ひとり会議 ~質問~

◎ひとり会議の教科書

□子どものころ、なにが好きだったか?

□制限がないなら、どんな将来をのぞむか?

□自分が一番輝いていたのはいつか?

□人生で一番つらかったとき、どうやって立ち直ったか?

□知らない人が30人いる。彼らと打ち解けていく過程で、あなたは彼らになにをしてあげたいか?

□自分の得意なことはなにか? 自分の苦手なことはなにか?

□誰に手伝ってもらうといいですか?

□死ぬとき、なにを後悔するか?

□今、あなたが会いたい人は誰か?

□人生で夢をかなえたのはいつか?

□人生で一番輝いた瞬間の感情は、「体のどこらへんにある? どんなカタチをしてる? 色は? 温度は? かたさは?」

□目標はなにか? なにが上手くいっているのか? なにが上手くいっていないのか? だからなにをすべきなのか?
これらの質問により手に入れたものはなにか?

□一瞬にして今の状況を変えるには、どうしたらいいか?

 

 

■問題の問い方自体がワンパターンになっていないか

■真に問題とすべき問題ととらえているか

■過去の延長線上の発想で仮説が設定されていないか

■仮説が本質を衝いたものになっているか

■集まった情報から考えるのではなく、集めるべき情報を集めて考えているか

■必要な情報がモレなく集められているか

■間違った情報が紛れ込んでいないか

■複数の選択肢を検討して結論を導き出したか

■結論の根拠は明確か

■納得性のある結論となっているか

■行動に結びつく意思決定となっているか

 

夢・ゴール・未来からの質問

◎リーダーが身につけたい25のこと

・この10年間、何に一番駆り立てられてきましたか?
・何をしていたときが、一番ワクワクしましたか?
・何のプロジェクトに取り組んでいたときが一番燃えましたか?
・周りからのどんな言葉が、仕事のやりがいを高めてくれましたか?
・どんなときに使命感を感じましたか?

 

◎ゴール

(五年後)
・あなたのビジネスはどんな様子ですか?
・あなたは何をしていますか?
・どこれそれをしていますか?
・誰と一緒に働いていますか? あなたはどの程度の責任を負っていますか?
・あなたは何をしていますか?どんな技能や能力を身につけていますか?
・どんな目標達成を目指していますか?
・業界でどの程度の地位を得ていますか?

・今から五年後、あなたはどんな新しい知識や技能を身につけていますか?
・あなたは、どんな点が優れていると評価されているのですか?
・業界のなかで昇り詰めるのに必要な知識や技能を磨くために、毎日どんな努力をしていますか?

・週末や休暇には何をして過ごしますか?
・毎週、毎月、毎年、どれくらいの休みをとりますか?
・休みにはどこに行きますか?
・好きなように時間を使えるとしたら、一年の計画をどのように組み立てますか?

 

◎夢に日付を

・どのように社会から認められたいか?(会社)
・どんな家庭をつくりたいか?(家庭)
・どんな教養をみにつけたいか?(教養)
・将来、どれくらいのお金を持っていたいか?(財産)
・将来のあなたはどんな趣味を持っているか?(趣味)
・健康状態はどうありたいか?(健康)

 

コーチングの基本

◎コーチングの基本

・理想としている状態に近づくために自分に必要なものは何ですか?
・目標達成のためにはどんな分野の情報が必要ですか?
・自分がいまもっている知識やスキルで使えそうなものはなんですか?

・やろうと思っていて実行できていないことは何ですか?
・目標を達成するために今日からできることは何ですか?
・次回のセッションまでにどんなことをやりますか?

・あなたが大事にしている価値観は何ですか?
・環境の変化に合わせて、自分が変化すべきことは何でしょうか?
・その目標を達成することは、あなたにとってどんな意味がありますか?

・目標が達成された状態を100点とすると現状の点数は何点ですか?
・目標の達成に向けてこれまでに取り組んだこと、現在取り組んでいることは何ですか?
・取り組んだ結果、これまでにどんな変化や進展がありましたか?
・現在あなたが取り組んでいることに対して、あなたのステークホルダー(利害関係者)はどんな評価をしていますか?

・目標と現状の間にギャップが生じている原因は何だと思いますか?
・目標を達成するためにあなたが変えなくてははいけない習慣は何ですか?
・目標の達成を妨げているあなた自身の課題は何ですか?
・あなたのステークホルダーが認識している課題は何だと思いますか?

・さっそく今日からはじめられる行動、やめられる行動は何ですか?
・その行動をいつ、どこで、誰に対して実行しますか?
・その行動をさらに効果的にするために工夫できることは何ですか?
・次回のコーチングまでに達成することは何ですか?

・目標達成に向けて、今日のコーチングでは何をテーマとして扱いたいですか?(セットアップ)
・前回立てた行動計画を実行してみてどうでしたか?(現状の明確化)
・次のセッションまでにどこまで前進したいですか?(望む未来の明確化)
・そのために解決しなくてはならない課題はなんですか?(ギャップの原因分析)
・その課題を乗り越えるために取るべき行動は何ですか?(行動計画の作成)

 

読書:「続・風の帰る場所」 宮崎駿

「続・風の帰る場所」
映画監督・宮崎駿はいかに始まり、いかに幕を引いたのか

映画「崖の上のポニョ」から
映画「風立ちぬ」までの時期のインタビューを再編集。

それぞれ映画公開ごとに
ロングインタビューを雑誌「cut」で特集されていて
それを中心にまとめたもの。

この映画のこのシーンには、
そういう意図があったのか、とか読んでいておもしろい。

そして巻末に映画監督デビュー前、
「未来少年コナン」のころのインタビューも特別収録。

いろいろな意味で時代を感じるというか
その当時のアニメーションの制作環境などを
垣間見ることができる。

それにしても、一貫して筋が通っているというか、
若い頃のインタビューでも軸はぶれていない。

 

そしてこれを読みながらびっくりしたのが、
思っている以上にいろいろな作品に関わっているということ。

もちろん公式にじゃなかったり、
作品にはクレジットされていないものも多い。

でも当時はアニメーター同士のコネクションやで、
手伝う、手伝ってもらう、ということは多かったよう。

「フランダースの犬」
「じゃりン子チエ」
「ひみつのアッコちゃん」 etc

もちろん部分的な手伝いや、
第何話のみということもあるとのことで、
公式経歴にはふまえなくてもいいのだろうけれど、

ほんと作品名を聞いてもわかるくらい有名なものばかりで。

「ド根性ガエル」も開始前の作画(絵コンテ)は
頼まれたのもあり書いたらしい。

でも、あまりにも作風と違うということで、
スタッフから外れたらしい。

そんないろんな逸話が語られている。

しかも当時のインタビューなので、
かなり鮮明というか正確な記憶のなかで。

 

いわゆるミュージシャンでもそうだけれど、
スタジオ・ミュージシャンと言われる人など。

いろんな楽曲に、楽器参加している。
けれど、クレジットされることはあったりなかったり。

アートの世界ではこういうことは多いのだと思う。

特に無名時代や下積み時代とされるときは、
とにかく量をこなすことが勉強というか修行というか。

だから有名になれば、
「実はあの作品の◯◯は●●がやっていた」となるし、

そうでなければ、そういう話題も出てこない。

そういう世界なんだなあと改めて思う。

いくら宮崎駿マニアであっても、
おそらくクレジットされていない作品までも、
あさってチェックする人はごく稀だと思う。

ま、そこに宮崎駿のカラーがあるかないか、
ということに尽きるのか。

公式もしくは公表されているものは、
カラーが色濃く出ているだろうし、
お手伝い程度のものは、いちスタッフとして、ということだろう。

特に昔はアニメーションの世界は、
ほんと少ない精鋭たちで回していたことが、
よくわかる巻末インタビュー内容だった。

宮崎駿 続・風の帰る場所