先日、NHKのSONGにサラ・ブライトマンが出演していた。
そこで「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」を歌っていた。
もう何年も前からTVやCM、映画などで数多く使われて有名な曲。
最近では織田裕二の「劇場版 アマルフィ 女神の報酬」とか。
若干お腹いっぱいというか、聴き飽きた感があったんだけど。。
改めて聴いていたらいい曲だった、というか!その歌詞に驚いた。
てっきり、「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」だから、
別れの曲だと思っていたら旅立ちの歌だった。
TVのテロップに流れる歌詞を見ながら、
「えっ?!そうだったんだ!」と思って。
原題の「コン・テ・パルティロ」(Con te Partirò = With you I’m going to leave)とは
イタリア語で「君と共に、(ぼくは)旅立つ」という意味らしい。
これをサラが歌うときに、
曲名と歌詞の一部を「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」に変更した。
だからタイム・トゥ・セイ・グッバイと言っている箇所以外は、
確かにすべてイタリア語。
どうりで、何言ってるかよくわかんない、
と聞いただけでは聞き取れない。
というわけで。
その歌詞の意味を踏まえて、もう一度聴き直したら、
あー、やっぱりいい曲だなーと。単純。
で、いろんな日本語訳詞や歌詞サイト探したけど、
なんかしっくりくるのなく。
このNHK SONGのテロップで表示されてた歌詞が一番好きだったから
録画してたやつを、見ながら、一時停止しながら、ノートに書いてみた。
いや、ヒマじゃない。
結婚式で流れるというのもうなずける。
有名なボクシング引退試合とかにも使われたらしい。
いくつか日本語訳詞見たけど、訳者によって若干表現が違うし
より恋愛チックな設定だったり、ラブソングというか。
今回の訳詞がより普遍的な表現、いろんな解釈ができる
限定しない訳詞だったと思う。
なんか希望があるというか、光が射す詞と歌。
これから春になって、あったかくなったら、
天気のいい日にでも聴いてみてください。
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コン・テ・パルティロ Con te Partirò
タイム・トゥ・セイ・グッバイ Time To Say Goodbye
一人きりのとき水平線を夢見た
そして何も言えなくなった
太陽 そうあなたがいないと
部屋に陽の光は降り注がない
私のそばにあなたがいなければ
窓辺からみんなに見せて
あなたが火をつけた私の心を
私を満たして
あなたの人生で出会ったすべての光で
旅立ちのとき
誇りを持って生きてゆけば
水平線も遠くはない
新たな場所で生きていく
さあ旅立ちのとき
船にのり 過去という海をわたり
さあ旅立ちのとき
あなたと遠く離れていても水平線を夢見る
そこに言葉は必要ない
あなたはいつも私のそばにいるとわかっているから
月のように私のもとを離れず
太陽のように私のそばにいて
旅立ちのとき
誇りを持って生きてゆけば
水平線も遠くはない
新たな場所で生きていこう
さあ旅立ちのとき
船にのり 過去という海をわたり
あなたとともに私は生きていく
旅立ちのとき
船にのり
過去という海をわたり
あなたとともに私は生きていく
旅立ちのとき
私はあなたとともに
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