子供に誇れる仕事がしたい

去年くらいから、仲良くしている。
前の会社の同僚ではあるが、あまり同じ職場になる機会がなく。
会社を辞めてから、はじめて付き合うようになった、くらい。

たまあに飲みに行ったりするけど、ほんと楽しそうにしている。
話をするのが楽しいのか、酒を飲むのが楽しいのか、よくわからない。
おそらくどちらもだろうとは思う。
仕事の話からプライベートな話、雑談まで、ほんと時間があっという間に過ぎる。

 

そんな彼が、とある飲みの日、
「子供に誇れる仕事がしたい」と言った。
別に重い空気でもなく、そこまで煮詰まってでもなく、なんか明るくさらっと口にした。

誰しも一度は思うこと。
もちろん常に思っていることかもしれない。

でも人前でなんの躊躇もなくさらっと言いのける人をあまり見たことがない。(笑)
そのくらい前向きな明るい性格な人。

自分も楽観的な性格なほうだとは思っているけど、
こっちがああだこうだとウンチクをたれる話に、
「先がどうなるとかわからないし、今が楽しければいいじゃないですかー」とさらっと言う。

決して投げやりな感じではなく。
無鉄砲ではないが、好奇心旺盛。楽しむがモットー、なのかな。
これには正直自分が励まされたというか、救われた思いをしたことがある。

もちろん言うだけじゃなくて、
今も楽しんでいるし、今もこれからも楽しもうとしている。
いろんな新しいことにも楽しみながら挑戦している。
たぶんこれからもこんな感じでやっていくんだろう。

子供に誇れる仕事が、彼にとって今なのか、これから先なのか、はわからない。
会社の大小でもないし、ステータスでもないし、待遇でもないし。
仕事そのものだったり、周りの先輩や仲間だったり、
自分がそれを好きがどうかだったり。
そっちのほうが大切なような気がする。

でも、仕事も「楽しむ精神」なら、
彼はいつでも「子供に誇れる仕事」をするんだと思う。(笑)
仕事でも趣味でも、楽しんでいる親の背中を見て、うれしくない子供はいないから。

Yくん、誕生日おめでとう!