月締め

9月が終わったので収支を整理してみる。

うん、がんばった。

それはいいとして、
売上・仕入・利益・経費などを眺めながら、

このくらいの売上規模だとこうなるのかとか、
いろいろ振り返る。

売上を軸に考えると
(本当は利益を軸に考えている)

仕入れにこれだけかかるのか。
手数料や備品代などの経費はこのくらいか。
ロス率やクレーム率はどのくらいだろう。
時間的な作業配分は。

そんなことを整理しながら、
「このくらいまでは達成可能なのかな?」という

次の目標設定ができる。
実現可能性が見えてくる。

 

売上をここまでにしたいという目標があったとして、

うーん仕入れにここまではかけれないな、とか、
いや時間配分からしてムリだな、とか、
今の客数や客単価をどう変化させないと難しいとか、

当たり前のことだけれどそういうことを考える。

 

なにごともシミュレーションどおりにはいかない。

でも経験・結果・成果を残すことで、
それがマイルストーンとなり “ものさし”ができる。

そして実現可能性のある次の目標を掲げられる。

 

例えば月商1,000万円と言ったところで、
原理原則は客数☓客単価となるので、

そこに現実味や可能性がなければ達成するはずない。

客数が1,000人ならば客単価は10,000円必要になる。
客単価が1,000円ならば客数は10,000人必要になる。

これって個人ビジネスではどちらも結構難しい。

そうじゃなくて、

客数が10%あがったら、客単価が10%あがったら、
そういうシミュレーションと実績を残していく。

 

ちなみに、売上を2倍にしたい場合、
客数・客単価のいずれかを2倍にすることで可能だが、

『客数1.42倍 x 客単価1.42倍』
これでも、= 売上2倍となる。

環境や戦略からして
どちらが実現可能性があるかという問題。

そもそもどちらかを2倍にできるだけの
客数のポテンシャルはあるのか?
客単価のポテンシャルはあるのか?

その環境はあるのか?
その戦略はあるのか?

売上2倍にならなくとも、どちらかを1.42倍することで、
売上1.5倍には近づくとも言える。

雲をつかむような目標を掲げていないか。
(これはのちほどー)

 

ビジネスの3大要素は「ヒト・モノ・カネ」

ヒトをかけるのか?
モノをかけるのか?
カネをかけるのか?

ビジネスを発展させるためにどこに投資するか。

 

補足すると、
小規模ビジネスならば、ここに「時間・情報」を追加する。

ヒト、モノ、カネ、をかけるには小規模で難しい場合、
時間をかけるのか?
情報をかけるのか?

時間は2倍かけれるのか?
情報は戦略や戦術として有利になる何かを持てるか?

弱者の戦法、小が大に勝つ、または戦えるだけの。

 

そういえば、最近前職の先輩に、
「好きそうな写真だから」といただいたのが上の写真。

はじめた当初は、
自分のなかの経験やものさしがないから、

月商◯◯万円 月収◯◯万円とか簡単に行くんじゃね?!

くらいに思っていた。

がしかし、実践していくなかで、
現実とその継続がいかに難しいかを思い知らされる。

いつしか夢見た目標が、雲をつかむような目標に。

遠すぎて、得体のしれない、あやふやで、漠然としていて・・・

 

でも、一歩一歩成長していくことで、
もしかしたら雲をつかめるんじゃないかという
ひとすじの希望が見えてくる。

そのための月締め。
一喜一憂するためのものじゃない。

これからも雲をつかむことはできないかもしれないけれど、
『つかみたい!』と手を伸ばしつづける。

そこに実現可能性や希望があるかぎり。

 

利益はここまで狙えるかな。
今年中にはこのラインまでもっていけるかな。

そんなマイルストーンとなる月締め。
必ず波はあるのでならして俯瞰で見ることが大切。

 

1枚のもらった写真からここまで広げてみました。

・・・・

というわけではないのだけれど。
写真と月締めのコラボで頭のストレッチができました。

ありがとうございました。

立場や年齢の垣根を超えて言わせてもらうなら、

過去一緒に働いたことのある仲間は
その環境こそ移り変われど

いつまでも互いに「仕事人」として戦友である。

刺激しあいながら、互いを認め、鼓舞する。

誰かの成長した姿が自分への鼓舞励みになり、
”負けられない!”と、また明日からがんばれる。

 

ともあれ、
離れても気にかけてもらっているのはありがたい。

またみんなで楽しく笑いあえる日がくるといいなー。

 

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