洋服を買いに行く。

ちゃんとした洋服を買うのなんて
いつ以来だろう。

ちゃんとした?

ちょっとしたTシャツや普段着とかを
除いてという意味。

 

今月の予定で、
ちょっとしたフォーマルな場に行くので、

せっかくだからと新調してみる。

かたちから入ることも大切。
楽しみにしている予定がより楽しみになっていく。

 

たまにはフォーマルというか、
紳士的な格好も悪くない。

仕事で着るスーツとはまたひと味違う。

ジャケットだとパンツも選択肢が増えるので
色の組み合わせや質感、素材まで。

それに合わせる靴、時計、アクセサリー、バッグ。

小物までこだわりだしたらきりがないし、
そういったトータルコーディネートは、

普段の買い物、ファッションコレクションの積み重ね。
一気にはそろえられない。

 

今回はトータルコーディネートしなくても大丈夫。
新調したいパーツだけを買えばいい。

てか目移りするので、これしか買わないと決めて、
ショップに乗り込む。

 

思ったよりもおさまりがいい。
いろいろなシーンで重宝しそう。

急なコンパとか?!
急なデートとか?!
急な婚活パーティーとか?!

いやいや急な目上の方とのお食事とか。

冠婚葬祭以外で、フォーマルな格好をしたいときに。

 

いつも窮屈なフォーマルな格好は肩がこるけれど、
たまには嗜みとしても必要。

いつも居酒屋じゃなくて、
たまにはオシャレな、上品、高級感のある料理店へ。

そこで味わえる感覚や感動もあるし、印象にも残る。
エチケットや周りの客層など学ぶこともある。

ま、こういうことはビジネス書や自己啓発書にも
よく書いてある定番なこと。

 

たとえば、
ジャケットは少し高価だけれど、

ひとつ光るものがあればトータルがよく見える。

ジャケット2,000円 シャツ1,500円 だと、
そんな感じだなーと見えるだろうけれど、

ジャケット20,000円 シャツ700円 だと、
シャツもすごく高価に見えてきたりする。

そうやって上手にやりくりしたり、
そこに古着を合わせる人もいるだろう。

そういうやりくりや組み合わせをするのも
またおもしろい。

 

どこかに1点集中する効果は高い。
そこを起点に周りを引き上げる効果がある。

これは服、インテリアのみならず、
仕事においてもいえることだけれど。

 

紳士的な大人の階段。
もうそろそろ登らないといけない御歳かもなあ。

20代の頃はそんな背伸び感が浮いてる気がして
イヤだったし、してこなかったんだけど。

そろそろ地に足をつける感じで、
似合う自分を仕立てていくことも必要かなあ。

自分磨きは終わらない。
もちろんカタチだけじゃなくてね。

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