セパレート思考は問題や課題を
2つのカテゴリーに大きく分けること。
1.メリット/デメリットでの仕分け
その問題や課題、あるいは情報が自分にとってメリットや価値があるものか、それともないものかで分ける。仕分けの基本的な基準となる。とくに溢れる情報を整理する時には有効な基準になる。
2.変えられること/変えられないことでの仕分け
自分の力や努力え変えられる問題と、自分の力や努力ではどうすることもできない、あるいは変えるのが困難な問題とに分ける。コントロールできない問題にこだわるのは時間と労力のムダ。
3.目的/手段の仕分け
物事を進めていく過程で、目的とそれを実現するための手段で仕分けする。得ていて進めていくうちに手段が目的化して、本来の目的を見失ってしまうことが少なくない。
4.すぐにできること/できないことの仕分け
すぐにできること、手を付けられることと、いまはできないこと、後でやっても大丈夫なことなどを分ける。いわゆる時間の仕分けで、いまやるべきことと、先送りしていいことに分ける。
5.事実/意見の仕分け
上司に仕事の報告をする場合など、客観的な事実と、希望的観測や自分の意見を混同して報告してしまう事が多い。それらを明確に分けることで、より正確な報告、客観的な事実を伝えられる。
6.自分でやること/やらないことの仕分け
自分でやらなければいけないことと、やらなくてもいいこと、あるいは人に振ってもできることに分ける。部下を持つ管理職はとくに自分ですべてを抱えてしまわぬように仕分ける必要がある。