個人ビジネス最大のリスク

ビジネスにはたくさんのリクスがある。
それは会社でも個人でも同じ。

たとえば個人で物販をしているならば、

在庫を抱えるリスク
キャッシュフローのリスク
赤字のリスク

もっと具体的には、

仕入先とのトラブル(商品,支払)
顧客とのトラブル(クレーム)

大なり小なりいろいろな問題が潜む。

それを日常的に管理し、
自分でマネジメントしていく必要がある。

問題発生から問題解決を一手に担い、
かつ再発防止まで構築していく。

 

それはさておき、
個人ビジネスの最大のリクスといえば、

『健康』

これに尽きる。

 

もし会社なら、体調不良で数日休もうが入院しようが、
誰かが自分の業務を担ってくれる。

もちろん止まる仕事もあるかもしれない。
でも一部であり、会社が止まることはない。

そして、休んだあいだの収入も止まることはない。

 

これが個人だと、すべてが止まる。
仕事も収入も。

 

もしも健康問題で1ヶ月入院しないといけなくなったとき、

  • 瞬間的に収入ゼロになっても蓄えはあるのか
  • 業務は止まっても大丈夫な仕組みか
  • 業務は誰かに任せられる仕組みか

考えるだけでゾッとするけれど、こういうことは起こりうる。

まさか自分は・・・と思っていても。
事故、病気、急なアクシデント。

いつも日常的にまわっている環境が、
急に立ち行かなくなる状況に。

 

想定外のアクシデントはしょうがいないにしても、
起こりうる、想定できることは事前に念頭に持っておく。

それがまさにリスクマネジメント。

 

こういった「健康でいられること」のありがたさと、
日々健康でいることの大切さは痛感するようになった。

小さい話、風邪をひくことすら神経質になった。

風邪で寝込んでしまったら、
回復したあとの、仕事のたまり具合を考えただけで恐怖。

 

会社のときも、
風邪で平気で休めるとは捉えていなかったけれど、

助けてくれる誰かがいたおけげで、
安心して体調回復に専念することもできた。

今なら風邪が長引こうものなら、
おそらく回復優先よりも、這ってでもきつくても、
最低限の仕事は毎日しないといけないだろう。

仕事が滞るリスクのほうが計り知れないから。

 

個人ビジネス最大のリスクは『健康』であり、
リスクマネジメントの最たるものは『健康』だろう。

 

余談。

会社に属していないと、
「日常生活がコントロールできてうらやましい」と言う。

たしかに日々のやることや時間には自由がある。

一方で。
知り合いが結婚して16連休をとる。
その間、結婚式~新婚旅行(イタリア11日の旅)へ。

これまたある意味会社人だからこそなせるわざ。

その間仕事から解放されていいなー、と思う。
だって仕事も誰かが進めてくれるし、
16連休したって、その月の給与はいつもと変わらない。

 

最終的には、
働き方や環境に関わらず、

やはり「幸せなこと」のひとつに、
『健康でいられること』は大きなウエイトを占めてくる。

自分自身、家族、友人、職場、
自分に関係する人の健康をみんな願う。

『健康』を当たり前と思わずに、
過信、慢心、することなく、
『健康をつづける』ための努力はしないといけない。

自分のためにも、周りのためにも。

 

食生活は?
運動は?
たばこ・お酒は?
ストレスは?
起床時間や睡眠は?

見つめなおすところばかりだ。
気持ちは若くても、カラダは若くない。

慢心して蓄積して、
取り返しのつかない状況になる前に。

あー、人間ドックでも行こうかな。
そういう対象年齢にも入ってきているような。。。