専門書:「小さな会社のWordPressサイト制作・運営ガイド」 レビュー

こちらのワードプレス関連書籍は、
「小さな会社のweb担当者向け」に絞って構成された本です。

中小零細企業やあらゆる業種やショップなど、
web専門の担当者は普通いません。

その環境のなかで、
web担当者をつくりサイト運営をしていかなければいけません。

どんな業種であれホームページやECを立ち上げることが
重要となってきている今の社会の流れから、
このような専門書にニーズが生まれてきたのかもしれませんね。

 

「小さな会社のWordPressサイト制作・運営ガイド」

具体的には

  • wordpressに向くサイト向かないサイト
  • サイト制作の準備編【企画/制作/運営】
  • wordpress基本操作
  • seo対策基本知識
  • アクセス解析
  • 便利なプラグイン紹介

などとなっています。

会社ホームページを前提としていますので、
必要なページやレイアウトなどを想定してつくられています。

ただ内容的に踏み込んでいる項目とそうでない項目の差が大きく、
企画/制作/運営のすべてをまかなうのは難しいかもしれません。

便利なプラグインの紹介項目も、
もっと企業ホームページには欠かせない、
あると助かるツール紹介かと思ったら、
定番プラグインのみの紹介だけだったように思います。

この一冊を片手に、いざ会社ホームページを作成しよう!というよりも、

ホームページを作るにはこういったことが必要、
こういう流れになるんだな、
という事前の予備知識として、
全体像を把握するにはいいかもしれません。

専門書:「はじめての簡単WordPress入門[決定版]」 レビュー

いざワードプレスを始めようと思って、いくつか本を手にしてみる。
そして書いてあることがわからなくて挫折してしまう人は多い。

「ゼロから」「初心者でも」「素人でも」という入門編と意味で
この本はとても親切丁寧に書かれています。

「はじめての簡単WordPress入門[決定版]」

すぐにホームページやブログを作成したい人、
そこまで凝ったつくりじゃなくてもすぐに始めたい人には効果的です。

中上級者やカスタムしたい人、ビジネス向けではないですが、
上記よように“個人ですぐに始められる”手引きとなってくれる本です。

具体的には

  • WordPressでどんなことができるのか
  • サーバー設定やドメイン契約の方法
  • データベースの作成方法
  • 投稿ページと固定ページの使い方
  • 投稿編集でのカスタマイズ(画像,moreタグ,リンクタグ etc)
  • レイアウトやヘッダーの編集方法
  • 最低限必要なプラグインの紹介と活用方法
  • ソーシャルボタンの設置方法(Twitter Facebook)
  • SNSとのリンク方法
  • Googleアナリティクス設定方法
  • ダッシュボート内各設定の説明

などなど。

この本を手順通りに進めていけば、
ひととおりホームページやブログが立ちあげられるようになっています。

各項目ごとに見開き2ページくらいで簡潔に説明されていて、
オールカラーなのもわかりやすさを後押ししてくれています。

かくいう私も、wordpressを始めるにあたって、
手当たり次第にweb検索してみたり、
専門書を買ってみたりしましたが、

より迷走すると言いますか、
始めてもないのに拒絶反応でキライになる・・・
くらい手探りでした。

もしこの本を「入門編」なんてとバカにせずに、
最初に手にとっていたら、
もっとスムーズに始めれただろうし、時間も短縮できたかもしれません。

専門書のなかでは価格も安いですし、
ゼロから、初心者でも、という対象に該当する方は、
ぜひ一度手にとってみることをおすすめします。

 

子テーマ、成る

ブログのリニューアルに向けて準備を進めているところ。

そして今まで手を出していなかった
「子テーマ」にいよいよ手をつけることに。

「子テーマ」とは、ワードプレスのなかのテンプレートテーマを独立させ、
wordpressのアップデートや更新のときに、
自分が追加修正したコードをリセットされないようにするためのもの。

これをしておくと、あとはどんだけいじくろうと安心。
やっとちょっとした壁を乗り越えた。

そして、
テーマの母体に影響されている細かいフォントサイズや行間も調整。

本文やサイドバーのテキスト文字、
エントリーサマリーで抽出されるカテゴリーや
アーカイブのときの本文表示まで。

見てくれが気になる質なので、気になったら止まらない。
子テーマを含め、そんな細かい修正には友人が助けてくれた。

仕事終わりのお疲れのなか、連日ほんとにありがとう!

あとは、旧ブログからの記事の引っ越しや細かい調整をしていくのみ。

なんとか11月のリニューアルOPENを目指している!

夏休みの自由研究 ~ホームページをつくろう~

かれこれここ1ヶ月間程、ホームページ作成に尽力しておりました。
ブログでも「サイトHの道」として、それを書き記してきました。

自分が想定していたよりも少し早く、
ホームページの土台が完成しました。

もちろんまだまだ追加や修正はしていきますが、
最低限の構成・デザイン・情報量として、一旦落ち着きそうです。

というのも、
この1ヶ月間でゼロからスタートして、
すでに350ページのコンテンツ内容になっています。

本当は年内に300ページくらい作ればいいな、という予定だったので、
わりと早くできました。

ちなみにこのブログが200-250ページくらいだと思います。
1日1投稿なので、今現在そうなります。

もちろん1ページにかかる時間はブログ記事とは比較できませんが。

企業のホームページには最低500ページつくりましょう、
なんて言われたりします。

これは、豊富な情報量、コンテンツとしての魅力、安定したアクセス、
という視点から見たときにだと思います。

なので、これに習うつもりはないですが、今のペースから考えて、
これからは少しずつ追加していけばいいので、
年内に500ページのホームページに育てようと思っています。

ちょうどサイトを立ちあげて1ヶ月。

3ヶ月経過すれば、
検索エンジンやクローラーにも安定したサイトと認識されはじめ、
アクセスも増えていくはずです。

その頃には400-500ページの豊富なコンテンツとなっているはずです。

楽しみです。
趣味サイトなので今現在では自己満足サイトなのですが。

ここから、
・いろんな有益な情報を発信していくもよし
・新しいファンや、コミュニティが築けるもよし
・集客の入口として、また違うコンテンツへの窓口となるもよし
・趣味専門サイトなので、関連アフィリエイトを貼るもよし

可能性は広がります。

いつもやっている通販とはまたひと味違って、
ひとつのコンテンツを育てていく、そこから新しいつながりを育てる、
よく業界では言われますが「自分の城」を持つ感覚です。

これからどこまでライフワークとしていけるかはわかりませんが、
このブログを続けていくのと同じように、
また違う視点から、違う場所で、自分を発信していけたらいいなと思っています。

と、ここまで書いておいて。
・・・そのサイトを現時点でご紹介できないのは残念なのですが。
すいません。

いつかどこかでお会いできるはずと思っています。

今年の夏休みの自由研究は、
連日猛暑のなか、汗だくになりながら机に向かい、
PCとにらめっこし、本を片手に、なかば腱鞘炎になるくらいの勢いで、
ホームページを作成いたしました。

晴れ ☀ (^O^)/

これからも手を加えるごとに「連載 サイトHの道」も更新していきます。
これまでほどの連載スピードはないかと思います。

 

サイトHの道 13 ~サイト内検索履歴を分析~

googleアナリティクスやwordpressのプラグイン「jetpack」などの
アクセス解析ツールを利用することで、
ユーザーがどこからどのようなキーワードでサイトに来たのかを、
分析することができます。

これはとても重要なデータで、いわば『外部からの足跡』です。

 

同時に、サイト内にはほぼ検索ボックスがあります。

wordpressのデフォルト検索ボックスは、
もちろんそのサイト内検索をします。

yahooやgoogleの検索エンジンにある検索ボックスは広く、
サイト内の検索ボックスは狭く、そのサイトの中だけを検索します。

つまりサイトに来てくれた人が、そのサイトの中で、
どんなキーワードで、なにを調べたいか、
より深く、ピンポイントになってくるわけです。

そして
その検索キーワードを履歴として記録し分析してくれるプラグインが
「Search Meter」です。

googleアナリティクスなどの解析ツールが、
『外部からの足跡』とすれば、
サイトまでの道筋は解析できるものの、
実際にサイトのなかに入ってからの
具体的なキーワード分析はわかりません。

その『内部での足跡』を分析してくれるのが
「Search Meter」というわけです。

これってすごく大切だし、有益なプラグインだな、と思うわけです。

ユーザーがサイト内で、
どのような情報を求めているのか、探しているのかを
把握できてしまうわけですから。

検索サマリーは直近2日間、7日間、30日間と分けた結果となり、
サイト内検索キーワードが何なのかだけでなく、
そのキーワードによる検索数と、該当した記事数も表示されます。

 

たとえば、写真のA箇所だと、
あるキーワードでサイト内検索され、
その検索数6回、該当記事は23個、となります。

これによって、
どんなキーワードで多く検索されているのかがわかります。

またもっと突っ込んでおもしろいのが、写真B箇所です。

あるキーワードでサイト内検索され、
その検索数4回、でも該当記事0個。

つまり、ユーザーが求めていた、探していた情報があって、
そのキーワードを入力したら、このサイトには該当するものがなかった。

逆説的に言えば、
潜在的なユーザーのニーズが把握できてしまうわけです。

 

・任意の近い該当記事があるならば、記事内のキーワードなどを見なおしてサイト内検索でヒットするように改善する

・そもそも該当記事がないならば、このサイトへ来たユーザーはそれを求めているわけなので、新しい記事や情報をサイトに追加する

 

このふたつのいずれかの解決策が浮かんでくる、ということになります。

結構すごいことだな、と思います。
ユーザーの足跡から、サイト運営改善ができるわけですから。
つまりは「お客さまの声」と一緒です。

しかも、
サイト内まで来てくれたユーザーからの声(キーワード)なわけですから
これは有効に活用しないともったいない。

このプラグインを見つけて本当にそう思いました。

運営側として自ら気づくところも改善・進化、
ユーザーの足跡で気づかせてもらったところも改善・進化、
そうやってサイトを育てていくって大切だな、と思います。