の作文を発表したい。
根本的にはブログも作文も同じ。
逆に言えば、個性を殺して書くことのほうが難しい。
どう書いても、「個性」は出てしまうものである。