さて、「ブログで稼ぐ」ということの厳しい実態、現実を把握したうえで。
その先を読み進めて行こうと思います。
今回のpart.5では、
「ブログで稼ぐ」には2つの方法がある、というところからです。
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「ブログで稼ぐ」ためには、
大きく分けて2つの方法が用意されています。
ひとつは
「ブログ以外のビジネスをやらず、ブログのみで生きていく」
これは前にも触れたように相当ハードルが高いと思ってください。
もうひとつは
「ブログのほかにビジネスを持ち、ブログを営業ツールとして活用する」
こちらはかなり難易度が下がります。
巷で流布する「ブログで稼ぐ」という言葉は、
しばしばこの2つが混同されて語られていることがあるのでご注意ください。
有料メルマガの大手「まぐまぐ!」は、
売上の50%を発行者の収入として提供します。
たとえば月額1000円のメルマガを100人に購読してもらえば、
毎月5万円の収益となるわけですね。
200人なら10万、300人なら15万、1000人なら50万円です。
しかしながら、社会的知名度の低い、ぼくのような人物では、
せいぜい200~300人獲得するのが限界でしょう。
(補足)
著者実績 ブログ運営4年弱
・ツイッターフォロワー:29,500人
・フェイスブックページ登録者:9,500人
・フェイスブック個人アカウントフォロワー:7,500人
・RSSリーダー登録者:8,800人
・無料メールマガジン:750人
・月間PV数:50-70万アクセス
「お金を払ってもらうに値する面白い内容を、毎週書き続ける」のは、
そう簡単ではないのです。
また有料メルマガを始めてしまうと、
ブログで情報を「出し惜しみ」するようになる恐れがあります。
その結果、ブログがつまらなくなり、アクセスや読者が離れていくことも
考えられます。
ぼくがいまだに有料メルマガに取りかかることができないのは、こうした
「毎週書くという負担の大きさ」「その割に、それほど儲からない」
「ブログで出し惜しみするようになりたくない」という理由によっています。
とりあえず、有料メルマガでぼろ儲け!みたいな話は
非現実的なのでご注意ください。
「ブログ稼ぐ」場合は、(ブログのみで)
・Google Adsense
・アフィリエイト
・自社広告枠
・有料マルマガ
・書籍の執筆、他媒体での連載、寄稿
が中心になります。
いずれの方法も簡単ではありませんが、
毎月数十万のPVを稼ぎ、収益性を高める努力をそれば、
家族を養う程度の収益はあげられるはずです。
ぼくは「アドセンス」「アフィリエイト」「自社広告枠」のみで、
毎月30~50万円を稼ぎ出しています。
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いかがでしたでしょうか?
著者は「ブログのみで稼ぐ」方法で、
結果今現在、毎月30~50万円の収益があるわけですが、
それがいかに簡単なことではない、ということが、すごくよくわかります。
上の(補足)欄にも書いていますが、
月間70万PVのあるブログです。
毎日25,000PVくらいあることになります。
それすらもすごいことですが、
そしてTwitterやFacebookのフォロワーもある程度いるなかで、
無料メルマガは750人です。
これに有料メルマガを発行しようとしたら、
著者は「せいぜい200~300人程度」と書いていますが、
恐ろしいですが、それが現実なんだろうと思います。
毎日25,000回アクセスがあるブログにも関わらず、
各種フォロワーや登録者の割合、構成は、こんな感じなんだ、と
現実を知ることが、いや、とても参考になる数値です。
堀江貴文(ホリエモン)は有料メルマガ会員1万人以上で、
おそらくそれだけで毎月500万円以上の収入があることになります。
いかにみんながホリエモンにはなれない、夢と現実は違う、
いや、むしろ「夢の見方が違う」ということがわかります。
著名人や一部の特殊な人だからこそ通用する手法と、
ごくごく一般人が積み上げて、誰しも花開く可能性がある手法とは、
大きく違うということです。
もうひとつの方法「ブログを営業ツールとして活用する」。
こちらのほうがほとんどの一般人には可能性があると思います。
著者のような一個人でここまで実績を積むことができる人もいますが、
やはり「ブログで稼ぐ」というよりも、
「ブログを活用して、ブログを販促や集客手段として」のほうが、
取り組み方もバリエーションがあり、収益性の難易度も下がります。
このように、2つの手法を混同せずに、
分けて理解し、しっかりと考え、本書の数値を参考に、
自分の現在地や将来の理想からシュミレーションしてみたり。
とてもいい勉強になりました。
さて、次回でいよいよファイナルだと思います。
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