本棚を眺めて、過去を振り返る

部屋の本棚を眺めていて

なんでこの本とって置いているんだろう?

と首をかしげてしまうものがある。

久しぶりに手にとってパラパラとめくってみても

付箋もないしページを折ってもないし

何が気にかかって保管しているのかわからない。

でもちょっとした共通点を見つけた。

それらの本はシンプルに

自分のコンディションが悪いときに読んだ記憶がある。

だから読んだその時は何かが引っかかったり

救われたまではないかもしれないけれど

ふともたれかかる何かがあったんだと思う。



だから今読んでもあまり具体的に響いてこない。

それは良いことなのかもしれない。

当時助けになったその本たちを眺めながら

本棚に戻すかどうするか、どうしたものか。


AI本

知らないことだらけ。

使ってみたいサービスや機能もいっぱい。

早速使ってみたものもおもしろい。

来年はもっと学ぼう。

有効に使えるようになりたい。

もう1,2冊くらい読んだかも。


目的別! 仕事で使えるAI活用事典/加納 敏彦

2ヶ月で月30万円を実現する 超初心者でも稼げるAI活用法/あべ むつき


1日1分!英字新聞

シリーズもので英語勉強の素材のひとつ。

これは2002年のニュースを扱っているから

2001年の9.11以降の世界情勢に関することが多かった。

政治がメインでエンタメやスポーツはほぼなし。

先に2025年版をやったんだけど、その紹介はまた。

単語からのおもしろい発見もあったりするから楽しい。

絵と演奏と言葉と表現

人は同じものを見ていても、

それがどう見えているかは人それぞれ違うという。

自分が見たいように見ているとも言えると思う。



音楽もそうで

同じものを聴いていても

それがどう聴こえているかは人それぞれ違う。

自分が聴きたいように聴いていると思う。



もし、それを証明できる方法があるとしたら、

そのひとつは「絵」だし「演奏」になる。



同じ景色や人物を描いても

まったく違うものが出来上がる。

そこには見え方のほかに技術や能力も左右はする。

”こう描きたい”個性や思いも加味される。


同じ曲を演奏しても

まったく違うニュアンスになる。

そこには聴こえ方のほかに技術や能力も左右はする。

”こう弾きたい”個性や思いも加味される。



もっと広げたら

同じ出来事や現象が起こったときに

その捉え方や解釈、受け止め方や考え方は異なる。

その証明が「表現」ということになる。



やっぱり

伝えないとわからない

言葉にしないとわからない

表現しないと理解も共感も異なる価値観も生まれない。



PS

なんでこんなことを思ったかって

ふとラン・ランの演奏を聴いたから。

彼の弾く「アラベスク第1番」は好みじゃなかった。

そこにラン・ランはいたけどドビュッシーはいなかった。

ラン・ランあるあるなんだけど。

だからこそ強烈な個性を持ったピアニストという称賛にもなる。

読書「村上春樹の短編を英語で読む 1979~2011」加藤典洋

解説本っておもしろい。

作家の作品群が時系列や体系的に理解できる。

自分にない読み解きを発見できる。

もうひとつ好きなのは、

解説の構造や構成を学ぶことができる。

まとまってる、わかりやすい、伝わりやすい。

説得力がある、共感できる。

なるほど、

こういう文章化や言語化できてすごいなってなる。