映画「君の名は。」 鑑賞

映画「君の名は。」は、

間違いなく2016年の傑作ですね。(^^)

 

「そんなにヒットしてるんだっ!」

「ジブリ作品以外で初の100億円突破!」

(その後、「風立ちぬ」120億円も抜いたらしい・・・)

 

この情報だけをもとに、

映画館にむかいました、

ストーリーはつゆ知らず(^^;)

 

おもしろいっ!

としか言いようがありません。

 

よくできてる!

ストーリーも素晴らしい!

作り込まれた映像美!

対等な音楽との融合!

 

まあ、なんとでも誉めれちゃうわけです。

 

あまりにもハマってしまって、

映画鑑賞後に、

同監督が執筆した小説版2冊も読破(^^)

もちろんサントラをBGMにしながら♪

 

君の名は 小説

「小説 君の名は。」/新海誠

 

映画の脚本ともいえる内容でした。

そのはず、同監督が映画制作と同時期に

自ら執筆しています。

 

少し映画にはないシーンや

補足になるような場面もあったかもですが

映像を忠実に言葉化した結晶ですね。

 

 

小説 君の名は アナザー

「君の名は。 Another Side:Earthbound」

 

こちらはサイドストーリーというよりは、

映画でいう未公開シーンでしょうか。

 

映画では描かれなかったシーンや、

バックボーンとなる背景など、

より深く映画を肉付けしてくれています。

 

「あっ、だからこうなったんだ!」

「あっ、だからこう言ったんだ!」

など、あの時のあの場面のことを

補完してくれるストーリーです。

 

 

君の名は RADWINPS サントラ

「君の名は。(サウンドトラック)」/RADWINPS

 

インストゥルメンタルじゃなくて

歌モノで本編と完全に

マッチングしている作品は

珍しいんじゃないでしょうか。

 

監督☓音楽で、

相当練りに練られたであろう、

歌詞も音楽も楽器も、よかったですね♪

 

 

実は、

映画を観る前に、なんでか先に、

サントラを聴いていたわけです。(^^;)

 

これは、

映画を観る前に、聴き込んでしまって、

音楽を覚えてしまったらマズい!

と思って早めに映画館に行ったのも事実です。

 

そのくらい、

サントラとしても強烈なインパクトをもった

秀逸な音楽世界でした。

 

ふつうだと、

あくまでも映画本編を補填する音楽は、

それだけを聴いて(映画を観ていない)、

これはいい音楽だ!

と思うことってなかなかないと思います。

 

それは悪い意味ではなく、

あくまでも映像のための音楽

それが役割です。

 

それすらも超えたところで

鳴っていた音楽でした、

僕のなかでは。

 

 

そんな感じで、

今もっとも旬で社会現象になっている

「君の名は。」

 

個人的にも、

すさまじいマイブームとなって

映画・小説・音楽と怒涛のように

その巨大な渦にのみ込まれました(^^)

 

 

うーん、

ホンネでいうと映画鑑賞の、

個人的感想は複雑に交錯しています。

 

感動した 素晴らしい と同時に・・・

重い 苦しい 強くひっかかるもの・・・

要は、過去の自分と対峙してしまった。

 

なにか、

忘れていたもの

憧れていたもの

ふさいでいたもの

置いてきたもの

振り返らないようにしてきたもの

 

そういうことを

まぶしくみずみずしく

潔いくらいに突きつけれて

あっぱれにえぐられて

胸のしこりが強烈にイタイわけです。

 

 

そんなことを言いながら、

あと何回観に行くんだろう?!

と自分の中でははっきり自覚しています(^^)

 

トリビア、ネタ、聖地巡礼など、

紐解く情報も多い「君の名は。」作品です。

 

 

なぜこの作品に、

ここまで強烈に魅了されたのか?

 

いくつかわかっている理由もあって

それは内容に触れるところもあるので

今は沈黙します。

 

もうひとつ、

自分がなぜ惹きつけられるのか

わかっていないところ。

 

「小説 君の名は。」の作者(監督)あとがきに、

そのヒントがあったような気がします。

 

丁寧にそして輝くように紡がれた

その言葉を紹介させてもらいます。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
どこかに瀧や三葉のような少年少女がいるような気がしたからだ。この物語はもちろんフィクションだけれど、でもどこかに、彼らと似たような経験、似たような想いを抱える人がいると思うのだ。大切な人や場所を失い、それでももがくのだと心に決めた人。未だ出逢えぬなにかに、いつか絶対に出逢うはずだと信じて手を伸ばし続けている人。そしてそういう想いは、映画の華やかさとは別の切実さで語られる必要があると感じているから、僕はこの本を書いたのだと思う。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

かみしめるように、

何度もこの部分は読み返しました。

尊いなにか がそこにあるような気がして。

 

 

この勢いだと、ロングラン、

なかなかDVD化までは先が長いかもです。

ぜひ映画館で体感してほしい作品です。

今年観に行った映画がこの作品だけだとしても、

きっとそれは恵まれた至福だと思います(^^)

 

君の名は。 映画

 

大きくなりすぎたポトス

我が家にたくさんいるポトスたち。

これまでにもいろいろなポトスくんを書いてきた。

またポトスか。
いやいや、いよいよ大御所ポトス現る。

 

余談。
ポトスは風水的にもいいと言われている。

  • 運気をあげてくれる
  • 自己の活性化
  • 幸運をよぶ植物

そんなことがよく書かれてある。

つまりは、
「自分を元気にしてくれる、活力を与えてくれる」

それが風水効果としてのポトス。

 

逆もしかり。

これはポトスにだけ言われることではないけれど、
植物を育てていて、植物の元気がなくなってくるのは、

育てている人の健康状態や精神状態が影響していて
それが植物に移ってしまっている、

なんてことも言われたりする。

 

そんな前置きはいいとして。

購入した当時のポトス。
ちょっとオシャレなカップ型の鉢で飾っていた。

ポトス b1

 

そのうち、他の植物たちに場所を奪われ、
なくなく室内からベランダへ追いやられる。

すると冬を越え、春をまたぎ、夏を迎える頃には・・・

ポトス b2

 

なんとここまで大きくなってしまった。

陽の光で、葉っぱも大きく、緑色も濃くなり、
ポトスはつづくよ、どこまでも。

 

ポトスは室内で、ほぼ日陰でも育つ。

そのことで勘違いして、屋外では育てられない、
と思っている人も多い。

実際に急に屋外に出したり直射日光にあてすぎると
葉焼けしてダメにしてしまう。

そこは育て方の職人ワザ!?

やはり解放的な風通しのいい屋外と、
陽の光をサンサンと浴びた植物は強い。

1年も経たずにここまで成長とは。
室内だと少なくても1年半から2年経過レベル。

つる性植物よろしく、どこまでも伸びつづけている。

ポトス b3

 

どこから見てもポトスなんだけれど、
”かわいくてインテリアにピッタリ”のレッテルを破り、

”ワイルドで小さな森”のような存在感を醸し出す。

『オレの生命力を思い知れ』と言わんばかりに。

ポトス b4

 

風水効果が抜群なのか、
ポトスも、育てている人もいたって健康ということか。

どこまで伸びるんだろう。

3年モノ、5年モノの古酒ならぬ、古緑として、
深い味わいと希少な価値が出てくるのだろうか。

でも、ポトスだよ、それ。