Google日本語入力を活用しましょう

これを知っているのと知らないのとでは、
これを使っているのと使っていないのとでは・・・。

大きくPC環境が変わります!
そのくらい重宝しているのがGoogole日本語入力です。

Googleが無料で提供していて、PCにインストールするだけです。

キャッチフレーズは
「Google 日本語入力は、変換の煩わしさを感じさせない思いどおりの日本語入力を提供します。」

とありますが、まさに!です。

 

例えば

  • 【ハート】と入力したら、【♡】と簡単に記号に変換してくれる
  • 【ごめん】と入力したら、【m(__)m】と簡単に顔文字に変換してくれる
  • 【ヨット】と入力したら、【yacht】と簡単に英単語に変換してくれる
  • 【150-0001】と入力したら、【東京都渋谷区神宮前】と簡単に住所に変換してくれる
  • 【きょう】と入力したら、【2013/12/04】と今日の日付に変換してくれる
  • 【35*13=】と入力したら、【455】と簡単に計算してくれる

google日本語入力1

これだけでも重宝しますよね。

英単語、住所、自動計算なんかは、
EC運営や輸入ビジネスでも活躍できます。

 

もっともっとすごいんです!

常に最新の豊富な語彙

「Web で使われている膨大な用語をカバーしています。歴史上の人物の名前や専門用語だけではなく、流行の顔文字やお店の名前まで、常に最新の辞書を提供します。」

さすがGoogleです。

例えば

  • 【とくがわい】と入力すると(入力途中)、歴史上の【徳川家康】と出てくる
  • 【ぼすとんれ】と入力すると(入力途中)、【ボストン・レッドソックス】と出てくる

 

これが個人的に重宝している『其の一』です。
正確な名前がわからなくても途中まで入力するだけで候補を瞬時に出してくれます。

ということは、
☆全文字を入力しなくてもよいので効率UP
☆タイプミスやスペルミスを防げる 正式名称OK

 

ネットショップやヤフオクにていろんな商品を登録する際も、
自分の知らないキーワードや商品名などたくさん出てきます。

これまでは「正確にはなんて言うんだろう?」と
いちいちweb検索していました。

たとえばカタカナ表記にしたときに、
最後が【ス】なのか【ズ】なのか、など。

Google日本語入力を使えば、
予め正確な名称が予測変換として表示されるので
あとはそれを選べばいいだけです。

かなり正確性と効率性は違ってきます。

 

そして最後に、
個人的に重宝している『其の二』です。

ズバリ!学習機能です。

携帯メールやスマホメールなどでもありますが、
自分の過去にタイプした言葉を学習して賢く記憶してくれています。

これが何に使えるかというと、なんでもです!!

たとえば・・・
お客様とのやり取りや定型文などがあると思います。
毎回入力するか、もしくは定型文の原型をつくっておいてコピペするか。

それもいいですが、
上手にこのGoogle日本語入力の学習・予測変換を使うともっと早い場合もあります。

 

私の場合ですが、
【い】と打つだけで、【いつもお世話になっております。】と予測変換します。
【あ】と打つだけで、【ありがとうございます。】と予測変換します。
【し】と打つだけで、【商品発送いたしました。】と予測変換します。

かなり便利じゃないですか。
あくまでも学習機能は直近のものに上書きされますので、
すべてを記憶して蓄積してくれるわけではありません。

それでもよく使うやつは上位に予測変換が出てくることにもなります。

 

コツとしては、
☆記憶させたいところまで、ひらがなですべて入力しておく
☆それを変換して一度使用

『このたびは大変迅速かつ丁寧にご対応いただき、とても安心してお取引できました。』
例えばこんな例文があるとします。

これも一度、ひらがなで全入力してから、変換して使った文章ならば、
これが学習され記憶されることになりますので、
次からは【このたびはたいへん】くらいまで入力すると、この長文が予測変換されます。

 

本当に劇的に作業効率UPしますので、
未インストール、まだ活用したことがない方は、
サクッとダウンロードすることを、強くおすすめします。

私もこれを知ってからというもの、
会社でも自分のPCが替わるたびにダウンロード、
MyPCを買い換えるときにもダウンロード、
これがないと始まらない、というくらい愛用しています。

自分のなかの定休日をつくろう

ECショップなど通販運営をしていますと便利な半面、
特性的な問題もあります。

24時間365日どこからでも注文が入るのがメリットであるわけですが、
それがデメリットになることもあるのかもしれません。

そう運営側のやりくりや仕組み、時間の確保ですね。

法人でしている場合はともかくとして、
個人でヤフオクやECショップを運営している方には、
定休日を設けていない方が多いんじゃないかと思います。

「定休日なんてもったいない」 「定休日とかつくるほどない」
時間の使い方に一定の融通がきくからこそ、
こう言われるのだと思います。

それはごもっともです。
ただ、ここからは少し気持ち的な問題です。

 

24時間365日、そして毎日毎日、自分ができるからといって、
仕入~連絡~梱包~発送~入金確認などを、
毎日毎日する必要がありますか?
むしろ毎日毎日することは効果的・効率的ですか?

いくらやりがいのあるEC業務であっても、疲れるときは誰しもあります。
そして急な予定やイレギュラーで時間が確保できなくなることも。

ECショップでは
ほぼ営業/定休日はお知らせしてる場合が多いですよね。
問い合わせの時間帯や入金確認できる時間帯なども。

ヤフオクなどでも、人によっては定休日などを記載している方もいます。
たとえば連絡に◯日間かかる場合がある、この時間帯は連絡が難しいなど。

これにはおそらく専業ではなく、
副業としてヤフオクを活用している方もいるからです。

平日は仕事のため~、週末は~、と補足説明されてある方もいます。

お客様にとっては、
売る側の生活環境やライフスタイル、時間スケジュールなど
知るよしもありません。

一般的には
24時間以内にはなにかしらコンタクトがあると思っています。

だからこそ、わかっていることは事前に伝えておくことは大切です。

じゃあ定休日つくろうかなあ・・・でもなあ・・・。
そんな個人でのEC運営者におすすめの方法です。

 

自分のなかの定休日をつくる。

公にではなく、【自分のなかの】というのがポイントです。
お客様にはお知らせする必要もありません。
ほぼ自分のなかだけの精神的な安定剤です。

どういうことかと言うと、
仕入 荷受 発送 入金確認 連絡 etc…
このなかで絶対『1日も開けられないもの』ってありますか?

おそらく個人的には、「お客様への連絡」くらいかなと思います。
その他の業務は2日分を1日で行っても大きな問題ではありません。

なまけるのか? 毎日やろうと思えばできるのに??

 

ズバリ!あえて実行しないんです!!

毎日できるからやる、ではなくて、
あえてやらない日、ルーチンを外す日を設ける、
これが【自分のなかの定休日をつくる】ということです。

上に書いたルーチン業務のなかで「入金確認」なんて、
週末にかかるとしたくてもできないですよね。
週明けの確認になることが多いです。

また「発送」も、お客様からしたら、
実は週末は発送しないだろうという先入観があるですね。

実際に、週末に発送業務をした際、
「週末なのに発送していただきありがとうございました」
と言われることが定期的にあります。

これはショップならもちろん、個人間取引のヤフオクでもです。
意外かもしれませんが、過去の経験からしてそうなんです。

ということは、少なくとも、週末は休みやすくなりませんか?
「入金確認できない」「発送はしなくても責められないかも」
ということです。

 

自分のなかの定休日は、休息と勉強に!

こうやって毎日エンドレスにできたからしていたことが、
週のなかで1日だけでも解放されたとしたら、それは大きいことです。

リフレッシュに使うもよし、
次の一手を打つための学びの時間に費やすもよし。

こうしなければいけない、と自分のなかで決めつけてしまっているものを
解き放つことが大切です。

最終的には自分をどうコントロールできるか。
時間コントロールもそうですが、気持ちのコントロールもそうです。

かくいう私も、週末は少しほっとします。
今日はいつもより時間が確保できるなと。

そんな時間を仕入れリサーチや読書、次の一手のための勉強などに
なるべく時間をあてるようにしています。

もしそれでも余裕があれば、発送をすることももちろんあります。
そうすることで「お客様からのいい声」を獲得できるかもしれませんし!?

 

今回は、EC運営のなかで、わりと週末が時間が確保しやすい理由と、
そこから自分のなかの定休日をつくるご紹介でした。

やりくり上手な人であれば、上記を参考にしながら、
週末ではなく平日に、
自分のなかの定休日をつくることもできると思います。

読書:「三十光年の星たち」 宮本輝

学生の頃からよく読んでいた宮本輝さんの小説です。

たまたま最近本屋で見つけた新刊 「三十光年の星たち」

そのタイトルと箇条書きのあらすじを見て、
ひっかかるものが強く手にとってみました。

文庫本で上下巻となっていますが、
思った以上に一気に読みきってしまいました。

それだけ読みやすくもあり、内容に引き込まれていくものもあり。

 

あらすじは、
職も恋人も失い何のとりえもない普通の30歳男。

金貸しから借りた借金を返済するため、
とある提案から行動を共にするようになる。

若者の再起と生きることの本当の意味を、
圧倒的な感動とともに紡ぎ出す傑作長編。

金貸しといってもちょっと特殊なので、
その業界や裏の世界の物語ではなく、
ごくごくありそうな普通の人々の生活が描かれています。

 

いろんな世界の師と弟子の関係、人生訓、
修行や鍛錬を積むということ、

主人公は30歳なんですが、主要人物に75歳など諸先輩も多く、
その語りや言葉、考え方がすごく響く内容でした。

30年という時間の尺度がこの小説のキーポイントになっています。
印象的な言葉を抜粋します。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「十年でやっと階段の前に立てるんだ。二十年でその階段の三分の一のところまでのぼれる。三十年で階段をのぼり切る。そして、いいか、のぼり切ったところから、おまえの人生の本当の勝負が始まるんだ。その本当の勝負のための、これからの三十年間なんだ。そのことを忘れるんじゃないぞ。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

この言葉は75歳の金貸しから、主人公の30歳に向けられたものです。
(このふたりは物語のなかでの師弟関係にあたります)

ということは、本当の勝負は60歳から、
これから30年がその鍛錬の時期、
ということになります。

なるほどなあ、と。
ほかにもこんなのもあります。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
どの分野にも若くして天才と称される人がいる。しかし、そのうちの何人が、才能をさらに磨いて大成できたか。自らの才能を超えた大仕事を、年齢とともに成し遂げていく人間を天才というのだ。
「三十年間」に耐えられなかったからだ。「三十年後」というものに焦点を定めれなかったからだといってもいいし、「三十年間」を途中でどこかで投げ捨てて、うぬぼれていったと言い換えてもいい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

とまあ、あきらかに若い人とは時間の尺度が違うわけです。

それは様々なことを経験した年齢だからこそ
言えることなのかもしれませんし、
長い時間軸で物事を俯瞰的に見ることができるのかもしれません。

それを若いうちに習得しろというのはもちろん無理なことです。
若くして悟りでもしないかぎり。

でも、そういった人生観を教えてもらうこと、
予め教訓として持っておくこと、

それをふまえて自分のこれからの人生を歩んでいくことは、
大きく違うだろうと思います。

だからこそ、こういった師弟関係やその環境が、うらやましくもあり、
これまであまり言われたことのない言葉たちを聞けた気がして、
うれしくもありました。

植物学者、柔道家、料理人などあらゆる世界の師匠が登場し、
そして師弟関係の様相やその環境での言葉たちが胸を打ちます。

 

主人公と同世代の今、この本を手に取れてよかったなと思います。

この「三十光年の星たち/宮本輝」のレビューのなかには、
『あと10年20年前にこの本に出会えていたら変わっていたかもしれない』という感想を書かれている方も多かったです。

そしてそんなことを言われるどの方も
『いや、人生に遅すぎるということはない、これからの三十年を・・・』と結んでいます。

 

最後に紹介します。
75歳の金貸しが主人公に説く「自分を磨く方法」は金言です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「働いて働いて働き抜くんだ。これ以上は働けないってところまでだ。もうひとつある。自分にものを教えてくれる人に、叱られつづけるんだ。これ以上叱られたら、自分はどうかなってしまうっていうくらい。このふたつのうちのどっちかを徹してやり抜いたら、人間は変われるんだ。悪く変わるのは簡単だが、良く変わるのはじつに難しい。だけど、このふたつのうちのどちらかをやれば、人間は良く変われる。だまされたと思って、やってごらん。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

51MBfYoGB-L._SS500_ 514mhNUH34L._SS500_

 

ヌメ革財布で日光浴

念願のヌメ革財布をゲットしました。
知り合いの紹介でかなり格安で手に入れることができました。

使い込むほどに味が出るヌメ革。
唯一無二の個性を作り出してくれる素材です。

使う前にまずは日光浴をさせることから始めます。
日当たりのよい窓際で日に当てるところからです。

片面が色づいたら裏返すという具体にまんべんなく繰り返します。

2-3週間くらいで、
ヌメ革はうっすらと淡いベージュ色に色づき光沢が出てきます。

ここがポイントで、

これは日光による作用で、
革に含まれていたオイルが表面に出てきて保護膜となります。

この保護膜が味わいを出し、
同時に汚れやある程度の水から守ってくれます。

そして、使っていくうちに革の手触りも柔らかく馴染むようになり、
深く艶やかに色づいてゆくのです。

 

今回買ったのは、マネークリップ兼カードケースです。

bree-183750012_2

 

買った時にはこの写真のような色と質感です。

そして、上に書いたように手入れや使い込んでいくと、
変化していきます。

 

nature

この写真は、一番上のバッグとその下は同じものです。
使用前と使用後でこのように変わっていきます。

一番下のコインケースも、
これだけ色のラインナップがあるわけではなくて、
一番右の写真が買った時点、そして左へいくにつれて使用経過です。

同じ革製品で、これだけ変化していくんです。
色はもちろん、光沢感や革のやわらかさの変化もわかると思います。

 

・革の素材感をじっくり楽しみたい方
・革のエイジングを一から楽しみたい方
・気に入ったものを長く使っていきたい方

こんな人にはとても楽しめる逸品ですね。

そして今回マネークリップ(お札入れ)と一緒に、コインケースも購入!
これもまた大人の階段を少し登ったような気がします。

お札とコインを分ける嗜み。

革製品を長年愛用していき、
自分だけのオリジナルな個性を出す楽しみ。

 

コインケースは上の見本写真とは違うタイプのものを購入しました。

お札とコイン、2つになってかさばるかなとも思いましたが、
シンプルで2つ持っても手のひらに収まるサイズ、気に入っています。

好きなものを長く愛用する。
自分の使い方や手入れの仕方で、個性が出てくる。
そして自分だけのオリジナルな大切ものへとなっていく。

ほんとこれからが楽しみです。