読書 三島由紀夫

『あの本、読みました?』(テレ東系)はよく観ている。

あらゆるジャンルの本を毎週特集している番組だ。

これきっかけで知った本、読んだ本は数知れず。


「ことし生誕100周年【三島由紀夫】作品売上ランキング!」(2025年5月8日放送)

第1位:金閣寺

第2位:潮騒

第3位:仮面の告白

第4位:永すぎた春

第5位:愛の渇き

第6位:美徳のよろめき

第7位:春の雪~豊饒の海~第一巻

第8位:花ざかりの森・憂国

第9位:午後の曳航

第10位:音楽



初めて三島由紀夫をちゃんと読んだ。

ランキングの本はすべて読んだ。

こんなにも文章がきれいな人だとは知らなかった。

もちろん物語も世界観も独特かもしれないけれど

読みにくいクセみたいなものは全くなかった。



引き込む力や説得力はすごい。

密度の高い小説。


読書「言語化大全」

「うまく言葉にできない」がなくなる 言語化大全
山口拓朗・著


とても読みやすく理解しやすい本だった。


「言語化力」の3要素
語彙力・具体化力・伝達力

語彙力アップに欠かせないのは
・新しい言葉に出会う
・知らない言葉を調べる
・脳に定着させて覚える



3要素のなかでも最も扱われているのは「具体化力」

どんなふうに具体的な言葉にしていけばいいのか

その切り口がいっぱい、引き出しがいっぱい。

自分にはない発想はとても学びになる。



AI時代の言語化ということもあって

ChatGTPの活用法や具体例もかなり多い。

お題やプロンプト例を挙げているから

すぐに参考に自分でも使えるものが多い。


ChatGTPなどのAIは、上手な使い方次第。

自分はまだまだ入口くらい。



ノート8ページにわたって

今の自分にとって大切なポイントも書き出し残した。

いろいろな文章を書くときに見返したい。


読書「村上春樹の短編を英語で読む 1979~2011」加藤典洋

解説本っておもしろい。

作家の作品群が時系列や体系的に理解できる。

自分にない読み解きを発見できる。

もうひとつ好きなのは、

解説の構造や構成を学ぶことができる。

まとまってる、わかりやすい、伝わりやすい。

説得力がある、共感できる。

なるほど、

こういう文章化や言語化できてすごいなってなる。

読書メモ「直観力」羽生善治

2012年本。

2020年文庫化されていたからせっかくだからと再読。

直観力とは経験の蓄積。

何かを生み出すすべての日常に当てはまる。




「直感とは、論理的思考が瞬時に行われるようなものだということだ。」

「もがき、努力したすべての経験をいわば土壌として、そこからある瞬間、生み出されるものが直感なのだ。それがほとんど無意識の中で行われるようになり、どこまでそれを意図的に行っているのか、本人にも分からないようになれば、直感が板についてきたといえるだろう。さらに、湧き出たそれを信じることで、直感は初めて有効なものとなる。」

「直感は、ほんの一瞬、一秒にも満たないような短い時間の中での取捨選択だとしても、なぜそれを選んでいるのか、きちんと説明することができるものだ。適当、やみくもに選んだものではなく、やはり自分自身が今まで築いてきたものの中から生まれてくるのだ。」



「余白がなければ、直感は生まれない。リラックスした状態で集中してこそ、直感は生まれる。」



「山ほどある情報から自分に必要な情報を得るには、「選ぶ」より「いかに捨てるか」、そして「出すか」のほうが重要。」



読書「イン・ザ・メガチャーチ」朝井リョウ

発売前からずっと楽しみにしていた最新刊。

しっかりおもしろかった!

そしていろいろ身につまされるところもあった。

推し活の縮図で、推す人、推される人、そして運営側。

それぞれの深く切り込んだ内実はさすがのディティール。

知らなかった推し活手法もいっぱいあった。

メインが若い世代のアイドルやグループ事情なのもある。



もし、推し活診断や推し活マトリックスみたいなものがあったら

自分はどの辺に位置するだろうと映し鏡も感じながら。

痛烈な現代風刺を内包している。

それでいいのか?!



自分もすごく考えさせらた。

推し活は楽しいのが一番、楽しければ大丈夫と思ってた・・・

でも誰しも無害無傷ではいられない世界線なのかもしれない。

今の自分への教訓は距離感のはき違え、見つめなおす。



あと1年でも2年でも早かったら

もっと爆発してた本かも。