読書「イン・ザ・メガチャーチ」朝井リョウ

発売前からずっと楽しみにしていた最新刊。

しっかりおもしろかった!

そしていろいろ身につまされるところもあった。

推し活の縮図で、推す人、推される人、そして運営側。

それぞれの深く切り込んだ内実はさすがのディティール。

知らなかった推し活手法もいっぱいあった。

メインが若い世代のアイドルやグループ事情なのもある。



もし、推し活診断や推し活マトリックスみたいなものがあったら

自分はどの辺に位置するだろうと映し鏡も感じながら。

痛烈な現代風刺を内包している。

それでいいのか?!



自分もすごく考えさせらた。

推し活は楽しいのが一番、楽しければ大丈夫と思ってた・・・

でも誰しも無害無傷ではいられない世界線なのかもしれない。

今の自分への教訓は距離感のはき違え、見つめなおす。



あと1年でも2年でも早かったら

もっと爆発してた本かも。