専門書:「自分で作れる! おしゃれなWebサイト」 レビュー

WordPressと紹介されているテーマ(デザイン・テンプレート)を使って、
難しそうと敬遠してきた人でも、
自分だけのおしゃれなウェブサイトができる。

手順をカラー図解もふくめて丁寧に説明している本です。

「HTML&CSSの知識もデザインセンスも不要!」
■プロのテンプレートを利用したおしゃれなデザイン
■ブログ感覚で投稿できて更新しやすい
■そんな今どきのWebサイトが作れます!

というキャッチフレーズ通りの本になっています。

 

具体的には大きく4つのウェブサイトパターン

  • 写真やイラストが中心のポートフォリオサイト
  • 告知や記事の投稿が多い情報系サイト
  • 時系列に情報を見せるブログ風サイト
  • ショップカードのように使うシンプルなサイト

といった目的別にテーマや手順を紹介してあります。

 

上の4つのパターンは、さすが、よく使われる状況ですよね。

カメラが趣味だったり、旅行、子供の成長記録などに使える
ポートフォリオサイト。

ショップや料理店など情報量が多く、更新頻度の高いものに使える
情報系サイト。

ブログだけでなく、趣味・音楽・書評、サークルの情報共有など
時系列に投稿記事が流れるブログ風サイト。

ショップカード、名刺代わりのように、シンプルなページを作るサイト。
(ランディングページとしても応用できる)

 

本当に “今風” なおしゃれなサイトが作れます。

もちろん本書で紹介しているテーマやパーツを使ってにはなりますが、
別に使わなくても、デザインや見映えは参考にできるかと思います。

こんなサイトがつくりたいな、というイメージはしやすくなると思います。

 

Amazonレビューなどでもおおむね好評価ですね。
「このとおりにできた」という方が多いです。

また他のワードプレス専門書に比べて、女性が多いのも特徴的でした。
わかるような気がします。

 

専門書:「WordPressプラグイン100選」 レビュー

WordPressの機能を簡単に拡張できる「プラグイン」の即戦力となる
ベスト100を紹介しています(WorsPressバージョン3.5対応)

実際に使うユーザーの視点で
100個のプラグインの基本情報、メリット、デメリット、
プラグインにまつわる解説、インストール方法、設定方法、
設定後の結果、さらに使用感までを解説しています。

 

目次としては

  • 第1章 [機能拡張] WordPressの機能を拡張・改良するプラグイン
  • 第2章 [コンテンツ] 写真や動画などWordPressのコンテンツに関連するプラグイン
  • 第3章 [ウェブマスター] WordPress管理者が活用するプラグイン
  • 第4章 [ユーザービリティ] ユーザーの利便性を向上させるプラグイン
  • 第5章 [SEO] 検索エンジン最適化対策を行う為のプラグイン
  • 第6章 [SNS] WordPressとソーシャル・ネットワークを繋ぐプラグイン
  • 第7章 [セキュリティ] WordPressを守るセキュリティ対策プラグイン
  • 第8章 [バックアップ] データベース管理やバックアップ関連のプラグイン

 

ワードプレスのユーザ視点で、
ありとあらゆる100個のプラグインが紹介されています。

そして本書の5つの特長として下記紹介されています。

■特長1■安心してインストールできる!
プラグインはオープンソースなのでウィルスなどの危険も多いが、著者が安全性を確かめた上で紹介しているので最初から安心して現場で活用できる。

■特長2■最適なプラグインが迷わず選べる!
同じようなジャンルや機能のプラグインが多い中、実践的で即、使えるプラグインをお薦めしているので、迷ったり選ぶ手間が省ける。すぐに最適な機能・環境が享受できる。

■特長3■想定外の便利なプラグインに出会える!
プラグインでできることは、どんどん拡大していますが、その情報を得るのは困難。本書で「こんなこともできるのか!」というプラグインに出会う方も多いはず。

■特長4■活用している 「使用感」までイメージできる!
ただのプラグインの紹介書籍ではなく、ユーザーの視点で、どんな印象を抱くか等、利用しているイメージや使用感まで把握できる。

■特長5■日本人には敷居の高い海外のプラグインも明快な[日本語解説]!
日本人には解読が困難な英語等のプラグインも、すべて日本語でわかりやすく解説しています。

 

同じようなプラグイン紹介書で、
「プロが選ぶWordpress優良プラグイン辞典」があります。

こちらとも半分くらいは重複していますが、
紹介程度なプラグインもあるのに対して、
本書では全てのプラグインが紹介だけでなく丁寧に解説もされいます。

2冊を比較して、どちらがというよりも、
紹介プラグインの内容などを実際に手にとって確認しながら、
「自分にとって必要な、使いたいプラグインが多く紹介されている」本を、
選ぶことをおすすめします。

あえて言うなら、
本書「WordPressプラグイン100選」が初~中級者向け
別書「プロが選ぶWordpress優良プラグイン辞典」が中級者以上 かもしれません。

WordPress実践経験のあるなしや、
英語に抵抗あるなしで変わってきます。

 

専門書:「プロが選ぶ WordPress優良プラグイン事典」 レビュー

安心・多機能・使いやすいプラグインを
目的別に厳選して紹介しています。

「こんな機能があったらいいのに」をプラグインで解決してくれます。

プラグインを活用してWordPressの機能をどんどん拡張すれば、
更新時の作業効率は格段に向上しますし、
画像ギャラリーを作成したり、
ECサイト機能をもたせることも可能です。

公式ディレクトリに登録されているプラグインだけでも
23,000以上だそうです。

そんななかからひとつひとつを試すこともできませんし、
どのプラグインが最適・最良なのかも判断が難しいところです。

 

そんな悩みを一気に効率的に解決してくれるのが本書です。

定番のものから、現場の細やかなニーズに沿ったものまで、
実用的なプラグインを幅広く掲載しています。

 

WordPressコミュニティの第一線で活躍する
エキスパートな執筆陣によって厳選されたプラグイン集です。

詳細紹介が46本、簡単紹介が33本、
計79個のプラグインを紹介しています。

ある意味定番ものが多いのも
初心者や導入部としては助かると思います。

なかなか「こういうのがあったらいいな」的な
プラグインをWeb検索しても、お目当てのものが見つかりません。

ちょっと違う 類似プラグインが多くてどれがいいかわからない ・・・。

そもそもキーワードなどで検索をかけますので、
自分の検索方法・検索ワードが間違っていれば、
得たい情報がヒットしない、ということも起こってしまします。

 

そういうことを考えても、
時間短縮や効率的にプラグイン選びができると思います。

むやみにプラグインを増やすのも
動作や容量上あまりよくはありません。

厳選された目的にあったものが探せると思います。

●どんなプラグインを入れたらいいのかわからない入門編
●どんなプラグインがあるかもあまり知らない入門編
●こんなプラグイン知らなかった中級編

いろいろな対象の方に参考になると思います。
私もほとんどこの本を参考にしてプラグインを10-20個試してみました。

Webサイトなどでも検索をしますと
「ワードプレスに入れておきたい厳選プラグイン15個」などが
たくさんヒットします。

そのほとんどは定番ものですが、
そのほとんどがこの本でも紹介されています。

 

目次から紹介しますと

■Introduciton WordPressプラグインを活用するために知っておきたいこと
WordPressとは/WordPressのしくみ/WordPressプラグインの利用方法……etc

■CHAPTER01 デザイン&UI
Background Manager/Image Widget/NextGEN Gallery……etc

■CHPATER02 ビジネスサイト機能
WP SiteManager/WP Total Hacks/Google XML Sitemaps……etc

■CHAPTER03 エディタ支援
Duplicate Post/wp-flickr-press/TablePress……etc

■CHAPTER04 多デバイス対応
Multi Device Switcher/Ktai Style/Wptouch

■CHAPTER05 ソーシャル系
Feedback Champuru/Facebook/WP Social Bookmarking Light……etc

■CHAPTER06 サイト管理・運用
Broken Link Checker/WP Multibyte Patch/Head Cleaner……etc

■CHAPTER07 ユーティリティ
Auto Post Thumbnail/Yet Another Related Posts Plugin/Search Everything……etc

 

知らない人にはわからない英語ばかりですが、
ある程度ワードプレス実践者には、
おなじみの名前、有名なプラグインが並んでいます。

別書プラグイン紹介書籍「WordPressプラグイン100選」もあります。
プラグイン本としては、本書と上記別書の2冊くらいになると思います。

Amazonレビューや、実際に手にとって内容確認、
どちらか1冊を選べばOKだと思います。

 

専門書:「本格ビジネスサイトを作りながら学ぶ WordPressの教科書」 レビュー

WordPress導入から運用まで、入門から応用まで、
本格的に使いたい人へ、愛読者も多い定番書です。

教科書という名のとおり、手順通りにサンプルサイトを作りながら、
Wordpressをマスターしていくための本です。

本気で本格的に腰を据えて勉強するつもりの方ならば、
いろんな本に手を出すよりも、この本を最初から最後まで実践し、
マスターするほうが、身につくことも多いと思います。

たしか最近「教科書2」も発売されていると思います。

 

ただしHTML5 CSS PHP の知識がない人にはかなり難しい本です。
上級者向きです。

あまりにも紹介されることの多い良書ではありますが、
一度購入前に実際に手にとって内容を確認することをおすすめします。

またAmazonレビューなどで購入者の意見が多く寄せられています。
初心者から上級者の方まで、いろんなレベルの方の意見ですので、
自分のレベルに当てはめながら参考にできると思います。

 

ほんと目次を見るだけでも、初心者向けでないことだけはよくわかります。

第1部 基礎編

  • CHAPTER1 まずは表示させてみよう
  • CHAPTER2 基本サイトの構築
  • CHAPTER3 ユーザビリティ向上

第2部 発展編

  • CHAPTER4 SEO対策
  • CHAPTER5 コミュニケーション
  • CHAPTER6 アクセス解析
  • CHAPTER7 SLLによるセキュリティ

第3部 応用編

  • CHAPTER8 発展的な機能を使う
  • CHAPTER9 プラグインを作成する
  • CHAPTER10 ハイパフォーマンス化

 

専門書:「ガンガン集客したい人のかんたんWordPress入門」 レビュー

本書タイトルとは裏腹に、ゼロからワードプレスを勉強できる良書です。
初心者にはうれしいインストールの流れから丁寧に紹介されています。

WordPressは難しいという先入観や固定概念、
一度トライしたけどすぐに挫折してしまった、
食わず嫌いでなかなかワードプレスに手が出せない・・・

そんな方たちの悩みをすぐにやさしく解説、解決してくれる本です。

全体像がきれいに整理されていて、
ひとつひとつ順を追って手順が紹介されています。

 

例えば、いざワードプレスをはじめようと思ったとして、
ひとつひとつの難関が待ち構えているわけです。

サーバーって? (レンタルサーバーの契約方法)
ドメインって? (独自ドメインの取得方法)
インストールって? (クイックインストール手順)

これをそれぞれWeb検索したりすると
膨大に時間もかかってしまいますし、
なにより初心者には見る情報すべてがちんぷんかんぷんです。

また行き着いたページによっていろいろと違いがあります。
書かれていること、手順、おすすめ、などなど。

さて、どの情報をチョイスして、
なにを手引きに実践していったらいいものかと。

 

そういった初心者ならでは、ゼロからはじめる人ならではの悩みを、
本書は一気にスッキリ解決してくれます。

おそらく時間短縮にもなりますし、
効率的・効果的にWordpressを始めることができると同時に、
変な先入観や挫折感を味わうこともつまずくこともなくなります。

これから始める人は右も左もわかりません。
ワードプレスの有益な情報源も、ワードプレスの数ある専門書から、
どれを選んでいいものかも。

間違いなく本書はそんな方に役立つ良書だと思います。

 

Amazonレビューなどでも好評価でした。

早い方で2時間、ゆっくりやっても1-2日で、
簡単にWordpressデビューできています。

しかもレビューしているほとんどの方がゼロからです。

 

また、FacebookやTwitterの連携、SEO対策への機能導入など、
かゆいところに手が届くような内容も有り、
一気にサイト構築ができます。

これからワードプレスを挑戦したい方、まったく知識がなくても大丈夫、
理解度も深まり、実践的です。

 

あえてクギをさすならば・・・
タイトルにある「ガンガン集客~」はやや誇張ですね。
(未来への明るい展望か)

この箇所に関する実践的なことや手法、
SEO対策に関しては述べられていません。
(そもそもそれは対象が中~上級者になります)

それを差し引いても、良書であることは間違いありません。